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平成21年第1回定例会 環境文教委員会 本文 開催日:2009年03月18日
平成21年第1回定例会 環境文教委員会 名簿 開催日:2009年03月18日

  • "火葬場使用料"(/)
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  1. 生駒市議会 2009-03-18
    平成21年第1回定例会 環境文教委員会 本文 開催日:2009年03月18日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯委員長(下村晴意君) おはようございます。ただ今から環境文教委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、お手元に配布いたしております次第に基づき順次審査を行いますので、ご了承願います。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯委員長(下村晴意君) それでは、ただ今から審査いたします。  1審査事項、(1)議案第22号、生駒市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容につきましては過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。中谷委員。 3 ◯委員(中谷尚敬君) 別に反対とか賛成とか違うねんけど、この体育施設条例で、この井手山のテニスコートを廃止したいという条例やと思うんですけれど、もう今現在、テニスコートないのに、先にこの条例を出すのが順番と違うかなと私は思うんですけど。無くなったことがええ、悪いじゃなしに、その計画があるからええねんけど、先にその条例を出しといて、それが可決したらテニスコートを無くすというのが普通の筋道と違うんかなと思うんです。その辺の見解はどうですか。 4 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 5 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) おっしゃるとおりでございます。県の歩道橋の架け替え工事が今年度工事ということで、急を要するということで、私どもの施設を先に撤去いたしてしまいましたこと、こういう理由もございましたし、実は、今回の施設は再整備ということで整備をさせていただこうということでございましたので、体育施設条例の一部を、プールの手数料等を見直しながら改正をさせてもらったらいいんじゃないかなというようなことも選択肢の中にありまして、提出するのが今になってしまいました。新条例でプールの条例は定めていこうということが決まりましたもので、決まってからは早急に出そうということで今になってしまいましたんですが、今後はこういうふうなことにならないように気を付けてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 6 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 7 ◯委員(中谷尚敬君) その件はそんでええんですけど、今、課長の話の中に、これ、橋の架け替えが済んだらまたテニスコートができるの。できひんのとちゃうの。 8 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 9 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 当初は再建築もさせていただきたいというふうには考えておりましたんですが、スペース的なもので、建物の上に載せるとかという話も実はしておりましたが、やはり費用的なものが相当かさむということで、残念ながら再建築ができない状態になってしまいました。ご了承、よろしくお願いいたします。 10 ◯委員(中谷尚敬君) 結構です。 11 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。
                 (「ないです」との声あり) 12 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。樋口議員。 13 ◯委員外議員(樋口清士君) 1点だけ確認なんですけども、テニスコートの需要というのは今現在どの程度のものなのか。特に、土日は混んでいると思うんですけども、要はその需要に対して2面無くなるということについて、どのようにお考えなのか、この点だけちょっとお聞かせください。 14 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 15 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) ご指摘のように、平日には比較的余裕がございますが、土日になりますと、テニスコートも80%を超える需要がございます。この2面が無くなりましたことによりまして、浄化センターのプールが5面ございますが、ここに利用が今殺到しております。副議長ご存じのように、浄化センタープールはテニスの競技で押さえる部分もたくさんございますので、今後、競技で押さえる日程を調整いたしまして、できるだけ一般に開放していただけるように考えてまいるつもりでございますので、よろしくお願いいたします。 16 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「はい」との声あり) 17 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第22号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 18 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第22号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 19 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(2)議案第12号、平成20年度生駒市一般会計補正予算(第7回)の当委員会関係分を議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「説明をお願いします」との声あり) 20 ◯委員長(下村晴意君) では、説明をお願いいたします。清家生活環境部長。 21 ◯生活環境部長(清家 衛君) 失礼いたします。議案第12号、平成20年度生駒市一般会計補正予算の生活環境部が所管いたします部分につきまして、ご説明を申し上げます。  議案書の16ページをお願いいたします。  本補正につきましては、市営火葬場煙突改修工事を平成21年度に予定しておりましたが、今般、国の補正予算措置による地域活性化生活対策臨時交付金を活用すべく、平成20年度事業として実施するため、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4、環境衛生費の補正前の額に工事請負費に当たる3,800万円を追加し、1億1,316万7,000円に増額補正をお願いするものでございます。  なお、改修工事の設計業務の委託期間が本年3月31日までとなっており、年度内施行が困難なことから、議案書11ページの繰越明許費補正のとおり平成21年度に繰越しをお願いするものでございます。  市営火葬場は昭和47年に建築され、37年が経過しましたが、昨年度実施いたしました劣化耐震強度診断の結果、コンクリートの風化や煉瓦の剥離などが見られ、建て替えをする必要があったため、本年度煙突改修工事の設計を行い、来年度に工事を実施する予定でございました。  続きまして、同じく、款、衛生費、項、清掃費の清掃センター施設整備事業における繰越明許費の補正についてでございます。清掃センターでは、可燃性粗大ゴミ破砕機を設置するため、平成20年度から21年度までの債務負担行為を設定させていただき、昨年12月議会で工事請負契約についてご承認をいただいたところでございます。契約後、設備機器の詳細設計協議を行っておりますが、協議に時間を要し、設備機器の製作開始時期が当初予定しておりました1月から3月以降となり、平成20年度分の完成出来高払いができなくなったため、9,996万円を平成21年度に繰越しをお願いするものでございます。  なお、工事全体の工期変更はなく、竣工は予定どおり平成22年3月末を予定しております。  以上が生活環境部に関します補正予算の概要でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 22 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪教育総務部長。 23 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) おはようございます。  続きまして、教育総務部が所管いたします補正予算につきましてご説明を申し上げます。  議案書の17ページをお願いいたします。  今回の補正につきましては、年次的に進めております学校の耐震化に係る耐震補強工事のうち、生駒小学校西館、生駒台小学校北館、本館、新館、生駒中学校体育館の耐震補強工事3件につきまして、平成21年度に工事を予定しておりましたが、国の平成20年度補助事業として採択されたことによりまして、予算上前倒しをお願いするものでございます。  また、パソコン等の情報教育機器の購入及び生駒南、生駒北中学校の校内LAN整備工事、並びに学校給食センターボイラー設備更新工事につきましても、国の地域活性化生活対策臨時交付金を活用することが可能となったことから、補正予算をお願いするものでございます。  議案書の17ページでございます。歳出といたしましては、款8、教育費、項2、小学校費では、情報教育用備品購入及び生駒小学校と生駒台小学校の耐震補強工事に係る管理委託並びに工事請負費で、補正前の額に2億3,240万円を追加し16億7,745万円に、また、同じく教育費の項3、中学校費では、LAN整備工事及び生駒中学校の耐震補強工事に係る管理委託と工事請負費で、補正前の額に3,560万円を追加し、12億4,113万円に増額補正をお願いするものでございます。  続きまして、議案書18ページの同じく教育費の項6、保健体育費では、学校給食センターのボイラー設備更新に係る工事請負費といたしまして、補正前の額に2,640万円を追加し、12億715万8,000円に増額補正をお願いするものでございます。  次に、歳入でございます。  議案書の13ページをお願いいたします。  まず、耐震補強工事に係る歳入といたしましては、款14、国庫支出金、項2、国庫補助金、目4、教育費国庫補助金の補正前の額に1億5,425万1,000円を追加し、5億896万円に増額するものでございます。  次に、議案書14ページをお願いいたします。  款21、市債、項1、市債、目5、教育債といたしまして、小学校債及び中学校債、合わせて7,550万円の増額をお願いするものでございます。  なお、議案書11ページの繰越明許費でございます。11ページをお願いいたします。  小学校費及び中学校費の情報教育推進事業と保健体育費の学校給食センター整備事業につきまして、学校の運営に支障が生じないよう平成21年度の夏季休業期間中を予定しておりますことから、それぞれの費目で翌年度に繰り越して事業を予定させていただいております。  また、小学校施設整備事業につきましては、後ほど契約議案の際にご説明をさせていただきますが、現在工事を進めております生駒台小学校南館改築工事について、春休みを利用して工事を行う必要が生じましたため、5億540万円を繰り越すものであり、先ほどの生駒小学校西館、生駒台小学校北館、本館、新館の耐震補強工事2件を合わせまして、7億4,540万円の繰越しをお願いするものでございます。  次に、生駒中学校改築事業に係ります生駒中学校体育館耐震補強設計業務につきましては、国の補助用件であります二次診断の判定を行う公的機関の判定委員会が非常に混み合っているという関係から、年度内に業務を終えることができないため273万円の翌年度への繰越しをお願いいたすもので、生駒中学校体育館の耐震補強工事と合わせまして3,973万円の繰越しをお願いするものでごさいます。  以上、教育総務部の所管に係ります補正予算でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 24 ◯委員長(下村晴意君) 次に、長田生涯学習部長。 25 ◯生涯学習部長(長田二郎君) それでは、生涯学習部に係ります補正予算につきまして、ご説明申し上げます。  議案書の14ページをお願いいたします。  歳入の款15、県支出金、項2、県補助金、目7、教育費県補助金、節4、保健体育費補助金の補正額150万2,000円でございます。これにつきましては、平成21年度に奈良県を主会場といたしまして開催されます全国高等学校総合体育大会2009近畿まほろば総体のソフトボール会場となるイモ山公園グラウンド、北大和グラウンド、井出山グラウンドの整備工事に係ります経費が、地域活性化事業総合補助金の追加募集分として補助対象となり、経費の3分の1でございますが、補助金として交付決定されましたので、歳入の増額補正をお願いするものでごさいます。  なお、歳出につきましては、20年度の当初予算に計上させていただいておりまして、現在工事は執行中でございます。  次に、議案書の18ページをお願いします。  歳出の款8、教育費、項2、社会教育費、目2、公民館費、節15の工事請負費でございます。これにつきましては、国から地域活性化生活対策臨時交付金が交付されることになりましたことから、この交付金の一部を改修時期を迎えております中央公民館のエレベータ改修に使用させていただきたく、工事請負費で826万円の増額補正をお願いするものでございます。  なお、歳入につきましては、議案書の13ページでございます。款14、国庫支出金、項2、国庫補助金、目6、総務費国庫補助金の地域活性化・生活対策臨時交付金8,806万2,000円の一部を使用させていただくこととなります。また、本予算の執行につきましては21年度になりますことから、議案書の11ページでございますが、繰越明許費補正におきまして、本工事費826万円を全額21年度へ繰越しをお願いするものでございます。  以上でございます。どうかよろしくご審査をいただきますようお願い申し上げます。 26 ◯委員長(下村晴意君) 本案について、これより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 27 ◯委員(塩見牧子君) 今の教育費のイモ山と北大和と井出山の整備工事についてなんですけども、これは、高校総体が開催されるに当たりまして、その会場となることからの整備工事ということですけれども、練習グラウンドはどこになるんでしょうか。学校のグラウンドが使われるとお聞きしてるんですけれども。 28 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 29 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) ご指摘のように、最寄りの学校のグラウンドをお借りするということで、今、県の実行委員会が学校の方に交渉に行っている状況でございます。 30 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 31 ◯委員(塩見牧子君) 恐らくこれは夏休み期間中の使用になるかと思うんですけれども、学校のグラウンドを夏休みであっても学童保育の子なんかが使うことがあるんですけれども、その辺の調整とか、どのように考えておられますでしょうか。 32 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ課長。 33 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) この度の総体に関しましては、本来でしたら各市に実行委員会を置いて段取り等を進めてまいりますが、今回は奈良県1個の実行委員会ですべて物事を運んでおりまして、そこから指示が来ますと、うちの方で交渉に行ったりするんですが、今のところすべてその実行委員会で交渉の方を進めておりますので、生駒市ではその状況が今のところは余り詳しくは伝えられておりません。申し訳ございません。 34 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 35 ◯委員(塩見牧子君) そういった夏休みも使う子たちがいるということを配慮していただきながら、今後進めていただきたいと思います。 36 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 37 ◯副委員長(中浦新悟君) 小学校費の情報教育用備品の購入費ですが、これは、入札等々の状況をちょっと教えていただけますか。分からないですか。パソコンを購入するんですよね。それの購入先、入札されると思うんですけれども、それはどういった今状況になっているのか。 38 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 39 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 20年度で、今年度で申しますと、また予算をいただきました後に全体を入札させていただいて、一般ではなくそういった関連の登録業者全体で入札をしていこうと思っています。 40 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 41 ◯副委員長(中浦新悟君) これからということですよね。 42 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 43 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございますか。白本議員。 44 ◯委員外議員(白本和久君) 火葬場の耐震化なんですけれども、この工事期間は何カ月ですか。 45 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 46 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 耐震化というよりも煙突の改修工事でございます。工期は、今の設計では4カ月と見込んでおります。 47 ◯委員(塩見牧子君) 白本議員。 48 ◯委員外議員(白本和久君) 結構です。  もう一つ、今ソフトボール会場になるというように聞いてますねんけど、インターハイの。これは何校来て、大体何人ぐらい応援する保護者の方が来られると予想されているんでしょうか。 49 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 50 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 申し訳ございません。今チーム数はちょっと調べさせていただいております。市に来られる方は、選手、役員、応援の方を含めて3万2,000人を実行委員会の方で予想しております。 51 ◯委員(塩見牧子君) 白本議員。 52 ◯委員外議員(白本和久君) その3万2,000人は、この生駒市に3万2,000人来るということですか。 53 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 54 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) そのように聞いております。生駒市に来られる方が3万2,000人ということです。 55 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。酒井議員。 56 ◯委員外議員(酒井 隆君) この今、市営火葬場の件でちょっとお聞きしたいんですけど、これは、本年はこの予算で執行されるようですけども、もし分かったら、過去3年から4年ぐらい前から幾らほどお金をかけてこられたんかなということをちょっとお聞きしたいんですけど。 57 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 58 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 火葬場全体の耐火煉瓦のはり替え、台車の修繕等で毎年大体修繕料として四、五百万程度でございます。 59 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 60 ◯委員外議員(酒井 隆君) これ、こんなもんに費用対効果ということ自体がおかしいんですけど、今見られたら、ほんそこですわ。それ、市街地の中で火葬場、まだこれからずっと続けていかれる予定と言うのか、ほかに何か方策は考えておられないんでしょうか。 61 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 62 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 現在のところ、耐用年数が火葬場の場合50年とされておりまして、今37年経過しております。もうちょっと先を見据えた、中長期的には何らかの検討が必要かと思っておりますけれども、現在のところ最も老朽化しておるという煙突の改修工事を考えておるところでございます。 63 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 64 ◯委員外議員(酒井 隆君) ダイオキシンンとかいうような公害が発生するような要素のある施設ですわね。何かダイオキシンンを除去するような装置を付けておられるとか、私の認識するところでは、あれは野焼きに近い。ただそういう囲いをしてて、そこへ火をつけてぱっと燃やして。野焼きとほぼ変わらんような状況の公害発生の、発生のやなしにもう公害が発生してるわけなんです。ですから、耐用年月50年とおっしゃっても、物によってはもう替えなあかんもんは替えないかんし。そやから、もう市街地で、そこで公害を既に発生させるような原因をつくっとるんやから、今年この金額でもう予算を組んではるねやからしようがないけど、また来年、再来年において、ちょっといいことを考えられたらどうかなと。というのは、もう今、経済状況が非常に悪いし、隣の町の平群へ行っても、もう葬式の車、霊柩車がもう要らんねん。ものすごい簡素化されて、ものすごいスマートや。恐らく、お金は分からんけど、ほとんど葬儀料、あんまりかからんとやっておられると思うんですよ。人口二、三万のところでもあれぐらいのことをやってはるのやから、生駒市11万7,000ほどの人口で、もう本当、ええとか悪いとかじゃなしに、もうみすぼらし過ぎる。今やったら、火葬場へお連れして、ぽんと入れて、火つけて、急速冷凍をぽんとかけて、1時間あったら骨拾いできるような設備、施設がもうたくさんあちこちにあるんやから、もうこんな野焼きはちょっとやめて、ほかのこと、学校の耐震も必要やけど、だけどこういうことも、これから高齢化でどんどん需要が増えるんやから。そこら辺をちょっと1回見据えていただいて、施策を執行していただきたいと要望しておきます。 65 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。
                 (「なし」との声あり) 66 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第12号の当委員会関係分については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 67 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第12号の当委員会関係分については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 68 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(3)議案第32号、生駒市小学校東館改築工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  それでは、本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 69 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 70 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第32号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 71 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第32号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 72 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(4)議案第33号、生駒台小学校南館改築工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「結構です」との声あり) 73 ◯委員長(下村晴意君) 本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 74 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 75 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第33号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 76 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第33号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 77 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(5)議案第34号、壱分小学校校舎増築工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。  なお、本案については、地方自治法第117条の規定により山田議員の退室を求めます。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「説明をお願いします」との声あり) 78 ◯委員長(下村晴意君) 説明をお願いいたします。大津輪教育総務部長。 79 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) それでは、議案34号、壱分小学校校舎増築工事請負変更契約の締結についてご説明を申し上げます。  議案書の74ページをお願いします。  本案につききましては、昨年6月議会で契約の議決をいただきましたが、既設校舎の非常放送設備が故障し修理はしたものの、設置後27年が経過しており完全な修理は困難となったことから、今回の増築棟からの接続に際しまして、音声案内等による機器へ交換をしたことから、当初契約金額に1,460万3,400円を増額し、1億7,972万6,400円に変更をお願いするものでございます。  なお、工事は工期内の平成21年3月31日までに竣工する予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 80 ◯委員長(下村晴意君) 本案について、これより委員による質疑等に入ります。  中谷委員。 81 ◯委員(中谷尚敬君) この契約議案だけじゃなしに、意見として言うだけやけど、3つの契約案件ありましたね。前、本会議や議案説明会で、現場を精査したらそういうのが出てきたということやねんけど、計画とか設計の段階で何でそんなことが分からなかったんかなと。ただ机の上で計画や設計だけしてるだけ違うんかなと。3件が3件とも要するに増額。そら、見つかったから直すのは仕方ないけど、もっと計画の段階や設計の段階で分かることもあったんと違うかなというのが、ちょっと私はふに落ちない。反対はしないけれど。これは意見として、何か答弁することあったら、してくれたらええけど。なかったら聞いといてください。 82 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪教育総務部長。 83 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) おっしゃることはごもっともだと思います。工事をするに際しましては、学校とも十分調整をしながら、既設の図面も含めて調査はしておるんですけれども、今回の変更の中で、既設校舎の関係とか、そういうことの変更もございますし、工事を進める中で、物が建っていく中で、学校から現物を見ながら、ここをこういうふうにちょっとこうしてほしいというような変更も、それは額が割と小さいんですけれども、そういった変更も含まれてまいります。今後は十分調査をした上で設計を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 84 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。塩見委員。 85 ◯委員(塩見牧子君) 過日の説明によりますと、この放送設備が故障した原因というのは落雷によるものだと伺ったんですけれども、この落雷はいつの落雷なんでしょうか。 86 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 87 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今回、故障で、落雷が原因ではないかという、確証はないんですけれども、8月に落雷がありました。 88 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 89 ◯委員(塩見牧子君) 今回は落雷が原因と特定はできていないということなんですか。 90 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 91 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 原因ではないかと推測をしている状態でございます。 92 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 93 ◯委員(塩見牧子君) 落雷対策ということで、この放送設備のみならず、いろんな家電製品ですとか情報機器であるとかそういったものの対策はどのようになっておりますでしょうか。 94 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 95 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 新しい設備につきましては、そういう避雷設備も装置も付いておりますし、パソコン等でしたら避雷装置用のタップを使っているような場合も多いと思います。 96 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 97 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。酒井議員。 98 ◯委員外議員(酒井 隆君) 今、委員さんの方からちょっと意見を言われたんですけど、私も同じ考えを持っておるわけなんです。過日ちょっとお聞きしたら、この役所に一級建築士が5人おられるということをお聞きしまして、一級建築士の方が5人もおられて、設計屋が積算して設計して、なおかつこんなに3件が3件とも補正予算を組まなあかんというようなことはちょっとおかしいと思うんです。もうちょっとまじめに、真剣に、自分のお金だと思って積算をしていただかないと、どこで、どこかで無駄が出ていると思うんです。だから、指摘だけしときます。5人もおられるんやから。一級建築士というたら、すばらしいんですよ。その方が5人もおられるんやから、もうちょっと、後で変更契約をしなくても済むような設計を、監理をしていただけたらと思っておりますので、ちょっと注意しておきます。 99 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 100 ◯委員外議員(宮内正厳君) 今、説明を聞いとったんですけど、放送施設、落雷等によって、そこの改修も含んでいると理解したらええんでしょうか、この金額というのは。ではないんでしょうか。 101 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 102 ◯教育総務課長(峯島 妙君) それは、額の中の大きなものであるということで、これだけではございません。 103 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 104 ◯委員外議員(宮内正厳君) その額は大体幾らぐらいを見込んでおられますか。 105 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 106 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今、説明がありました老朽化による既設校舎の非常用放送設備の改修に伴うということにつきまして、約574万円を見込んでおります。 107 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 108 ◯委員外議員(宮内正厳君) これは、京和さんがその施設の改修も同時にやられるということなんですか。 109 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 110 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そうです。 111 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 112 ◯委員外議員(宮内正厳君) よく分からないんですけども、どんな技術を持っておられるのか分からないんですけども、放送設備の改修ということですね。放送機材等。京和さんというのはそういう技術を持っておられるのですか。 113 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪教育総務部長。 114 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 建築工事につきましては、電気設備等も含めて入札なり契約をしております。その中でその業者さんが責任を持って施行していただくということでございます。 115 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 116 ◯委員外議員(宮内正厳君) その部分がわざわざ突出したということだから、逆に言えば分離発注という方法もあるんではないかなと一瞬思ったんですよ。そういう方法をとらなかったのはなぜかなということなんですけど。 117 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪教育総務部長。 118 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 本体工事が大きな額で契約をしております。入札をして落札率も低いと。そういう落札率も適用して工事を契約いたしますので、また、現場で当然工事を進める中でしていただくということで、別発注よりも効率がよいということも含めて。もう1つは、増築するスペースに接続すると、この新しい校舎との連携ということも含めまして変更契約をさせていただきたいと思います。 119 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 120 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第34号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり)
    121 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第34号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 122 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(6)議案第2号、平成21年度生駒市一般会計予算の当委員会関係分を議題といたします。  それでは、予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。清家生活環境部長。 123 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、議案第2号、平成20年度生駒市一般会計予算の生活環境部が所管しております費目についてご説明を申し上げるのでございますが、ご説明の前に、おわびと訂正をお願い申し上げます。  予算に関する説明書の63ページをお願いいたします。目5、環境保全対策費の節13、委託料の説明欄に、「環境基本計画策定業務等委託料」とございますが、正しくは、「環境基本計画推進業務等委託料」でございます。訂正しておわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。  それでは、説明書の35ページ後段から36ページをお願いいたします。  項1、総務管理費、目11の交通対策費のうち、生活環境部が所管いたしておりますものは、交通事故防止と交通安全意識の高揚を図るため、交通安全運動や交通安全教室を実施するとともに、放置自転車防止指導員を配置し、不法駐輪防止対策並びに自転車駐輪場、駐車場の維持管理など、交通安全対策の推進に要する経費でございます。  続きまして、37ページから38ページにかけての目14、諸費のうち、生活環境部が所管いたしておりますものは、子どもたちの安全の確保及び市民の防犯意識の高揚を図るため、子ども110番の家の拡充や小学生等を対象に犯罪被害防止の出前教室の開催、また防犯パトロールや青色防犯灯設置の推進を図るとともに、法律相談、行政相談などの相談業務等に要する経費でございます。  次に、少し飛びまして、62ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4の環境衛生費につきましては、街路灯、防犯灯の設置や維持管理並びに火葬場の適正な管理運営に努めるとともに、別途補正予算をお願いして実施いたします煙突改修工事に伴う休業時の市外火葬場使用料補助に要する経費、また、飼い犬や飼い猫の避妊手術に対する助成制度を見直し、新たに地域環境整備補助事業として地域猫対策に取り組むなど、地域環境の整備に要する経費でございます。  続きまして、同じく62ページ後段から63ページにかけましての目5、環境保全対策費につきましては、大気、水質等の測定調査や河川の水質改善、並びに河川環境の美化と景観の向上に要する経費、また平成21年度からスタートする新環境基本計画の推進に当たり、市民、事業者、行政の協働の核となる市民環境会議の設立や、新たな表彰制度である生駒市環境賞の設置、また地球温暖化防止対策の一環といたしまして住宅用太陽光システム設置補助事業を継続するとともに、新規事業といたしまして循環型エネルギーとして活用が望まれておりますバイオディーゼル燃料の精製事業に取り組むなど、環境保全に要する費用でございます。  続きまして、64ページの項2、清掃費、目1の清掃総務費につきましては、職員の人件費と、償却灰の最終処分地フェニックス計画に係る建設事業負担金が主なものでございます。  次に、64ページから65ページにかけての目2、ごみ処理費につきましては、一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの効率的かつ適正な収集運搬処理を行うとともに、集積所までのごみ排出が困難な高齢者世帯等を対象に戸別収集を実施し、負担軽減、安否確認など、サービスの向上に努めます。また、循環型社会の構築を目指し、資源ごみ等の分別収集に加え、より一層リサイクルの推進を図るため、新規事業といたしまして、これまで埋立処分いたしておりましたガラス瓶残さ等につきましても再資源化に取り組むとともに、市民団体と協働して陶磁器のリユース、リサイクルの推進に務めます。さらに、廃プラの全市収集の実施に向け、引き続きモデル事業を実施するとともに、収集処理経費の抑制を図るため、可燃ごみ全体の効率的な収集運搬処理体制の検討調査業務を行うなど、ごみの減量化、処理経費の削減対策等に要する経費でございます。  引き続きまして、65ページから66ページにかけてましての目3、ごみ処理施設費につきましては、清掃リレーセンター及び清掃センターの維持管理等に要する経費でございますが、清掃センターの運転管理につきましては、平成21年度から22年度までの債務負担行為を設定させていただき、民間事業者の創意工夫による業務の効率化と経費削減を図るため、長期包括運営委託契約の締結に向けた導入調査業務等を行うとともに、本年度から実施しております可燃性粗大ごみ破砕機の設置工事などに要する経費でございます。  次に、66ページの目4、し尿処理費につきましては、し尿の収集運搬業務委託等に要する経費が主なものでございます。  続きまして、66ページ後段から67ページにかけての目5、し尿処理施設費につきましては、エコパーク21の運転、維持管理等に要する経費と、新規事業といたしまして、清掃センターと同じく長期包括運営委託契約の締結に向けた調査、検討等に要する経費、及び下水道の普及に伴い処理能力に余裕が生じておりますので、山田川浄化センターの汚泥処理を一部引き受けるなど、施設のより適切、効率的な運転管理などに要する経費でございます。  次に、少し飛びまして、73ページ後段から74ページをお願いいたします。  項2、商工費、目5の消費生活費につきましては、消費者の権利の確立や利益の擁護、増進を図るため、各種啓発活動に取り組むとともに、消費者保護条例の運用、消費生活センター及び消費生活審議会の運営等に要する経費でございます。  以上、簡単でございますが、生活環境部が所管いたします予算の概要でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 124 ◯委員長(下村晴意君) 次に、古川水道局長。 125 ◯水道局長(古川文男君) 続きまして、水道局が所管いたしております費目につきましてご説明をさせていただきます。  63ページをお願いいたします。下段でございます。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。節19、負担金補助及び交付金をお願いしたいと思います。浄化槽設置整備補助金でございます。浄化槽の設置補助事業につきましては、生活排水による河川環境の水質汚濁防止、また生活環境の保全を図るために合併処理浄化槽の設置者に対しまして補助金の交付に要します経費を計上させていただいております。なお、補助の予定は120基でございます。  次に、84ページをお願いしたいと思います。これも下段でございます。  款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。この費目につきましては、一般会計から下水道事業特別会計へ8億1,778万1,000円の繰出しをお願いするものでございます。後ほどの下水道事業特別会計におきまして歳入として計上いたしてございますので、併せてよろしくお願いいたします。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 126 ◯委員長(下村晴意君) 次に、大津輪教育総務部長。 127 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) それでは、続きまして、教育総務部に係ります予算につきましてご説明申し上げます。  まず、88ページから89ページをお願いいたします。  項1、教育総務費の目1、教育委員会費でございます。この費目は教育委員会及び事務局の運営等に要する経費でございまして、昨年度に引き続き教育委員会の活動につきまして、学識経験者の知見を活用しながら点検評価を行い、講評いたします。また、すべての幼稚園、小中学校で実施しておりますスクールボランティア事業や有償の学生ボランティア等による学びのサポーターを全小中学校及び適応指導教室へ派遣するなど、学校が本来の教育活動に専念できるような環境づくりに努めてまいります。さらに、子どもたちの確かな学力育成のための検討委員会からの提言を踏まえ、新たに伝え合う力の育成事業といたしまして、学校図書館活性化のための司書を小学校3校にそれぞれ週1日ずつ派遣いたします。また、平成23年度から始まる新学習指導要領に基づき、小学校五、六年生の外国語活動に対し、市独自でALTを派遣するととともに、外国語に慣れ親しむため学年を引き下げて小学校三、四年生におきましてもALTを派遣し、英語活動に取り組んでまいります。  続きまして、89ページから90ページにかけましての目2、心の教育活動事業費でございます。いじめや不登校等に対応するための経費でございまして、新たに社会福祉士の資格を有するスクールソーシャルワーカーを教育支援施設に配置いたします。また、スクールカウンセラーを現状の12名から1名増員し、相談体制の充実を図ってまいります。また、昨年度に開設いたしました通級指導教室エルにつきましても市独自の取組といたしまして引き続き機能強化に努めてまいります。  続きまして、90ページから91ページにかけての項2、小学校費の目1、学校管理費でございます。この費目は、小学校の管理運営及び施設整理に要する経費でございます。平成20年度から実施をしております小学校1年生の30人学級編制を校舎増築等により教室が確保できたことから小学校全校において実施いたします。さらに、学校創造推進事業と併せて命の大切さを学ばせる体験事業を実施し、特色ある教育活動の推進に努めてまいります。また、教職員用のパソコン購入など、円滑な学校運営のための環境整備にも努めてまいります。  続きまして、91ページから92ページにかけましての目2、教育振興費でございます。この費目は、小学校で使用する教材及び備品の購入や、学校図書館用の図書の充実に要する経費でございます。  続きまして、92ページでございます。  目3、小学校施設整備費につきましては、年次的に進めております学校施設の耐震化事業につきまして、生駒東、鹿ノ台、桜ヶ丘、あすか野の各小学校の校舎及び体育館におきまして耐震診断を実施するとともに、真弓及び俵口小学校は校舎の耐震化が完了していることから体育館の耐震診断を実施するものでございます。なお、これによりまして、全小中学校の耐震診断が完了することとなります。また、使用料及び賃借料では、昨年度に実施いたしました生駒小学校、壱分小学校の増改築の際に設置した仮設校舎リースに係る費用でございますが、一時的な児童数の増加に対応するため、引き続きリース契約を行うものでございます。なお、平成20年度と比較いたしまして、9億7,872万3,000円の減額となっておりますが、主な理由といたしましては、工事請負費で減額となったものでございます。平成20年度は生駒小学校、生駒台小学校、壱分小学校の3校の改築、増築工事を実施させていただきましたが、平成21年度は生駒小学校の西館、生駒台小学校北館、本館、新館の耐震補強工事2件を予定しておりましたが、国庫補助の関係から補正予算及び繰越明許をお願いしておることと、各小学校への扇風機の設置が完了したこと等によりまして減額となったものでございます。  続きまして、92ページから93ページにかけましての項3、中学校費、目1、学校管理費につきましては、中学校の管理運営及び施設整備に要する経費でございます。教材作成や教務事務など、業務効率の向上のため教職員用パソコンの更新や英語指導助手に係る外国青年招致事業等に要する経費が主なものでございます。  続きまして、93ページから94ページにかけましての目2、教育振興費につきましては、中学校で使用する教材及び備品の購入に要する経費でございます。各教科教材、設備の充実や自然体験学習推進補助に必要な経費を計上しております。  次に、94ページの目3、中学校施設整備費でございますが、昨年度に実施いたしました耐震診断の結果、補強が必要である鹿ノ台中学校校舎及び体育館の耐震補強設計に要する経費や生駒中学校の公共下水道接続に係る受益者負担金等を計上させていただいております。なお、生駒中学校校舎改築事業費につきましては、平成19、20年度の2カ年の継続事業として工事を実施してまいりましたが、この度、事業が完了することから廃目となっております。  続きまして、94ページから95ページにかけての項4、幼稚園費、目1、幼稚園費でございます。この経費は、幼稚園の管理運営や各園の施設整備、また講師の配置に要する経費等を計上しております。また、子育て支援に係ります施策といたしまして、引き続き預かり保育を実施するほか、3歳児保育につきましても施設の整備が整ったことから、すべての幼稚園で入園希望者の全員受入れを行う予定でございます。  次に、95ページから96ページにかけましての目2、幼稚園施設整備費でございますが、老朽化によります高山幼稚園の園舎の屋根、廊下の屋根の改修工事等に要する経費のほか、小中学校に続きまして新たに幼稚園舎の耐震化を図るため、生駒幼稚園舎の耐震診断を実施いたします。  少し飛びまして、100ページでございます。  項5、社会教育費、目4、人権教育推進費でございます。この費目では、あらゆる差別を無くすため、生駒市人権施策に関する基本計画の基本理念であります個人が尊重される共生社会の実現と、豊かな人権文化の創造に基づき、人権教育の推進に努めてまいります。内容といたしましては、人権教育講座、人権教育リーダー養成講座、人権広場等を実施するための経費や、生駒市人権教育推進協議会、生駒市人権教育研究会、在日外国人保護者の会への補助等の支援を引き続き実施いたします。  次に、108ページから109ページをお願いいたします。  項6、保健体育費、目3、学校給食センター運営費でございます。この費目は学校給食センターの管理運営及び施設整備に要する経費で、調理用備品の更新及び施設補修に要する経費のほか、学校給食検討委員会運営に要する経費を計上させていただいております。なお、検討委員会では、引き続き食育について調査研究をしていただき、給食センターと小中学校がより一層連携を深めることにより子どもたちへの食に関する指導の充実に努めてまいります。  最後に、109ページの目4、学校給食材料費でございますが、給食を提供するための食材を購入する経費でございまして、平成21年度から給食費を値上げさせていただくということから増額となっております。より一層子どもたちに安心で楽しみとなる給食を提供してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 128 ◯委員長(下村晴意君) 次に、長田生涯学習部長。 129 ◯生涯学習部長(長田二郎君) それでは、続きまして生涯学習部に係ります予算をご説明させていただきます。  説明書の96ページをお願いいたします。  項5、社会教育費でございます。まず、96ページから97ページにかけましての目1、社会教育総務費でございます。この費目は、主に生涯学習部内の事務等に係る経費を計上いたしております。本市における子ども読書活動の推進を図るため、生駒市子ども読書活動推進計画実践会議を引き続き開催いたします。また、生涯学習推進基本方針を踏まえまして、昨年度から開催いたしております市民カレッジ大学コンソーシアム事業でございますが、今年度は提携大学を増やし充実してまいります。また、生涯学習まちづくり、人材バンク事業の実施、いきいき楽習まつりの開催など、広く市民への生涯学習の機会と場の提供を行い、併せて関係団体の支援にも努めてまいります。さらに、男女共同参画施策をより一層推進するため、女性総合カウンセリングや法律相談などの実施、啓発冊子等の発行や、各種講座の開催などを通しまして、情報提供や啓発に努めてまいります。  次に、97ページ中段からから98ページにかけましての目2、公民館費でございます。この費目は、公民館の管理運営及びいこま寿大学の運営、各種講座等の開催に要する経費でございます。なお、いこま寿大学につきましては、自主的、意欲的な学習を通じて高齢者の方々が地域社会で生涯学習推進者となっていただけるよう引き続き努めてまいります。  次に、98ページ下段から99ページにかけましての目3、図書会館費でございます。この費目は図書会館運営に係る経費が主なものでございまして、生駒市子ども読書活動推進計画の施策の1つといたしまして、市内の幼稚園、保育園、小中学校等に独自に作成いたしましたブックリストを配布いたしますとともに、掲載いたしました図書をセットにいたしまして幼稚園や小学校に団体貸出しを行ってまいります。また、昨年10月から健康課とタイアップして実施しておりますブックスタート事業及び夜間開館の運営を本年度も引き続き円滑に実施してまいりたいと考えております。このほか、帝塚山大学公開講座、図書館教養講座、おはなし会の実施など、本を通じて豊かな心がはぐくめる市民の本の広場となるよう各種の事業を行ってまいりたいと考えております。  次に、100ページ下段から101ページにかけての目5、青少年健全育成費でございます。地域青少年リーダー育成研修会等の実施や、PTA、子ども会などの育成団体の支援を行いますとともに、子どもの居場所づくり事業といたしまして放課後子ども教室を引き続き実施してまいります。  続きまして、101ページの目6、野外活動施設費でございます。生駒山麓公園野外活動センターの維持管理に要する経費でございます。なお、本年度は4月から6月の3カ月間の管理経費を計上させていただいております。  次に、101ページ下段の目7、文化振興費につきましては、市民の創作、文化活動の発表の場としての市民文化祭の開催などに要する経費を計上させていただいております。  次に、102ページの目8、芸術会館費でございます。芸術会館の維持管理並びに市民を対象といたしました各種講座や市民川柳大会等に要する経費を計上させていただいております。  次に、102ページ下段から103ページにかけましての目9、文化財保護費でございます。古文書、仏像、埋蔵文化財等の調査及び報告書の作成を行いますとともに、宝山寺所有の重要文化財、獅子閣の保存、修理などに対しまして補助を予定しております。また、埋蔵文化財保存活用整備事業といたしまして、遺跡から出土いたしましたものの再整理を行い、所蔵文化財の有効活用を前年度に引き続き進めてまいります。さらに、貴重な文化財を保存、展示する郷土資料館施設の設置に向けまして検討いたします。また、文化財マップの出版など、市民が身近に生駒の歴史・文化に触れ、学ぶことができる機会の創出に努めてまいります。  次に、103ページ中段から104ページにかけましての目10、コミュニティセンター費でございます。この費目は、生駒セイセイビル内のコミュニティセンター施設の維持管理に係る経費でございます。  次に、同じく104ページ上段から105ページにかけましての目11、南コミュニティセンター費でございます。この費目は、南コミュニティセンターの維持管理及び新春書き初め大会を始めとしました各種行事等の開催並びに図書館南分館の運営に要する経費を計上させていただいております。  次に、105ページ上段から106ページにかけましての目12、北コミュニティセンター費でございます。この費目では、北コミュニティセンターの維持管理及び奈良先端科学大学院大学との連携事業を始めといたしました各種行事等の開催、図書館北分館の運営に要する経費を計上させていただいております。  次に、106ページから107ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。児童・生徒の各種健康診断に係ります学校保健経費及び市民体育大会を始めとした各種体育行事等の開催経費並びにスポーツ振興基本計画の策定に要する経費を計上させていただいております。  最後でございますが、107ページ下段から108ページにかけましての目2、体育施設費でございます。この費目は、体育施設の維持管理と整備に係ります経費でございます。なお、本年度は、屋内プール等を備えました井出山体育施設の建設に係る経費及び本市がソフトボール競技の会場となります2009近畿まほろば総体に係る経費を計上させていただいておりますので、昨年度に比べまして5億2,000万円余りの増加となっております。  以上が生涯学習部に係ります予算でございます。どうかよろしくご審査いただきますようお願いを申し上げます。 130 ◯委員長(下村晴意君) 説明は終わりました。本件について、これより委員による質疑等に入ります。  中谷委員。 131 ◯委員(中谷尚敬君) 3点ほどお聞きします。火葬場の管理運営について、煙突工事をされるということで、先ほど委員外議員さんからの質問で工期は4カ月ということを聞いたんですが、いつからいつを思っておられるんですか。 132 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 133 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 先ほどちょっと工期4カ月と白本議員の説明で答えましたけれども、すみません、休業中が4カ月でございまして。申し訳ございません。工期につきましては、設計がまだ完成しておらないということもありますので、正式には分かりませんねんけれども、概ね6カ月、8カ月必要かと思っております。先ほど4カ月が火葬場の休業に要する期間と考えております。 134 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 135 ◯委員(中谷尚敬君) ちょっと今の説明、おかしいん違う。4カ月休業して、工事6カ月かかったら、どうなんの。 136 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 137 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 今回、煙突の工事ということで、ステンレス製の煙突を考えております。したがいまして、工期、工事が始まるというのは、工場製作の期間から全部含めます。そして4カ月間につきましては、今のある煙突を撤去し新しいものを立てると。その火葬場を休業しなければならない工事の期間が4カ月ということでございまして、工場製作を入れると、まだ正確には決まっておりませんけども、6カ月、8カ月かなと思っております。 138 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 139 ◯委員(中谷尚敬君) 市外の火葬場で補助金を出されるということやねんけど、これは一律か、何ぼで一律なんか、その辺ちょっと教えてもらえますか。 140 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 141 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 今考えておりますのは、近辺では平群の火葬場が町外料金8万円となっております。生駒市の場合の市内料金が6,000円でござます。その差額につきまして、領収書をもとに、その差額について補助させていただきたいと考えております。 142 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 143 ◯委員(中谷尚敬君) 差額全額を補助するいうことですね。 144 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 145 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 払われた金額と生駒の市内料金との差額を補助させていただくと考えております。 146 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 147 ◯委員(中谷尚敬君) 平群の野菊の里以外はどうなるんかな。みんな料金はそれぞれ違うと思うんやけど。 148 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 149 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 例えば飯盛霊園でしたら、実際に払われた金額から生駒市の市内料金を引いたその額でございます。 150 ◯委員(中谷尚敬君) それで1,600万円余りの予算をとってはるわけやね。 151 ◯環境政策課長(杉本 勉君) はい。 152 ◯委員(中谷尚敬君) 大体計算したら分かんねんけど、何人ぐらいを想定されてるのかな。 153 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 154 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 4カ月といたしまして、19年度でしたら、一月に大体55件程度を予想しております。19年度の実績でいきますと、一月五十三.幾つかということでしたので、55件を予定しております。 155 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 156 ◯委員(井上充生君) 平群あるいは飯盛霊園とかが使えるということなんですけども、例えば手続きはどういふうにされる予定なんですか。例えばそれを使いたい、飯盛霊園を使いたいとなれば、勝手にそこの家が飯盛霊園に申し込むわけなんですか。手続き上はどないなるんですか。 157 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 158 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 手続き上は、多くは葬儀屋さんが代行されると思うんですけれども、使われる方が飯盛霊園なり平群町なりに申請していただいて、そこで使用料を町外料金等でお支払いいただいて、その後、差額について生駒市の方に請求していただくということを考えております。 159 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 160 ◯委員(井上充生君) 今まで平群は平群のを持ってたという経緯もあって分かるんですけど、今、飯盛霊園を出されたんですけど、例えば奈良なんかでもオーケーということなんですか、それでしたら。 161 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 162 ◯環境政策課長(杉本 勉君) はい。基本的にオーケーと考えております。 163 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。
    164 ◯委員(中谷尚敬君) 続けてお願いします。高齢者の世帯別、戸別のごみの収集を行ってはりますけれど、これはスムーズにいってるのか、どういう状況なのか。 165 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 166 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 高齢者の戸別収集でございますが、昨年9月から実施させていただいております。現在50世帯の方のご利用をいただいております。当初ホームヘルパーの方からの相談で収集の方を決定しておったんですけれども、最近は民生児童委員さんの方からの紹介とかいうことで増えております。以上でございます。 167 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 168 ◯委員(中谷尚敬君) 増える傾向にあると思うねんけど、まだまだ知らない人がおられるように聞いてるので、ちょっとその辺、周知徹底をよろしくお願いしときます。 169 ◯委員長(下村晴意君) 関連ですか。塩見委員。 170 ◯委員(塩見牧子君) この戸別収集につきましては、別途料金を収集業者さんにお支払いしているんですか。 171 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 172 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 家庭ごみ、すべて無料で行っております。 173 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 174 ◯委員(中谷尚敬君) 最後の質問ですねんけれど、郷土資料館施設の検討に入るということですねんけれど、どういう検討をされるのか、市内でそういうあれをつくられるのか、それともまたよそからそういう知識のある方を審議会なりをつくってされるのか、その辺をちょっと教えていただけますか。 175 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 176 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 資料館の開設につきましての検討でございますけど、現在、生駒市の中に歴史学習を受け持っておられる民俗会とかあるいは現在審議会の5人の先生方がおられます。そういう先生方も含めて市民の公募を募りまして、市民の皆さんにも入っていただいて、歴史学習を進めるに当たって、どういう形でやっていったらいいかというものも含めてコンセプトをつくり上げた上で検討していきたいと思っています。 177 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 178 ◯委員(中谷尚敬君) それは、どれぐらいの年次計画いうんか、計画を持って考えておられるんですか。 179 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 180 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) ただ今のところ、歴史資料館という形で中央公民館別館を資料館に持っていきたいとは検討している最中でございます。中谷委員さんもご存じのように、中央公民館別館というのは昭和10年に生駒町時代に建てられた物件で、近代的歴史的遺産というような形で来年度でも登録有形民俗文化財というような形で国の方に登録させていただこうかと思っております。そういうふうな近代的な歴史のある建物でございますので、歴史資料館として活用するにはいいかなと、今のところ考えております。 181 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 182 ◯委員(中谷尚敬君) 山崎のところですね。外は残して、言うたら中を改装するとかいう感じになるわけやね。 183 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 184 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) ただ今申しました登録有形文化財という制度でございますけど、文化財保護法の改正によりまして、建物の外観を4分の1以内の改修、中の改修につきましては、レストランに用いてもいいし、あるいは資料館に用いてもいいというような形で、報告義務だけで終わっておりますので、そのような形で検討したいと考えております。 185 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 186 ◯委員(中谷尚敬君) 私事で、私事言うたらおかしいんですけど、私の地域で乙田浄瑠璃という人形があるんですけど、生駒市から補助をもらって管理はしとるんですけど、何せトタン張りやから暑さとか湿気に弱いわけやね。だんだん色あせてくるわけ。そやから、できるだけ早く、いいもんは今、芸術会館かどっかに預かってもうてんねんけど、まだまだいろいろありますんで、早急によろしくお願いしときます。 187 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 188 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 今、中谷委員さんがおっしゃいました乙田の浄瑠璃につきましては、県の指定文化財になっております。また、それ以外に市の文化財も今年度2件増やしたばかりでございます。そういう部分も含めまして、今現在、発掘調査をした上で保管しております須恵器等の埋蔵物もたくさんございますので、古代から近代というような流れの中で浄瑠璃の有形文化財も含めて展示して、また歴史学習に活用していきたいと思っております。 189 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。有村委員。 190 ◯委員(有村京子君) 予算案の概要の20ページ、新規で地域環境整備補助で地域猫対策というのを今度新たにされるのですけれども、どういったものか説明していただきたいんです。 191 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 192 ◯環境政策課長(杉本 勉君) これにつきましては、現在、飼い犬、飼い猫に対しましては避妊・不妊手術に対して補助をさせていただいております。しかしながら、これにつきまして、あくまで不妊・去勢手術というのは飼い主の責任であるということから、今回新たに地域猫、つまりあちこち、駅前周辺でしたら、特に松ヶ丘であったり北新町であったり、いわゆる野良猫がいろいろおる状態にあります。そして、むやみにその猫を捕獲したりすることはできませんので、やむなくえさをやったりしておられる方もおられますし、一方、そのようなことによってごみをあさったりとかいうようなことも出ております。これらにつきまして、地域の方がいろいろ取り組んでおられると。やっぱり繁殖制限を自治会でもってされておられるところもあります。これらにつきまして、補助をさせていただこうと考えております。そのような不妊手術をされる場合の手術補助ということでございます。 193 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 194 ◯委員(有村京子君) 地域猫というのは、不特定多数によってえさをやるだけの猫ではなくて、きちっと健康管理したり、あるいは排泄のお世話をしたりと、結構大変なんです。この地域猫対策というのは、やっぱりそれを今現在やられている幾つかの団体があって、そこから要望が上がってきたわけなんでしょうか。 195 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 196 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 自治会によっては要望を強く求められたところもございます。 197 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 198 ◯委員(有村京子君) 私は猫が大好きですので、こういう方法はとっても有り難いと思いますので、この地域猫というこういう方法が生駒市の各地に広がっていくことを望んでおります。また、地域のコミュニティの醸成にもなると思いますので。 199 ◯委員長(下村晴意君) どうぞ、有村委員。 200 ◯委員(有村京子君) 予算案の21ページ、市民環境会議のことでお聞きしたいのですけども、結構これについては、事務所を借りたり、専従の職員が配置されていたりして、かなり力を入れていらっしゃるんですけども、もう少し詳しい説明をお願いいたします。 201 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 202 ◯環境政策課長(杉本 勉君) ご承知のとおり来年度から新しい環境基本計画が始まります。これを推進していくために、何かの推進組織の設立が望まれるわけなんです。その推進組織の事務所という形で、今回予算化させていただいておるものでございます。具体的に推進組織、どういうことをしていただくと考えておるかと。現在の時点では、策定委員会の委員さんを中心とする準備会の設立に向けて今動きがあるわけなんですけれども、その後、推進組織ができてきますと、毎年の年次行動計画の作成であったりとか、プロジェクトの実施、実施内容の点検、評価、計画の見直し、年次報告等、計画の進行管理を実行していただく組織と考えております。 203 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 204 ◯委員(有村京子君) ここの事務所に専従の職員とかは配置されるんでしょうか。 205 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 206 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 専従の職員は、市費で今のところ考えておりません。願わくは、この推進組織の方々、ボランティアで運営していただけたら、そこの事務所におられる方というのは。それから、そこまでいくまでの間、例えば準備会の段階においての事務局代行的なことはしばらくの間行政がつかさどることになるかも分かりません。 207 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 208 ◯委員(有村京子君) ここのメンバーは、環境基本計画策定委員の方がメンバーになられるわけですか。 209 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 210 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 策定委員さん、事業者、市民の方が二十何名かおられます。それに加えて、中間発表会の前後にサポーターの皆さんも十五、六名おられます。それ以外にももっと広く集めていって、準備会としてはそこら辺でスタートするわけなんですけども、推進組織を立ち上げる場合においては、これも今、準備会の中で話し合われております。最初からその組織をつくって、どんどん来ていただけたらいいじゃないか、いやいや、準備会のままでいろんな活動をしながら広めていったらいいじゃないかという2つの意見があります。どちらともまだ決まっておりませんねんけれども、いずれにいたしましても、より多くの皆さんに入っていただく組織にしたいと考えています。 211 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 212 ◯委員(有村京子君) 進め方でお聞きしたいんですけれども、今までは環境基本計画を作成するということで、机上の作業だったんですけれども、この市民環境会議というのは、その机上の作業プラス実際に菜の花プロジェクトがあればここの会員の方が自ら土を耕し、種をまきという、そういう動き方をされるんでしょうか。 213 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 214 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 先ほども申しましたとおり、まだその会議自体が準備会を設立しようかという段階ですので、まだちょっと分かりかねます。  それから、策定委員会ですけれども、机上の作業もありましたし、実際に現地、いろんな環境の施設も見て回ったりもされておりました。 215 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 216 ◯委員(有村京子君) そしたら、28ページのスクールソーシャルワーカーについてお聞きしたいと思います。スクールソーシャルワーカーの配置については、何名をどこに配置されますでしょうか。 217 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 218 ◯教育指導課長(西井久之君) 1名を教育支援施設に配置したいと思っております。 219 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 220 ◯委員(有村京子君) まだスクールソーシャルワーカーの認知度は高くありませんし、人材的にもなかなか確保するのが難しいと聞いていますけれども、なぜ今そのスクールソーシャルワーカーを配置されようと思われたのでしょうか。 221 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 222 ◯教育指導課長(西井久之君) このスクールソーシャルワーカーにつきましては、昨年度、県の派遣事業として生駒市に既に入っておりました。県の方が国の補助の仕方を変えまして、補助事業ということになりまして、奈良県としてはスクールソーシャルワーカーの派遣事業を断念せざるを得なくなったということですので、私どもの方として、既に入ってもらっている人、たくさんの相談にも乗っていただいている中身ですので、市の派遣として、今回、市の事業の中に入れさせていただいたということです。 223 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 224 ◯委員(有村京子君) 現在、またスクールカウンセラーというのがおられて、この度1人増員されたんですけれども、このスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーとの関係性はどうなっているのでしょうか。 225 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 226 ◯教育指導課長(西井久之君) スクールカウンセラーは、心理面でのカウンセリングを行うものでございます。スクールソーシャルワーカーと申しますのは、先ほど部長の方からも、私ども生駒市の方は社会福祉士という資格を持っている方にお願いしております。この方は、福祉的な側面からその子の人的あるいは物的な環境に働きかけたり、あるいはいろんなネットワークがあります。例えば、私どもの施設でいきますとゆうですね。そういうゆうとかの施設あるいは機関、そういうところに働きかけをしたりして、その子が今抱えている問題を完全に解決することは難しいかも分からないですけども、問題はあるけれども普通に対応していけるような状況に持っていきたいというようなことで、スクールソーシャルワーカーに動いてもらっている状況でございます。 227 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 228 ◯委員(有村京子君) スクールソーシャルワーカーの一般的な働きとして、問題のある児童の関係者が集まって、例えば担任とか前の担任とか校長とか教頭が集まってケース会議というのを開いて、そこでいろいろな問題を解決、チームで問題に対応するという形をとっておられるんですけれども、ここの生駒市のスクールソーシャルワーカーも、やはりそのケース会議というのを開いて、そこで問題に対応しておられるわけなんでしょうか。 229 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 230 ◯教育指導課長(西井久之君) 個別の状況によって、そういうケース会議を持たせてもらって進めさせていただいています。あるいは、場合によっては、その子の課題が、例えば保護者の子育て観とかそういうものに当たるものの場合は、保護者とまず面談をさせていただいて、何らかのそういう機関と調整をさせていただいて、保護者に意識改善をしていただくとか、そういうことも行っております。 231 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 232 ◯委員(有村京子君) そしたら後1つ。適応指導教室のことなんですけども、同じく概要の28ページの適応指導教室、これは、いきいきほっとルームのことだと思うんですけれども、ここの中学生の卒業後の進路を教えていただけますか。 233 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 234 ◯教育指導課長(西井久之君) 今年の分でしょうか。 235 ◯委員(有村京子君) はい、今年の分です。 236 ◯教育指導課長(西井久之君) 申し訳ないです、今のところ今年の分について正確な情報は聞いていないんですけれども、昨年度は1名が。19年度の分しか今分からないですけど。 237 ◯委員(有村京子君) 19年度分で結構です。 238 ◯教育指導課長(西井久之君) よろしいですか。19年度は全日制の公立の学校へ1名、私学へ1名、専修学校へ1名、それから1名が家事ということで、まだちょっとそういう学校へも行きたくないということで、1名は家事ということを聞いております。 239 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 240 ◯委員(有村京子君) 今、適応指導教室といったら何名おられるんでしょうか。 241 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 242 ◯教育指導課長(西井久之君) 現在15名おります。 243 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 244 ◯委員(有村京子君) 以前から比べると少々増えたのかなという感じがするんですけど、元の学校への復帰状態はどうですか。 245 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 246 ◯教育指導課長(西井久之君) 途中で復帰している子が、今年の場合3名おります。あるいは、完全には復帰できていないけれども、例えば中間とか期末のテストのときには、ほぼ100%自分の出身の中学校へ戻っております。 247 ◯委員長(下村晴意君) 有村委員。 248 ◯委員(有村京子君) この適応指導教室にも来れなくて家にこもっておられるとか、そういうお子さんはいらっしゃいますか。 249 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 250 ◯教育指導課長(西井久之君) 今のところ聞いておりません。 251 ◯委員(有村京子君) 結構です。 252 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。中谷委員。 253 ◯委員(中谷尚敬君) 確認。さっきの火葬場の話。平群の野菊の里とか飯盛霊園に対して生駒市はこんな工事をするから言うて、行政から何か協力してもらうような話はされているんですか。 254 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 255 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 平群町には、環境の係、課と同じですので、生駒市でこういうことを考えておるということは話はしております。それで、まだ正式には議会が通ってから申し上げるつもりではおりますけれども、打診はしております。 256 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 257 ◯委員(中谷尚敬君) 老婆心かも分かれへんけど、そんなことないと思うねんけど、前に平群で火葬場を造るとき、生駒市に3基のうち2基、生駒市受けてくれへんかというとき、いや、生駒市は生駒市独自でするというて断った経緯があるやん。議員さんもうちの議会も来てくれはったし、それがあるから、そんなことはないと思うねんけど、ちょっと心配してる面があるから、どうかなと思って。大丈夫ですね。 258 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 259 ◯環境政策課長(杉本 勉君) あくまで担当課長同士では、向こうも3基ありまして、なかなか余裕もある状態ですので、市が平群の町外料金で使っていただけるということでしたら、むしろ喜んでいただいてる。 260 ◯委員(中谷尚敬君) 分かりました。 261 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。塩見委員。 262 ◯委員(塩見牧子君) 概要書の28ページのいじめ対策会議なんですけれども、この対策会議はどのようなものか、少しお教えいただけますでしょうか。
    263 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 264 ◯教育指導課長(西井久之君) いじめ対策会議につきましては、民生児童委員さんとか青少年補導委員会の委員さんとかに入っていただいて、学校が今つかんでいるいじめの事象等の細かい内容を報告させていただいて、その中でどのような対策が必要か検討していただいてご意見をいただいているということでございます。この会議の中で、これまでに保護者向けのリーフレットの作成、教員向けのリーフレットの作成、さらには、今年については、電話相談の窓口を示すような小さなカードですけども、そういうものを作らせていただいて、もう既に配布させていただいております。 265 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 266 ◯委員(塩見牧子君) ということは、個々の件に応じたケース会議的な要素と全体的な一般的ないじめ対策という要素と、両方合わせ持っているような会議体ということで理解してよろしいですか。 267 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 268 ◯教育指導課長(西井久之君) この中では、個別のいじめ事象の対応について、報告はさせていただきますけれども、ここでこれどうしようかというところの話はしておりません。それは、それぞれの学校あるいは教育委員会、教育指導課か、あるいは教育相談支援施設の相談員さんとかカウンセラーとかと調整しながら進めている中身でございます。いじめ対策会議の中では、そういう事象、こういう事象がありましたというようなことで、そういう事象に対してこういう対応をしておりますということで話をさせていただいて、それではまだ足らない部分、こういうところがあるんじゃないかというようなご指摘をいただいたりしているところでございます。 269 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 270 ◯委員(塩見牧子君) ということでしたら、先ほど構成員として民生児童委員さんですとか補導委員会からというふうに伺ったんですけれども、学校からも当然何人か、各校から来られるのか。 271 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 272 ◯教育指導課長(西井久之君) 学校の方からももちろん、それぞれ小学校の生徒指導の担当している部長、部長といっても学校長なんですけれども、それから中学校の生徒指導の方の部長さん、あるいは幼稚園の園長会の代表の方も入っていただいております。また、児童福祉課の指導主事にも入っていただいて、そういうそれぞれの関係機関の方々、行政の者、学校現場の者、そういうようなところで話合いをさせていただいております。 273 ◯委員長(下村晴意君) 塩見委員。 274 ◯委員(塩見牧子君) 概要書の29ページですけれども、司書の派遣を小学校3校にと考えておられるということですけれども、司書の業務内容と言いますと、図書の選定から配架から管理から、それこそ図書館における読書指導から、範囲が広いと思うんですけれども、たしかこれは週1日ずつ3校にということなんですけれども、どの程度の業務内容と言うか、範囲を考えておられるのかお聞かせください。 275 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 276 ◯教育指導課長(西井久之君) 学校図書館につきましては、学校の方に図書館担当の司書教諭もおりますし、また校務分掌として学校図書館を担当する教諭もおります。これまでは、そういうそのもので学校図書館を運営していたわけですけれども、そこへ司書として経験のあるような方に入っていただいて専門的な内容を示唆していただくということで、週1回ではありますけれども、図書の整備のことに関して、あるいは子どもたちの読み聞かせのことに関してとか、それぞれの学校にはボランティアもいっぱい入ってくれてはりますので、その状況に応じてそれぞれ司書の行う仕事も変わってくるかなと思うんですけれども、学校図書館のより充実を図るという意味で派遣をしていきたいと思っております。 277 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。井上委員。 278 ◯委員(井上充生君) まず、この101ページ、青少年健全育成費、負担金補助及び交付金というところで、いろんなところへ補助をされているんですけれども、こういった補助というのは、出しっぱなしの補助なんですか。それとも、例えばいろんな団体が事業をしていく上で、その事業をこういった事業がいいですよとか、あるいはその事業に対してこういったお手伝いができますよとか、そういったことまで踏み込んでやっておられるのか、その辺はどうなんですか。 279 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 280 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) この負担金補助及び交付金なんですけど、今年度まで運営補助並びに事業補助というような形で区別して補助金を支出しとったわけなんですけど、来年度21年度事業につきましては、すべて事業補助というような形で持っていきたいと考えております。その事業につきましては、生涯学習推進連絡会という母体がございまして、それぞれの市子連、青年協議会、地婦連、PTAという形で、それぞれ単独で計画される事業もございます。また、今申しました母体であります生推連の方で、それぞれの団体から出てきていただいておりますので、生推連の方で計画、立案したようなものも事業として各団体の方でやっていただいている場合もございます。また、それぞれの団体が単独で進めるだけではなくて、市子連と青年協議会、あるいは地婦連と市子連というような形で、団体同士が事業を計画して実施しておられる事業もございます。 281 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 282 ◯委員(井上充生君) 事業補助だけというふうになったということで、結局、運営補助が無くなったという、その理由というのはいったいどういったことで。 283 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 284 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 交付する補助金を有効に使っていただこうという形で考えております。 285 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 286 ◯委員(井上充生君) 運営補助を無くして事業補助に上乗せをしたわけですか。 287 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 288 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) いえ、今まで出しておりました運営補助をすべて事業補助という形で。今まで例えば、半分を運営補助、半分を事業補助という形で出していたものをすべて事業補助というような形でさせていただこうと考えております。 289 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 290 ◯委員(井上充生君) それの効果というのをもう一度ちょっと言うてください。どういう効果があるんですか。 291 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 292 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 運営補助と申しますと、ただ会議に使ったりとかいうような形で利用されていた分もあろうかと思います。事業補助という分につきましては、それぞれの、例えば市子連でありましたら乳幼児の健全育成等、あるいは青年協議会でありましたら青少年の健全育成というものを中心にやっておりますので、それぞれの目的に適した事業に対しての補助というような形で有効的に活用していただこうと考えております。 293 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 294 ◯委員(井上充生君) ここに青年協議会とか今名前を出されたんですけど、恐らくこれはだんだん衰退していっている分だと思うんですよね。だから、よりこれを活発にしていただこうと思ったら、いろんな事業面でのアドバイスとかも、市ならこういうアドバイスができますよ、こういうようなお手伝いができますよという、そういったものも含めてしてあげないと、お金を出したったから、それであんたのところ勝手にしなさいでは、この補助金の成果というのが出ないんじゃないかという気がするんですけど。 295 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 296 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 今、井上委員さんがおっしゃいましたように、確かに青年協議会は昔の青年団で、青年団組織が無くなってきましたので、若者が集まって青年協議会というものをつくったわけなんですけど、会員数が無くなってきているのは事実でございます。ただ、将来的に若者の活動の場というものを設けなければなりませんので、現在その下の下部組織としまして、下部組織ということは言えないとは思うんですけど、中高生のグループのあすなろ会とかがございますので、そういう子どもたちで青年協議会に加入していただいている方もおられます。また、加入していただくように、生推連だよりとかそういう啓発媒体を使いまして加入を募っているという形で現在進めております。それと、青年協議会あるいはそれぞれの団体が独自でやっている部分もございますけど、やはり市の現状というものを知ってもらうという部分も含めまして、活動に対するアドバイス、あるいは企画立案に対する助言等も含めて生涯学習課の方でやっております。 297 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 298 ◯委員(井上充生君) 次に、107ページですけども、すみません、108ページの一番上ですね。そのグラウンド整備委託料とかが書いているんですけども、体育施設の中でも体育館とかそういったものというのは、例えば耐用年数が何年、あるいはここが古くなってきたといって目に見えるんですよね。グラウンドというのは、そういうようなものが、耐用年数もなければ、目に見えるもんでもないと。生駒市の現状で、グラウンドとかはかなり少ないようにも思いますし、そういう意味では、使用度と言うか、使用頻度が結構高いと。荒れているグラウンドって、前もちょっとして、今、北大和、ちょっと改修していただけるのかどうか知らないんですけども、目に見えないからこそ定期的に順序だって改修をしていくというそういう計画とかというのは立てられる予定は全然ないですか。 299 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 300 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 計画を立てるというのは今のところは予定しておりませんのですが、以前にもちょっとお話はさせていただきましたが、毎年こういうグラウンドの整備委託というのを業者にさせておりまして、それから、そこから報告、ここのグラウンドはこういう状態ですよという報告を聞きながら、その報告によって大きく改修しなくてはいけないところは来年度に措置させてもらうような形でやっておりまして。今回、イモ山のグラウンドをさせていただきましたのも、そういった形で小石が目立つというところで、ちょっと大きく改修をさせていただいたというところがございます。そういう形で、全グラウンドについてやってまいりたいと考えております。 301 ◯委員(井上充生君) 業者だけの報告じゃなくて、実際にそこを使われている方の意見というのも聞いていってほしいなと。 302 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 303 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 申し訳ございません。それが一番大事なところかもしれません。いろんな意見も当然入ってまいりまして、それも十分踏まえた上で検討はさせていっていただいている現状でございます。 304 ◯委員(井上充生君) グラウンドの多くは多目的なグラウンドというのが生駒は多いですから、球種によって言い方が変わってくると思うんですけれども、その辺よろしくお願いしたいと思います。  後1点、63ページ、合併浄化槽のところですけども、まず、これ、今まで環境の方で会計やったと思うんですけれども、今、水道局に移っていると。先ほど局長の説明の中にこれが出てきたんですけれども、そっちに移った理由というのは何かあるんですか。 305 ◯委員長(下村晴意君) 古川水道局長。 306 ◯水道局長(古川文男君) ちょうどこういうような施設については、下水道の事業の目的とやはり共通する点がございます。下水道の方は、集めてそれを全体としてきれいにすると。合併処理浄化槽は、個別できれいにすると。同じ目的でございますので、それを1つ統一することによってより効果が上がるんじゃなかろうかということが第1点と。それと、国の補助金も、従来は補助制度ということで、1単一事業につき1本付いたわけですけども、汚水処理に対する交付金という制度がありまして、その汚水処理の中身を見れば、下水道と合併処理浄化槽と二本立てになっているということでもございましたので、だから、それを2本を1つにまとめることによって経理的にも事業的にもより効果的にいけるというような趣旨で一緒にさせていただいています。以上でございます。 307 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 308 ◯委員(井上充生君) それはいいと思います。いい答弁をいただいたんですけども、この合併処理浄化槽の補助額というのはどれぐらい。 309 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 310 ◯水道局長(古川文男君) 大きさによって違うんですけれども、5人槽30万強から上の方は60万ぐらいにまでなるんですけども、一応その打切り補助、つまり、総額に対する国、県、市が3分の1ずつというような形になってございます。つまり、60万円でしたならば、市の方が20万円というような形の補助の制度になってございます。 311 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 312 ◯委員(井上充生君) 以前は同じように、国、県、市、3分の1ずつで、もうちょっと金額があったかなと思うんですけども、ただ、合併処理浄化槽を埋めてそれを利用していくときにかなりの維持管理費が必要なんです。標準家庭で合併処理浄化槽で1年間にかかる費用、普通の下水で1年間に係る費用、大体どれぐらいになりますか。 313 ◯委員長(下村晴意君) 古川水道局長。 314 ◯水道局長(古川文男君) こちらで持っております数字は、まず下水では、一般家庭で年間3万円前後と。それと、合併処理浄化槽では5万円少しと。開きが2万円前後であるというような状況だと思います。 315 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 316 ◯委員(井上充生君) これ、合併処理浄化槽の補助も含めて、これは調整区域のみということですか。 317 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 318 ◯水道局長(古川文男君) 一応、基本的には、都市計画上では調整区域というような形になるんですけれども、下水道事業には全体計画という1つの計画がございます。基本的にはこの計画の外ということです。竜田川流域については例外規定があるというような状況になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 319 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 320 ◯委員(井上充生君) 計画の外で処理をしようと思えば年間5万円。下水区域内で市の方で処理していただこうと思えば3万円。区域外ということはそこへつなげないんですよね、下水に。同じ市民でありながら、それだけの差というのは、かなり不公平かなという気がいたしております。実際にまだ下水道会計に会計から繰り入れている分もありますよね。それは市街化区域の税金もそこに注ぎ込まれて、下水の方で賄っていると。その区域外の人は、それ、5万円というのは、同じ市民でありながら、できる限り平等に近いサービスを受ける権利を持ちながら、この2万円というのはかなりの差だと思うんですけども、その辺の認識はどういうふうに持っておられるのか。 321 ◯委員長(下村晴意君) 古川水道局長。 322 ◯水道局長(古川文男君) 今、簡単に言えば、下水道全体の予算規模というのは30億強。それと、一般会計の方からざっと3分の1の繰出しをお願いしています。こういった繰出しの状況の中で、今、委員さんからご指摘があったように、これをうまくどうか対応でけへんやろうかというのが、汚水処理に関する担当部署の考え方です。そのために、汚水処理の計画をきちっとやっぱりつくっていこうと。このエリアについては例えば下水道の区域、このエリアについては合併で推進する区域と、そういった区域指定を明確にすることによって、今後そのバランスを保つために助成制度と言うんですか、やはり負担の公平性をとるための手法というのはその中でどうにか考えてでけへんやろうかというような形で考えています。つまり、水する行為はすべて同じ行為になってきます。同じ行為で、逆に言うたら、合併処理浄化槽の方はきれいな水を川に流していただきますので、河川の浄化にもなります。下水道は、まとめて管を通りまして市境の方から流れてきますというような形になってきますので、そことの公平などのバランスをうまくとっていきたいというのが、平成21年度に新たな視点として考えさせてもらえたらと考えておりますので、その点もよろしくお願いしたいと思います。 323 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 324 ◯委員(井上充生君) 今言われたとおり、環境面から考えても合併浄化槽の方が貢献度が高いと。であるならば、そちらの方が3万円で、下水が5万円というならまだよく分かるんですけれども、今、前向きに局長が検討してあげるということなので、できるだけ早く対応していただければと思っています。以上です。 325 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 326 ◯副委員長(中浦新悟君) 幼稚園の耐震診断ということでちょっとお伺いしたいんですけれど、耐震診断、取りあえず生駒幼稚園だけ。でも、今後、順次ほかの幼稚園すべてやっていかれるんですよね。 327 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 328 ◯教育総務課長(峯島 妙君) はい。21年度は、鉄筋コンクリートの生駒幼稚園ですけれども、今後、小中学校も順次終わっていきますし、全体的な中で幼稚園の耐震診断も計画していきたいと考えています。 329 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 330 ◯副委員長(中浦新悟君) もし全幼稚園が耐震化が必要だと、診断の結果、レベルによるんでしょうけども、耐震化が、工事が必要だとなった場合、総額、各幼稚園とは言わずに、全幼稚園でどれぐらいの工事費を見込んでおかないと駄目なのかなと。推定、想定される金額等はありますか。 331 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 332 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今回も概ね1棟、耐震診断に要する費用といたしまして今年300万見込んでおりますけれども、構造や面積によってまた費用が異なってまいりますけど、概ね1棟、耐震診断で150万から300万程度を想定していまして、また、耐震診断の結果、補強が必要となった場合、補強設計費と補強工事費が追加で必要となってきますけれども、今現在、その工事に関する、状況によって、今、幼稚園はしたことがまだないので分かりませんが、まず1棟当たり500万円相当ではないかと見込んでおりますけれども、そのような状況で、全体の総額というものについては、まだこれからの、診断もこれからですので、見込んではおりません。 333 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 334 ◯副委員長(中浦新悟君) 大体幼稚園1棟当たり500万円ぐらいのものが工事費として想定できるのかという認識で、今後、来年、再来年考えといたらいいということですね。  それ、幼稚園も当然ながら国や県の補助金は下りてくるんですよね。500万だったら、うち何百万、何分の1、何分の1というの。 335 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 336 ◯教育総務課長(峯島 妙君) もちろん幼稚園も安全・安心な交付金等で補助も申請していきたいと思います。 337 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 338 ◯副委員長(中浦新悟君) 次、環境なんですけれども、ガラス瓶類の再資源化をすると。今までは埋め立てていたということなんですけど、結果どういうふうな再資源になっていくのかとか、どういうふうな工法で進めていくのかとか、そういった具体的なことをちょっと説明いただけないでしょうか。 339 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 340 ◯環境事業課長(山本喜久治君) ご質問のガラス瓶の再資源化ですけども、今現在、瓶、缶につきましては、月に2回、その他の不燃物につきましては月1回の収集をしております。その収集してきたもののガラス瓶やアルミ缶、スチール缶を分別しまして、ガラス瓶につきましては透明と茶色とその他の色に分類して、またスチール缶とかアルミ缶はプレスして再資源化業者に売っておる状況でございます。ほかの陶磁器につきましても、昨年7月から食器、陶磁器リユース市ということでリサイクルに努めておったわけですけども、委員さんがおっしゃったように、ほかの粉々のガラスくずとか陶磁器については埋立処分しておったんですけども、不燃物の受託者から分別ができるよと、分別したら、埋め立てずに再資源化する業者がおるよというような提案もありまして、その中で費用面を考えましても、埋立てでしたらトン3万8,000円程度かかるのが1万8,000円程度で済むということもありまして、分別し、埋立処分じゃなしに再資源化業者に処理委託をしておる状況でございます。再資源化されたものにつきましては、ガラス材の中で製品を使ったり、下水道の埋立資材として使ったり、陶磁器については路盤工にしたり、そういうふうな再資源化を図っておられます。以上です。 341 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 342 ◯副委員長(中浦新悟君) それはもう4月から実施できるような状態なんですか。 343 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 344 ◯環境事業課長(山本喜久治君) これにつきましては、十分に経費の削減が見込まれるということでございまして、昨年12月から実施させていただいております。以上でございます。 345 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 346 ◯副委員長(中浦新悟君) 後もう1点。清掃センターとエコパークの長期包括運営委託契約の検討という形で書いてあるんです。これ、ちょっと理解、僕が間違っているのかもしれない。去年も新規で同じようなことを書いてあったと思うんですけども。その辺の説明と、具体的な運営委託の内容、どこまで運営委託をしてもらうかを包括的に考えているのかということをちょっと具体的に分かりやすく説明していただきたいんですけど。 347 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 348 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 昨年の予算は、予算執行させていただいておりません。長期包括についてでございますが、今の清掃センターにつきましては、今の施設の運転管理や保守点検業務、施設の補修につきましても毎年の随意契約で、単年度契約をしておったわけでございますが、昨年3月に生駒市随意契約検討委員会の個別随意契約の見直しに関する提言をいただきまして、清掃センターのプラント関連業務委託につきまして、平成22年契約締結時までに競争性のある契約方式の導入に関して調査、検討しなさいという提言をいただきました。また、国の方におきましても、廃棄物の施設の運転管理について、長期的に一括して競争性のあるハッチ方式があると。そうしたところ、競争性があって、ライフサイクルコスト、費用の低減も図ることが可能やというような方針も国の方でも示されております。そんな中で、この施設の長期包括、全体を長期的な期間、運転管理から施設補修からを一括に委託してしまうというところでございます。  これにつきましては、今言いましたように、長期間にわたる契約ですし、焼却プラントという特殊な施設の管理委託、契約金額が多額に及ぶということにもなっておりますので、慎重に検討したいと思っております。そういうことで、21年から22年にかけましてコンサルタントの業務委託を行いまして、VMF調査、費用面の優位性の調査、市場があるかどうか、今、随意契約している業者以外に受注が可能なものかどうかというものを調査しまして、廃棄物の専門家、弁護士、大学の教授等専門家の委員会を立ち上げまして、審査とか検討をお願いして進めていきたいと思っております。以上でございます。 349 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 350 ◯委員(井上充生君) 局長、さっき、下水道合併の公平化をお願いしているんですけれども、合併処理浄化槽の値上げをして公平化を図らない、後の議題でも出てきますけど、それだけ言うときます。 351 ◯委員長(下村晴意君) 暫時休憩いたします。              午後0時0分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時59分 再開 352 ◯委員長(下村晴意君) それでは、休憩を解いて再開いたします。  中浦副委員長。 353 ◯副委員長(中浦新悟君) さっきの続きで1点だけ。長期包括運営委託の話ですよね。説明いただいて、今、委託している内容を長期的に考えていきたいということですよね。とすれば、市の思いというのが、どこまで職員がやって、どこまでを委託していきたいなという、今現状で何かそういったお考え等ありますか。 354 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 355 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 委託を行えるということになりましたら、できるだけ職員によるものでなしに、多くの業務を委託の中に含めていきたいと考えております。
    356 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 357 ◯副委員長(中浦新悟君) その質問は、その1点で結構です。  あと、20年度ですか、今年度において、寿大学へ40人増、去年と言いますか、本年度の予算でしていますよね。結果、今現状どうなっているのかということを、人員はどうなっているのかという説明をいただけますか。 358 ◯委員長(下村晴意君) 松本中央公民館長。 359 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 毎年265名の定員ということで受入れをさせていただいているんですけども、ただ、来年度21年度につきましては、応募が235名ということで、定員を30名割っております。ただ、4年間の大学でございますねんけども、大体900名の想定になると考えております。 360 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 361 ◯副委員長(中浦新悟君) 毎年といったら変ですけど、今まで何年待ちとかいう待っている状態が、待機している状態という言葉が正しいのか、待っている状態がずっと続いていたと思うんです。ところが、今回思っている以上に少ないと。理由とか何か分かりますか、原因というのは。 362 ◯委員長(下村晴意君) 松本中央公民館長。 363 ◯中央公民館長(松本裕孝君) ちょっと理由ははっきり分からないんですけど、景気が悪いということの原因が第一だというふうにしか思えないんです。と言いますのは、ずっと定員オーバーというのが平成14年から7年間ほど続いてきまして、定員もずっと増やさせていただいて、今年初めて定員割れということになっていますので、ちょっと原因はそれぐらいしか思いつかないんですけど。 364 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 365 ◯副委員長(中浦新悟君) 景気がどう影響しているのか、ちょっと僕には分からないですけど。今までの傾向を見ていると、生駒市の寿大学へ入学したいという方はたくさんいらっしゃるとは思うんで。ただ、ずっと待ち状態が続いていたから、ちょっと一歩引いていた方がぎょうさんいらっしゃると思うので、ちょっとそういったところ、入りたいと考えている人とかにも、この機会に一度広報なり宣伝し直していっていただきたいと要望しておきます。  いいですか。続いて。ちょっと今回の予算をざっと見ていて、芸術会館とかコミセン、南コミ、図書館、公民館の管理運営費というのが、大きかったり小さかったりですけども、少しずつでも減額ということになっていますよね。その、どういう内容で削減、何かを削減して減額となったのか、自然的に減額となったのか。逆に北コミの増額の理由というのをちょっと併せて説明いただけますか。 366 ◯委員長(下村晴意君) 松本中央公民館長。 367 ◯中央公民館長(松本裕孝君) 全体は分からないですけど、中央公民館は、市の予算の5%の一般経費の削減ということで、その分で5%程度少なくなっております。 368 ◯委員長(下村晴意君) 平井図書館長。 369 ◯図書会館長(平井克典君) 個別で説明させていただきます。図書会館費につきましては、先ほど説明ありましたとおり、経常経費で5%の削減という目標で削らせていただいている部分と、職員が1名育児休暇で休んでおります件、それと視聴覚室の改修工事とか下水道の切替工事が20年度で実施しておりますので、来年度は計上ありません。その関係で、約2,816万3,000円の減額となっております。以上です。 370 ◯委員長(下村晴意君) 奥田北コミュニティセンター館長。 371 ◯北コミュニティセンター館長(奥田 好君) 北コミュニティセンターは1,800万ほど増えておりますけれども、前年度の人件費の中で、職員が当初7名で載っておりましたけれども、今年については職員8名になっておりまして、その分の人件費で増えております。 372 ◯委員長(下村晴意君) 行元芸術会館長。 373 ◯芸術会館長(行元政樹君) 先ほどと同じように5%の削減以外に、臨時で上げた修繕費が完了したための修繕費の減と、あと、光熱水費、これはできるだけ削減するように努力した結果の減でございます。以上です。 374 ◯委員長(下村晴意君) 上埜南コミュニティセンター館長。 375 ◯南コミュニティセンター館長(上埜秀樹君) 南コミュニティセンターの分につきましては、例えばホールの修繕費等につきまして、例年定期的に修理を行っていたものを、周期を見直すことによりまして、約300万円の減額ということになっております。その他業務の委託料等につきまして、精査した結果、合計の、前年比で480万の減ということになっております。以上です。 376 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 377 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) コミュニティセンター費、セイセイビルの経費で2,500万余り減額になっておりますのは、男女共同参画プラザ並びに消費生活センターの改修工事が終了した部分、それと、コミセン4階の空調の改修工事が終了したということで、減額になっております。 378 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 379 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  山田議員。 380 ◯委員外議員(山田正弘君) ちょっとお聞きいたします。  概要の21ページをお願いします。2月にBDFの精製機械の寄附を受けられまして精製事業を新規で始められるわけなんですけど、予算に638万3,000円という予算が計上されていますけど、これの主要の内容をちょっと教えていただけますか。 381 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 382 ◯環境政策課長(杉本 勉君) ここに六百何十万か書いております。その内容でございますけれども、ランニングコストに要する費用といたしましては、大体600万ぐらいになっております。600万ぐらいの大体内訳なんですけれども、改修に要する費用が約90万、薬品、消耗品、運転するのに420万程度。そのできたBDFなんですけど、年4回ぐらい検査する必要がありますので、120万程度と考えております。 383 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 384 ◯委員外議員(山田正弘君) 今、これ90万、420万、120万と聞いたんですけど、これで、1年間に回収される油の量は大体何トンぐらい予想されとるんですか。 385 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 386 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 今回ご寄贈いただきましたプラントは、1回当たり100リットル精製の能力がある機械でございます。これを300日稼働するといたしまして、約30トンのBDFが精製できるかと考えております。 387 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 388 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら一応目標は30トンということでやられるわけですね。そしたら、今日ちょっとテーブルに、環境文教委員会テーマ別調査報告書とありましたんですけど、これぱっと見させてもらったら、回収実績ということで、平成19年度8,994リットル、約8.9トン、約9トンですか、の回収をされているんですが、これはほんまですか。 389 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 390 ◯環境政策課長(杉本 勉君) はい。生駒市、斑鳩町、平群町で回収した実績値でございます。 391 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 392 ◯委員外議員(山田正弘君) これ、生駒市と平群町と斑鳩町で3市町でして、生駒市に入ったトン数はと聞いてるんです。 393 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 394 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 先ほどの数字はそれぞれ1市2町が回収した数字をトータルしたものでして、現在のところ、それは石けんなんかに変えておるというのが状況です。 395 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 396 ◯委員外議員(山田正弘君) これは生駒市の回収状況じゃないんですか。私が聞いてるのは、生駒市で4トンしか入っていないはずですよ。後4トンは斑鳩町、1トンは平群町。各町は独自で石けんを製造しているんですよ。生駒市に入ったのは4トンしか入ってないはずです。これ、書いてあること見たら、だれもみんな生駒市に入ってると思うんちゃいますか。 397 ◯委員長(下村晴意君) すみません。合計と書いてあるので。 398 ◯委員外議員(山田正弘君) いや、合計です。そこ、分かってます。1市2町と分かってますねんけど、これを見たらね、これを見る限りでは、生駒市にこんだけ入ってきてるんじゃないかと錯覚するんちゃいますか。生駒市に4トンしか入ってない。 399 ◯委員長(下村晴意君) すみません。これは環境文教委員会が提出したので、これを向こうに提言として後で渡しますので、ちょっと課長には。すみません。 400 ◯委員外議員(山田正弘君) 先走って、えらいすみません。4トンしか入ってないんですね、4トン。ごめんなさい。 401 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長、もう一度言ってください。 402 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 生駒市が回収した量というのは約4トンでございまして、それぞれトータルで約9トンほどになるということでございます、現在の回収量は。今後このBDF化ということに関しまして、1市2町で取り組もうということですので、今1市2町が石けんに変えておる分も、すべて生駒市のこのBDFのプラントに持ち込んで、BDF化をやっていきたいという考えでございます。 403 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 404 ◯委員外議員(山田正弘君) えらい申し訳ありません。私、これ見て、生駒市入ってるんかなと思ったんで、えらい申し訳ないです。  それと、予算書の63ページ、バイオ燃料の精製業務等委託料ということなんですけど、これはどこでされるんですか。それで、この費用は、420万の薬品と、420万の中へ入ってるわけですね。どこへされるんですか、委託の先。 405 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 406 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 現在、シルバー人材センターで運転をお願い、委託させていただきたいと考えております。 407 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 408 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、精製をするのには、化学的な知識を持っている人が、薬品を使うので要ると思うんですけど。そういう方がシルバー人材センターにおられるわけですね。 409 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 410 ◯環境政策課長(杉本 勉君) この装置の運転というのはそう難しいものではないと考えております。今、清掃センターの方に仮に設置させていただいておるんですけれども、現在、私どもの化学出の職員がこれについての最適な数字、例えば反応時間はどれぐらいにするか、温度をどれぐらいにするか、薬品の量、どれぐらいの割合で混合するかというようなことを今つくりながら調査しております。そしてもって的確なマニュアルをつくり上げて、その後、運転を覚えていただいて、本格運転に入っていきたいと考えています。 411 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 412 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、例えば30トン回収したとして、30トンの油を精製してBDFの燃料を製造するとしますでしょう。そしたら、30トン集めて90%が製品になったとしますでしょう。そしたら、私の計算なんですけど、90%として2万7,000キロなんです。キロリットル。それを例えば100円で販売するとしますでしょう、ほんなら270万です。それの270万しか上がらへんのに、638万3,000円もかけてこれして、環境、二酸化炭素は何ぼ削減されるんですか。どれぐらい。 413 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 414 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 軽油、仮に30トンできたといたしまして、軽油、今27トンとおっしゃいましたけども、約30トンといたしまして、軽油1リットルのCO2排出量は2.6キロになってございますので、仮に30トン、すべて廃食油が軽油に置き換わったといたしましたら、それから、本来でしたら30トンの廃食油はごみとして燃やされるわけですから、これも0になるということ。それから、軽油が30トン軽減されるということで、ごみとして抑えられる量が年間約15トン。それから、軽油として削減される分が78トン、合計93トンのCO2が削減できるという計算になります。 415 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 416 ◯委員外議員(山田正弘君) それは分かりました。そしたら、このBDFの燃料による問題点は把握してはりますか。それを車に使うとしますでしょう。それに対しての問題点があるはずですわ。それなんか、どういうように把握されているんですか。 417 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 418 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 廃食油、油そのものの原料ですけれども、これについて、動物油が少ないこと、特にBDFの場合、冬場における粘性が増すということで、これを克服していくような薬剤を添加するというようなことが必要になってくるかと思います。それから、使用する車につきましても、国交省が定めておりますガイドラインにのっとったような点検であるとかいうのが必要になってくるかと思っております。 419 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 420 ◯委員外議員(山田正弘君) これ、例えば車に軽油と混ぜてするとしたら、軽油取引税もまたかかるはずなんですけど、そういうことは分かってはりますか。 421 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 422 ◯環境政策課長(杉本 勉君) はい。地方税法の軽油引取税、32円何十銭でしたか、1リットル当たりかかります。これの場合、軽油と混合した場合には発生いたしますけれども、仮に100%で使用した場合にはこの税はかからないと考えております。 423 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 424 ◯委員外議員(山田正弘君) この30%を例えば使用するとしたら、車の中のゴムとかそんなん使うてますでしょう。そういうところが劣化するのがものすごく早なるらしいですね、100%使うとなると。そしたら、使うて、車、ゴム関係、すぐじゃないと思いますけど、取り替えたりそんなん、いろんな弊害がいっぱい出てくると思うんですけど。それはもちろん、CO2を減らすのは絶対的な行政の役目であって、それはせないかんねんけど、やっぱりほかの面もよう考えてやられてるんかなと私も思うわけですわ。結局638万も使うて。例えば、これ300万としても、300万の赤字ですよ。そういうことを、どういうふうな考え。それはCO2もようて、ごみも減量化になってちゅうことは、そらいいことやけど、300万も何してるわけですわ。私が言いたいのは、あちこちの補助金3万、5万とか削って、こんなところに300万も400万もかけるのはどうかなという思いをしてるわけです。それに対してどのような考えを持ってはるか、ちょっとお聞きしたいと思いますけどね。 425 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 426 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 先ほど議員さんおっしゃいましたようにCO2削減するというときに、日本国全体、京都議定書が発効いたしまして、言葉はあれなんですけど、なりふり構わず、やっぱり削減に向けて、企業も、市民としても、生駒市としても取り組んでいかなければならないと考えております。その中において、地域における循環型の社会の推進をやったりとか、水環境、水を保全するために、今回の環境基本計画の中におきましても、菜の花プロジェクトということで、菜の花をつくって、油を絞って、それを今度は燃料に変えて、そしてまた使っていこうと、循環型社会をつくっていこうというようなプロジェクトの中にも入っておりますし、今も言いましたけど、エネルギーの地産地消、捨ててしまう油からエネルギーをつくり出すというようなこと、同時に地球温暖化、CO2削減にも係るということで。  それから、車自体におきましても、先ほど心配されましたように、確かにゴムの劣化があるという場合も指摘されております。これにつきましては、自動車メーカでもかなり改善は進められつつあるように聞いています。ただ、新型のエンジンでありますコモンレールエンジンというのには不向きという文献もあります。これらにつきまして、点検、整備につきましては、国土交通省のガイドラインというのが今般出てきておりますので、それにのっとったような整備方法も考えていかなければならないと考えております。  今申し上げましたように、CO2削減以外にも、循環型社会をつくっていくという一つの啓発効果があるものかなと考えておりますので、ご理解よろしくお願いしたいと思います。 427 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 428 ◯委員外議員(山田正弘君) そらもうCO2も減るし、いろんな面でいい面もあるんやけどね。例えばさっき300万の金を上げるのに六百何十万というのを、ちょっとこれどうかなという、費用対効果を考えると、こんなんもう全然駄目やと思うんですわ。だから、やっぱりそういうことも考えながらね。CO2も減らし、何もしという公害を減らすためには、それはいいことですよ。そやけど、費用対効果を考えたら、もう完全な、むちゃくちゃなことやと、私はそう思うてるんですよ。そやから、やられるんやからそんでいいとしても、やっぱしあっちの補助金切ったりなんやかんやしてて、こんなところに金をばーっと使おうというのはちょっとこれ、不思議やと思うんで。そういうことも考えて、費用対効果のことを考えてやっていただきたいと思います。それで終わっときます。  もう1つ、すみません。 429 ◯委員長(下村晴意君) はい、どうぞ。 430 ◯委員外議員(山田正弘君) もう1つ言いますけど、エコパークでメタン発電のをやっておられますね。エコパーク、これで、大体発電するのに費用は幾らぐらいかかっているんですか。教えていただけますか。 431 ◯委員長(下村晴意君) 中尾衛生処理場長。 432 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 後でまた報告させていただきます。 433 ◯委員長(下村晴意君) 後で。 434 ◯委員外議員(山田正弘君) 結構です。そしたら、後で結構ですから、ちょっと数字を教えていただきたいんですけど、メタン発電にかかっている費用、それと、発電で得た電力、何かここには2%と、あそこで、全庁舎ですか、エコパークで使う2%は発電で得ているわけですね。ちゃいますのん。それを金額に換算したら幾らかということをちょっと教えていただけますか。そやから、メタン発電でかかった費用は幾ら、それからその発電で得た電力を金額に換算した費用は幾らかということ、それだけ教えていただけますか。 435 ◯委員長(下村晴意君) 中尾衛生処理場長。 436 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) まず、金額はちょっとまた後で報告させていただきますが、その2%なんですけども、メタンによります発電電力量、年間につきまして、平成19年度で、5万6,947キロワット一応発電しております。金額につきましては、また後で報告させていただきます。 437 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 438 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、金額だけ、後でまた教えていただけますか。結構です。 439 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。酒井議員。 440 ◯委員外議員(酒井 隆君) 予算に関する説明書で、目4の節13。 441 ◯委員長(下村晴意君) すみません、もう一度お願いします。 442 ◯委員外議員(酒井 隆君) ページね、62ページ、目4、節13のところで、火葬場業務委託料、これ、何ぼ予定されているんですかね。 443 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 444 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 火葬場の管理の中での委託料でございますが、920万程度でございます。 445 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。
    446 ◯委員外議員(酒井 隆君) この草刈等委託料、狂犬病予防注射事務等委託料とあるでしょう。これ入れてこの金額になるわけですか。この草刈りはどこの草刈りを委託されるんですか。 447 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 448 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 委託料の全額なんですけれども、先ほど言いましたように、委託料全額で1,600万でございまして、火葬場に関するもので920万、草刈り等で600万を要求させていただいております。この中で、犬、猫の死がい処理の冷凍機の委託であったりとか、ハチの駆除に関する委託、自治会の清掃に係る残土処分、土砂とか雑草の処分の委託料でございます。 449 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 450 ◯委員外議員(酒井 隆君) ちょっと書き方が悪かったんやな、これ。今おっしゃって、冷凍とか死がいの片付けるのにお金かかるいうことやったら分かるんですけど、ここで、狂犬病予防注射と言うたら、ちょっと品目が違うように思うたから、質問させていただいたんですけど、もう結構です。  次に、1枚めくっていただいて、65ページ。これも、節11のところで、消耗品費、燃料費、食糧費は結構です、光熱水費とこの修繕料の内訳が分かったら教えてください。 451 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 452 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 消耗品費でございますが、これは清掃センターとリレーセンターに係る消耗品でございまして、リレーセンターにつきまして、事務用消耗品が5万円、コピー代、作業服、消臭剤、洗浄剤、潤滑油、エンジンオイル、その他消耗品、プラント用消耗品。リレーセンターのプラント用の消耗品で、合わせまして259万2,000円。清掃センターにおきまして、プラント用消耗品が2,390万円、プラント用、機械の修理用消耗品で650万円、その他清掃センターの廃処理薬剤とか消石灰、廃処理薬剤、活性炭、ダイオキシンンを除去するための活性炭等を含めまして、6,637万4,000円でございます。以上でございます。 453 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 454 ◯委員外議員(酒井 隆君) これ、一括で書いてはるんやから、ちょっと分かりにくいんですけど、この消耗品費と燃料費、あるでしょう。燃料費の下に光熱水費、大体光熱費いうたら、燃料費も入るんではないんですの。 455 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 456 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 燃料費につきましては、公用車のガソリン代とかプラント、清掃センターがいったん火消えてからまた燃やすときに灯油を使いますんで、そういう部分で燃料費で上げさせていただいております。光熱水費と申しますのは、プラントを動かす電気代、ガス代、水道代等でございます。 457 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 458 ◯委員外議員(酒井 隆君) この消耗品費のところに、これ、部品代ですか、そしたら。下に修繕料と書いてるでしょう。一括できんのん違うの。 459 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 460 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 修繕に要するもの、修繕に使うときの部品とかで、消耗品で買えるものとに分けさせていただいて、予算要求させていただいております。 461 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 462 ◯委員外議員(酒井 隆君) 何か訳分かったような、分からんようなことですけど。  次、その下、ごみ焼却施設管理業務委託料、ごみ焼却施設保守点検等委託料、この違いはどういうように理解したらいいんでしょうか。 463 ◯委員長(下村晴意君) 中川清掃センター所長。 464 ◯清掃センター所長(中川利典君) 補修につきましてはプラントの補修です。点検につきましては、補修ではなしに、分解をしまして、プラントの現在の状況を点検する点検業務となっております。 465 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 466 ◯委員外議員(酒井 隆君) これ、ごみ焼却施設管理でしょう。管理するということは、保守も入ってるのと違いますの。保守せえへんかったら管理でけへん。管理するから保守できるのん違いますの。 467 ◯委員長(下村晴意君) 中川清掃センター所長。 468 ◯清掃センター所長(中川利典君) 一番上の管理業務につきましては、清掃センターの運転を考えております。運転管理。そして、点検については保守点検、その次に、一番下の欄で2行になっていますけども、その上のごみ焼却場施設管理業務委託というのは、運転管理、清掃センターをオペレータで制御する委託を考えております。2行目の方につきましては、点検の部分も入っております。それが両方になりまして、額から言いますと、施設管理業務で2億1,944万1,000円、保守点検で、これは点検と修繕と両方合わせまして2億8,930万3,000円を予定しております。 469 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 470 ◯委員外議員(酒井 隆君) 何かちょっとつじつま合わんような説明で、私が頭悪いんかなんか分からんけど、ちょっと理解に苦しむような説明です。  ちょっと1枚めくっていただいて、66ページを見てください。節15で、ここで、ごみ焼却場施設整備工事、入ってるでしょう。その1個上見てもうたら、ここにも保守点検、これは場所は違うと思うんですけど、そこの東生駒の中継のところやと思うんですけど。だけど、これ、活字を見て文句を言うわけではないんですけど、もうちょっと人が、だれが見ても理解のすっとできるようなことを書きはった方がいいと思うんですけど。保守点検とか管理とかいうたら、もう同じやと思うんやけど。点検して管理しとるんや。管理して点検しとるんやから。 471 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 472 ◯環境事業課長(山本喜久治君) いろいろと費目の予算を作成するときに、保守業務とか運転管理業務とか細かなそれぞれの部門、部門によりまして見積りとかをいただきまして予算を編成してきております。その中で今の委託料につきましては、清掃リレーセンターと清掃センターの運転管理に要する委託料を入れております。 473 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 474 ◯委員外議員(酒井 隆君) もうそれはそんで結構ですけど。これ、ごみ中継施設設備保守点検等委託料とあるんですわね。これは、まあ、よろしいわ。その説明でもう半分納得しときます。この下に環境測定業務等委託料とあるでしょう。これ、どこの環境の測定をされる予定ですか。 475 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 476 ◯環境事業課長(山本喜久治君) これにつきましては、清掃リレーセンターにおきまして、臭気とか騒音、振動を測定しております。清掃センターにおきましても、臭気、騒音、振動、水質とか、その他の焼却残さの灼熱減量とか、清掃センターを運転するのに、分析してどういう形で運転するのが一番理想的に運転できるのかという基礎データのための測定を行っております。 477 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 478 ◯委員外議員(酒井 隆君) それはそれで結構ですわ。その下に焼却残さ処理業務等委託料とあるでしょう。これは何を意味するんですか。 479 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 480 ◯環境事業課長(山本喜久治君) これは、清掃センターで燃やしました、焼却しました後で出てくる灰を大阪湾にフェニックス計画で埋め立てておる、運搬費とフェニックスへの処分料でごさいます。 481 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 482 ◯委員外議員(酒井 隆君) それはもう分かってて聞いてるねんけども。フェニックスの予算のところへ、これはこれでどっちかがどっちかへ引っ付けて書いた方が、だれが見ても分かるような文章体になるわけ。だから、これ、こんな焼却残さ処理業務委託料と書いて、これ、何のことかなと分からへんでしょう。普通一般の人が、だれが見たって。それはもうそれで結構ですわ。  それで、これ、いろいろ費目書いて、18のところに備品購入費、これ施設用備品て、部品と違う備品ですか。機械の部品ではない施設用備品ですか。 483 ◯委員長(下村晴意君) 俵本清掃リレーセンター所長。 484 ◯清掃リレーセンター所長(俵本徳則君) これはリレーセンターから清掃センターへごみをコンパクタで圧縮してそれをアームロールという10トン車に積み替えて、その載せる、ごみを詰めるコンテナを買う予算を予定いたしております。 485 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 486 ◯委員外議員(酒井 隆君) なかなか難しい文章ですね。これ備品と言うたら、何かここらに置いてあるもんが備品に思うんやけど。トラックのコンテナのことを備品と言うんですか。ああ、そうですか、認識を新たにしました。 487 ◯委員長(下村晴意君) 俵本清掃リレーセンター所長。 488 ◯清掃リレーセンター所長(俵本徳則君) 400万以上のお金がかかるコンテナでございますので、1年、2年で焼却しているものではございませんので、備品という扱いになっております。 489 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 490 ◯委員外議員(酒井 隆君) それも結構です。  最後に、このし尿処理費、分かってもらえますか。66ページですよ、節11。ここで、前年度と本年度とほぼ同じ金額を書いておられるんやけど、どういう請負契約でこの金額になるか、ちょっと教えてください。 491 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 492 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 節13の委託料でございますでしょうか。 493 ◯委員外議員(酒井 隆君) まあ、それでもええわ。目4や。し尿処理費。 494 ◯環境事業課長(山本喜久治君) これにつきましては、昨年の随意契約検討委員会でいただきました提言に基づきまして算出していただいた金額で予算を上げさせていただいております。 495 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 496 ◯委員外議員(酒井 隆君) これ、し尿処理いうたら、先ほど言うてはるような浄化槽のない家の対象の話でしょう。そしたら、去年も今年も、増減はもう全然、家の戸数、関係ないんですの。 497 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 498 ◯生活環境部長(清家 衛君) 下水道の進ちょくによりまして、し尿のくみ取り、件数は徐々に減ってきております。ここに予算として上げさせていただいておりますけれども、やはりし尿の推計、予定量、そこからバキューム車が何台要るのか、それに伴って人件費がどれだけかかるのかというような形で積算をしてまいります。予算をこういうふうな形で上げさせていただいていますけれども、精査しまして、契約はしていきたいと考えております。以上でございます。 499 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 500 ◯委員外議員(酒井 隆君) そしたら、今、これ、おっしゃっているように、減っていくんやから、戸数が。そしたら不用額が出るわけやね。そのように認識しといてええわけ。 501 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 502 ◯生活環境部長(清家 衛君) 積算しまして、相手方と契約でございますので、一定不用額は出てくると考えてはございます。 503 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 504 ◯委員外議員(酒井 隆君) この金額、1戸当たり何ぼとか、どういう委託の積算方法、簡単に言えたら教えてください。 505 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 506 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 積算につきましては、想定されますし尿の量、年平均とか年の推移とかを見ておりまして、想定される年間のし尿の量からバキューム車の積める量とか、何台のバキューム車が必要かと。そのバキューム車を動かすのに何人の運転手また作業員が必要かというところを積算させていただきまして、積み上げて設計させていただいております。 507 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 508 ◯委員外議員(酒井 隆君) いや、そういうことではなしに、ここへこれ、一億何ぼからのお金が計上されてるんやから、この根拠、1軒当たり何ぼとか、何リットル収集するから何ぼとかいう根拠があるでしょう。こんなアバウトでぱっぱと計算したん違うでしょう。それをちょっと聞きたかった。もう結構ですから。そういうことで、ここに計上されているんやけども、今年度は軒数減ったら、ここから不用額が出るというように、部長のお話やったら何ぼかそういうように認識できると思うんやけど、そのように認識してていいわけですね、最後に。 509 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 510 ◯生活環境部長(清家 衛君) 相手方との契約のことですから、これから向こうとの具体的な交渉に入っていくわけですけれども、基本的にはそういうふうに考えております。 511 ◯委員長(下村晴意君) 酒井議員。 512 ◯委員外議員(酒井 隆君) もう最後にするけど、相手方の契約やなしに、こっちがお客さんやねんから。市がお客でしょう。委託する人が事業者ですから。市がお金払うんやから、お客さんの立場でしょう。違いますの。そういう立場で考えたら、去年この金額やったから今年もこの金額やったら、軒数減ったら減っただけ負けてもらわなあかんし、増えたら増えたでお金も余分に払うてあげなあかんやろうと思うけど。そやけど、現実的に言うていったら、減っていっとるんやから、下水道も完備そこそこできてきとるんやし、浄化槽も設置されていったら、バキューム車使う軒数が減っていたら、値段安なっていくのは当然でしょう、商売でいったら。部長、回りくどうにそう言わんと、減ったら値切って契約するんですよと。こう言いはったら簡単な話なんですよ。 513 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 514 ◯市長(山下 真君) 酒井議員のおっしゃるとおりだと思いますので、そういう方向で努力してまいりたいと考えております。貴重なご意見ありがとうございました。 515 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。中尾衛生処理場長。 516 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 先ほど山田議員さんからちょっとご質問がありました件なんですけども、メタンガスの作成にかかる費用なんですけど、平成19年度の実績なんですけども、2,832万9,273円一応かかっております。 517 ◯委員長(下村晴意君) もう一度お願いします。 518 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 2,832万9,273円。これは動力費とか燃料、水道代、袋代、薬品代等々の費用がかかっております。以上です。 519 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 520 ◯委員外議員(山田正弘君) それで電気起こしましたやろう、二千何百万かかって。それと、金額換算したら幾らですかと聞いてる。電気ができて、その費用。費用じゃなしにその金額。 521 ◯委員長(下村晴意君) 中尾衛生処理場長。 522 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 2,800万かかっておりますので、発生した電力量が5万6,000キロワットということで、一応単価の費用がそれで出ておると思うんですけど。 523 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 524 ◯委員外議員(山田正弘君) 5万6,000を金額に換算したら幾らですかと聞いてるんですよ。 525 ◯委員長(下村晴意君) もう一度、中尾衛生処理場長、お願いします。質問は理解していただいていますか。 526 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 527 ◯生活環境部長(清家 衛君) エコパークでかかった費用、メタンガスを発生させて得た電力等々を環境会計ということでまとめておるものがございます。今ちょっと手元にはございませんけれども、後ほどそれをお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 528 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 529 ◯委員外議員(山田正弘君) 取得した電気の、5万6,000と書いてある。キロワットでしたんかな。発電で得た電力。5万6,000キロワット。 530 ◯委員長(下村晴意君) 中尾衛生処理場長。 531 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 5万6,947キロワットです。 532 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 533 ◯委員外議員(山田正弘君) そしたら、その5万6,000キロワットを換算したら何ぼかちょっと教えてください、金額。また分かったら教えてください。後で結構です。 534 ◯委員長(下村晴意君) そしたら、今の山田議員の回答はまた後で。  中尾衛生処理場長。 535 ◯衛生処理場長(中尾宗治君) 後でちょっと報告させていただきます。 536 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 537 ◯委員外議員(八田隆弘君) 概要書の32ページ、成人式のことについて、ちょっと内訳を教えていただけますか。317万の。 538 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 539 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 今、手元に詳しいことは持っていないんですけど、成人式をするに当たりまして、実行委員会を新成人が組みます。そのときの会議の費用並びに成人式当日の記念品代、それと、最後、これも新成人が実行委員会を組んでやるわけなんですけど、思い出の写真、ビデオレターというのをやっているんですけど、それに係る経費とか、成人式終了後に写真を撮りまして、その写真を各新成人に郵送しております。その写真代と郵送料等が主なものでございます。
    540 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 541 ◯委員外議員(八田隆弘君) その写真、僕もこれは毎年出させてもらっているんですけど、放送で中学別に集まるんですか。ちょっとそれ、教えてください。 542 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 543 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 八田議員さんおっしゃるとおり、各中学校区別に集まりまして、先ほど申しましたビデオレターというときに各中学校へ行きまして、いろんな中学校の卒業当時の先生方といろんなビデオを撮るわけなんですけど、そういうのを全部含めまして、記念に残るものとして写真を校区別にお渡しいたしております。 544 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 545 ◯委員外議員(八田隆弘君) その写真で、今、中学受験が結構盛んで、生駒市の小学校から私学へ行く人も多いと思うんですけど、たまたま地元の中学へ行かずに成人式に出て、12歳やから8年ぶりですか、小学校を出て地元中学校へ行っていないから、そういう寂しい思いをしたという子がおったんですよ。どこで写真を撮ったらええか。中学校を出てへんからね、そこの出身の。そういう人の対応はどうですか。 546 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 547 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 原則は、その中学校の卒業生というような原則なんですけど、今お住みになっていた校区の中学校に入っていただいても結構ですし、小学時代にお友達であった方々がおられる中学校区に入っていただいても結構です。原則、どこのどの場所に入っていただいても結構ということで、ご説明はさせていただいております。 548 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 549 ◯委員外議員(八田隆弘君) さっさと帰られて寂しい思いをしたから、ちょっと配慮したっていただきたいんですけど。  本市の中学校で中学受験、結構、生駒小学校でも中学受験で地元中学へ行かない人も多いと思うんですけども、その人数みたいなのは把握されとるんですか。中学受験で地元の中学へ行かない子どもは。 550 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 551 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今、今年のとか去年というようなものは実際持っておらないんですけれども、5年間、これからの児童・生徒を推計するに当たりどれぐらいの進学率があって、小学校から中学校に行かれるかというために、推計用に資料を持っております。例えば、90%ぐらい中学校へ行かれる小学校区もあれば、73%ぐらいの校区もあり、校区によっても開きはあるところでございます。 552 ◯委員長(下村晴意君) 八田議員。 553 ◯委員外議員(八田隆弘君) 把握されていないということですね。生駒小学校、僕の子どもは行っているんですけど、成績が一番いい、どうやって判断してるんか知らんねんけど、私学の中学校へ行って地元では勉強しないと。できるだけ地元の学校へ行ってほしいんですけども、たまたま今年の春、私の子どもは緑ヶ丘中学校へ行くんですけども、教育長、先だって、髪の毛のどうのこうのいうて、あれ、どないなってるのかちょっと経過を教えて。 554 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 555 ◯教育指導課長(西井久之君) 現在、裁判の方で、私どもの弁護士3名、依頼しまして、相手方と、まだ当初書面でのやりとりをしただけですので、4月に入ってから正式に弁護士同士で裁判が行われるという状態でございます。 556 ◯委員長(下村晴意君) 経緯だけで、これはとどめておいていただきたいと思いますので。 557 ◯委員外議員(八田隆弘君) 分かりました。中学校の先生も萎縮してはれへんかなと思ってちょっと心配していたんですけども、頑張って教育するように言うとってください。 558 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。福中議員。 559 ◯委員外議員(福中眞美君) 予算の概要の33ページ、中谷委員さんが質問されてたんですけど、ちょっとだけ追加で教えていただきたいんですけど。文化財保護事業について、よろしいですか。これはずっと、郷土資料館という施設の件では、今までからずっといろんな議員さんが聞かれていた件ありまして、私も今回の質問でちょっとお伺いしたいと思っていたんですけど、今回議案ということで。そのときに、今までからずっと聞かれている中で、フィールドミュージアム構想に沿って総合的な見地から検討していきたいという回答を今までずっとされていたんですけども、そのフィールドミュージアム構想、これ、ちょっとその点を教えていただきたいなと。 560 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 561 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) フィールドミュージアムではなくてデジタルミュージアムですか。 562 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 563 ◯委員外議員(福中眞美君) デジタルミュージアムはこちらの方です。ちゃんと分かっております。これはいいなと思って褒めたいなと思っていました。デジタルミュージアムです。これはホームページから見れるやつです。じゃなくて、共産党の西議員さんも何年か前に質問されていた、私も議員になってしばらくしたときに。ちょっと調べていたんですけれども、生駒市全体をミュージアム、博物館に例えて考えたい、沿ってずっと考えたいということをずっとこの間今まで説明されてきておられましたんで、どういうふうに位置付けて考えてられるのかなというのをちょっと教えていただきたいと思ったんですけれども。 564 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 565 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) フィールドミュージアムと申しますのは、市全域を構想に挙げたものであって、その中の一つとしてデジタルミュージアムも入るものと、歴史的なものとして考えております。福中議員さんもご存じのように、昨年度にハンドブック等も作りまして、歴史学習につきまして市民のニーズに沿うような形で私どもは進めさせていただいております。21年度に際しまして、そういう市民ニーズにこたえるために、市全域をとらえました文化財を対象にいたしまして、現在ありますパンフレットと違うものを、新しく文化財マップのようなものを作って、フィールドミュージアムに、あるいはデジタルミュージアムにかぶせていきたいと思っております。 566 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 567 ◯委員外議員(福中眞美君) 何でそんなことを聞いたかといったらそうです。いろんな文化財とか、いろんなところに史跡とかお寺、神社とかありますので、その中で位置付けてどういうことを思われているのかなということで、ちょっと郷土資料館ですか、新しく検討していただけるということで、ちょっとお伺いしたかったんですけれども。それで、今、中谷委員さんが質問されたときに、計画を、文化財保護審議会なり公募の市民をということで言われていたと思うんですけど、検討していきたいということで。それは、例えば文化財保存活用計画みたいなやつをつくろうというお考えまでお持ちなのかどうかもちょっと教えていただけますか。 568 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 569 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) まだ、ただ今のところ資料館自身も検討中という形で、先ほど中谷委員さんにもお答えさせていただきましたように、文化財保護審議会の委員さん、あるいは生駒市の民俗会の先生方、あるいは一般市民で特に郷土歴史に興味をお持ちの方々等を募りまして、今後その運営につきまして決めていきたいと考えております。その中で、新しくなる郷土資料館としてのコンセプトも考えていきたいと思っておりますので、現在のところまだ私どもではそこまでしか言いようがないと思っております。 570 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 571 ◯委員外議員(福中眞美君) これから考えていっていただけるということだと思うんですけど。先ほど言われたように、歴史と文化とか、いろいろこの間力を入れていっていただけているというふうに私もちょっと思っていたんですけれども、なかなか市民の方でまだまだ文化財だとかそういうのに興味がまだ薄いんじゃないかなというふうには思っております。ただ、この間、史跡巡りだとかバスツアーで出していただいたり、そういうようなこともしていただいています。その中で、どうしたら市民に関心を持ってもらえるかとか、やっぱり歴史・文化というのは、これから本当に大切にしていかないといけないと思っていますので、その点、もし何か市民に対してPRとかほかに考えていることがあれば、ちょっと教えていただけますでしょうか。 572 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 573 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 現在は、ご存じのように、そういう冊子の発行、あるいは広報等に掲載、あるいはホームページで掲載したりしておるんですけど、今後は、今現在、今年度から始めた事業なんですけど、埋蔵物の活性化事業、正式には。保存活用活性化事業というのを今年度から5カ年計画でやっております。それにつきましては、毎年発掘調査をしておるわけなんですけど、そこで出土しました文化財等を再整理いたしまして、展示できるよう、あるいは、現在、小学校などに置いております文化財を、資料館等ができましたら、時には展示いたして、各学校等の教材に用いたり、あるいは歴史の学習をするためのボランティアを募りまして、その中で歴史講座を開催したり、あるいは先ほど福中議員さんがおっしゃいましたように、地域へ出かけていってその文化財の説明をできるようなボランティアを募ったりというような形で、いろいろ考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 574 ◯委員長(下村晴意君) 福中議員。 575 ◯委員外議員(福中眞美君) いろいろ取組をしていただけるということで、うれしいなと思うんですけど。せっかく、ここになるかどうか分かりませんけれども、中央公民館の分館ですか、あちらの方で検討するということで、前、消防署の横にあったということなんですけど、私はちょっと残念ながら知らないんですけれども、できたらいろんな方に行っていただきたい。どこの場所になったとしても、いろんな方に行っていただきたいという思いを持っております。そこにもし決まりましたら、ちょっと駅から遠いということもありますんで、ぜひ市民の方にPRなり、1つ思っているのと。この間、一般質問のときに、まちづくりの新しい市民参加ということで、プラーヌンクスツェレというのをちょっと紹介させていただいたんですけれども、そういう市民参加の方法で、公募で審議会なり何なりで公募という話も出ていましたけれども、無作為で市民の方たくさんに参加していただいて、いろんな興味を持ってもらって、生駒を大切に思っていただきたいというふうな思いがありますんで、これ、また要望としてお願いしております。以上です。 576 ◯委員長(下村晴意君) 西口議員。 577 ◯委員外議員(西口広信君) 関連ですねんけど、今言われた中で、貴重な文化財の保存で、説明の103ページの19に書いてあるんですけども、補助金を出していただいてるんですけど、私、何回か住民の皆さんから、往馬神社は何ぼほどもろうとるねんとよう聞かれまして、ちょっとよう分からんので、また調べて返事させてもらいすわと言うてますけど、これ、内容、内訳が分かれば、教えていただけませんか。 578 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 579 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 文化財保存事業の補助金とか、文化財保存会の負担金とかあるんですけど、往馬神社のとか無形文化財の補助金でよろしいですか。 580 ◯委員長(下村晴意君) 西口議員。 581 ◯委員外議員(西口広信君) 758万1,000円と出てますな。節19、文化財保存事業費補助金。これの内訳。その中に入ると思うんですけど。 582 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 583 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 今、西口議員さんがおっしゃいました文化財保存事業費補助金と申しますのは、重要文化財の宝山寺の獅子閣の改修に係る補助金5%、それと、市内7カ所の重要文化財の防火施設の点検等に対する補助金でございます。それと、今申しました758万1,000円の中に、往馬神社の火取り行事の補助金15万円、高山八幡宮の宮座行事の補助金14万円等です。 584 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 585 ◯委員外議員(山田正弘君) ちょっと先ほどの電気5万6,000キロワット、これ、個人のところから買い取る値段、24円21銭です。5万6,000を掛けると、135万5,760円です。大きいところの施設から買う場合は、大体キロ11円ぐらいです。61万6,000円。そういうことでございます。これだけちょっと教えときますわ。 586 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。角田議員。 587 ◯委員外議員(角田晃一君) 教育総務部関係で、2点ほど質問させていただきます。  概要の29ページをお願いします。いわゆる伝え合う力の育成事業、新規で、小学校英語活動(わくわくイングリッシュ事業)とあるんですけども、これをちょっとご説明いただきたい。要するに、どういう目標を立てて、事業ですから、当然目標がある。その目標を立てて、そのためにどういう方策を、これからですけれども、今考えられておられれる範囲でちょっと教えていただきたいと。 588 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 589 ◯教育指導課長(西井久之君) 小学校の英語活動は、次の、学習指導要領で、小学校で外国語活動を扱うことになっております。これは五、六年生、それぞれ週1時間、外国語活動を行います。中身は、中学校の英語と違いまして、コミュニケーション能力を高めるということで、外国の人、特に英語なんですが、英語であいさつをしたり、簡単な会話ができるようにということで、会話中心の学習内容となっております。市ではわくわくイングリッシュ事業としまして、三、四年生にもそれぞれ10時間程度、英語を中心とした外国語活動をやっていこうと。内容は、楽しい、コミュニケーションを高めるような内容ということで考えております。 590 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 591 ◯委員外議員(角田晃一君) 今の説明で、いわゆる実施計画表の中では読解力を中心に述べられていて、なかなか会話能力というのはなかなか出てこないんで。ぜひ、これは会話能力をつけられるように。例えば、一番手っ取り早い方法というのは、その教室に入って出るまで、英語しかしゃべれないと。こういう教育を、ベルリッツとかいろんな、やっていますよね。そういうようなことは考えておられますか。 592 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 593 ◯教育指導課長(西井久之君) なかなか完全にはいけるかどうか分かりませんけども、ALTあるいは海外駐在経験のある地域の人材も活用させていただいて、教師だけではなくそういう地域の人材あるいはALTによる会話中心の内容にしていきたいというふうに考えております。 594 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 595 ◯委員外議員(角田晃一君) 今ご質問しようと思ったのをお答えいただいたんで、もうこの件はそれで結構です。ぜひ国際人が生駒からたくさん出るように、ともかく会話ができなければ通用しませんので。読解力ももちろん必要ですけど。そういうことでよろしくお願いしたいと思います。 596 ◯委員長(下村晴意君) どうぞ。 597 ◯委員外議員(角田晃一君) 今度は31ページ、給食材料費のところで、4億7,000万強、給食材料費が計上されているんですけれども、以前に9月議会で質問させてもらったんですけれども、当時は原材料費が暴騰状態、これは、食糧関係だけじゃなくして、鉄も原油もまだまだ高かったという時代があったと思うんです。ここは給食材料費ですので、いわゆるアメリカ中心に栽培されている小麦とかとうもろこしとか大豆とか、そういう原料の価格が当時は高かった。そのときに、これはいずれ下がりますから、下がった場合には、農水省、特に小麦なんですけど、農水省の所管では、以前は年に1回の見直しを半年に1回しますよということを新聞記事で読みましたので、その場合に、下がった場合の対応として、そのようにやっていただきたいというようなお話をさせていただいたんですが、今度、先ほどは、平成21年度から給食費を値上げしますとはっきりおっしゃっているので、その辺の、これは難しい話なんですけど。原料代は上がっても必ず下がると。国際相場は上がったり、下がったりしていますから。もちろん、これから上がらないという保証はもちろんないですけど、今のところは、この半年で見る限り、半分以下と言いますか、相当下がっておりますので、その辺をどのように織り込んで今後考えていかれるのかなと、そういう質問です。 598 ◯委員長(下村晴意君) 奥谷給食センター所長。 599 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) おっしゃるとおり小麦につきましてはかなり下がっておりまして、県の給食会の方に情報を仕入れましたところ、来年度パンは3%ぐらい、パンとして3%ぐらいは下がっていくだろうと。ただ、副食ですけども、私どもは今、安全面とかいうことで、国産品を原則として使っておりますので、その下がりました分につきましては副食費に回していきたい。 600 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 601 ◯委員外議員(角田晃一君) もちろん安全も大事なんで、更に下がるようであれば、それを可及的速やかに織り込んでいただいて。今、物は皆下がるデフレ時代ですから、家計の負担も、ベアがどうもないような、定期昇給も、今日のニュースではちょっと無理みたいな、いわゆる可処分所得、大変難しい状況になりますので、これは要望しときます。 602 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 603 ◯委員外議員(角田晃一君) 30ページの上の方に、全国大会等出場補助等々、健康増進、あと、いろいろ補助をしていただけるということで、体力向上について、体力向上とかそういう成果を上げるといいますが、非常に有意義な補助なんですけれども、以前にこれも質問させてもらったんですけど、いわゆる中学校の校庭の芝生化ということについては、もう現在、市としては完全にストップしたと言うか、諦めたと言うのか、どういう状況にあるのか、ちょっと聞かせてください。 604 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 605 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今年度、生駒小学校の中庭でやらせていただいた分は今も続いておりまして、21年度なんですけれども、今回、奈良県が県教委の方で、県の補助だけで芝生化の予算を取られまして、奈良県下一斉に募集をかけられましたところ、生駒の鹿ノ台小学校が8,000平米ぐらいで今申請をしているところです。まだ結果はこれからなんですけれども、今それで手を挙げて、1つ応募しております。 606 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 607 ◯委員外議員(角田晃一君) 今のお答えと関連するんですけども、1つご紹介しときます。奈良女子大附属中等教育学校、これが中高一貫の教育のようです、6年制。ここで、テレビでちょっと見たんですけれども、中学生がこれぐらいのポットをたくさん持って、そこに芝生の種があって、それをたくさん校庭に植えていると。これがいわゆる普通の正方形の、芝を植え付けていく専門業者が、ゴルフ場のグリーンとか、そういうのを植え付けていきますよね。そういうのと違いまして、違いましてと言うのは、いわゆる芝生の完成度が低いと言うのか、芝生は芝生なんですけど、そんなにきれいな芝生じゃないけども、いわゆる運動するのに、相当激しい運動をしても校庭では芝生状態になると言うか。雑草も中学生が一緒に取るという、要するに芝生化の一番の難点というのは、学校の先生がそれを維持管理するのは大変だし、なかなかボランティアの人もやってくれないということなんですけど、今の場合は、中学生自らが、自分たちの校庭だということでやったという例が、もう一度申し上げますと、奈良女子大の附属中等教育学校と言うらしいですけど、ここでやっています。これ、1つご参考ということで、それだけです。以上です。 608 ◯委員長(下村晴意君) 早川教育長。 609 ◯教育長(早川英雄君) 今、角田議員がおっしゃっているのは鳥取方式と言われるもので、安く経費が上がると、有村委員さんもご紹介いただきましたけれど。生駒小学校が行っているのもそれであります。今、峯島課長がお答えして、県が推奨している来年度から始まる事業もその形をとるということで、鹿ノ台小学校がほぼ全面芝生化をすると、運動場。こういうことでございますけれども、先ほど申しましたように、中学校の運動場につきましては、運動場が専門的で多種にわたっておりますので、芝生化は適さないという認識を県教委も持っておりまして、今回の芝生化の対象校は小学校でございます。小学校と中学校は運動種目とか運動場を使って遊ぶ中身も全然違いますので、中学校にはやっぱり課題が残っておると。中庭だったら、また違う話なんですけど。運動場でございますので。したがいまして、私どもも、鹿ノ台小学校が手を挙げてきた、その小学校でということで、それを認可しているということでございます。以上でございます。 610 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 611 ◯委員外議員(角田晃一君) もちろんこれは始まったばかりで、メリット、デメリット、よく分からないところがありますので、ぜひ参考にしていただければ有り難いと。以上です。 612 ◯委員長(下村晴意君) 早川教育長。 613 ◯教育長(早川英雄君) 付け加えます。先ほどご紹介ありました女子大の中高一貫中等学校なんですけど、あそこは大変運動場の面積が広くて、中学校なんですけれども、そこの芝生化をしたのは運動場の3分の1程度で、後のやつは地道と。土でございますので、先ほど私が申しましたように、いろんな多種にわたる専門的な運動に対応できるということでございます。特殊な事情があるということでございます。以上です。 614 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。矢奥議員。 615 ◯委員外議員(矢奥憲一君) 概要の20ページで、このペットのふん公害防止対策ということですけども、21年度はどういう対策をされるのか、お聞きしたいと思います。 616 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 617 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 主に考えておりますのは、昨年度からペットトイレの廃止に伴いまして、わんわんアドバイザー制度を発展させまして、20年度も開講させていただいたというところであります。今後、このようなわんわんアドバイザー制度をもうちょっと拡大していきたいと考えております。 618 ◯委員長(下村晴意君) 矢奥議員。 619 ◯委員外議員(矢奥憲一君) そうされていくことは、ペットトイレが平成19年度末で無くなったということで、いろんな犬を連れて散歩されている方が、今そういうことについてはちょっと悩んでおられるということも聞いていますし。うちの家の前の道路は、ちょうどペットを連れての散歩道になっているというような形で、今現在でも、非常にふんがあるんですよ。これが小学生の通学路にもなっていまして、それを小学生が踏んで歩くということで、非常に問題になっているような地域もありますので、こういう問題について、今おっしゃったようなわんわんパトロールとか、そういうことはよく分かるんですけども、もう少しきめ細かに取組をしていただいた方がいいんじゃないかと思いますので。何とか今の現状を見てもうてもよく分かると思うんですけど、そういうことをよくご理解いただいて、対応、対策をやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 620 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。小笹議員。 621 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 概要の31ページの男女共同参画施策ですけれども、去年、男女共同参画推進条例を制定されて、記念の式典もされてということで、大々的に盛り上げてこられたことだと思いますけれども、具体的な取組の中で、ここでいろいろ項目を挙げられていますけれども、例えば、審議会の男女比率とかがどういうふうに変わったのかとか、分かっていることがあれば、状況を教えてください。それと、併せて、県内の状況と比較して生駒市がどういうところにあるのかというのも併せて教えていただければ。 622 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 623 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 大変申し訳ないんですけれど、最新のデータというのがまだ手元、20年度まとまっておりませんので、過去2年間、19年度、18年度の資料しか手元にございません。それに基づいてお答えさせていただきたいと思います。  まず、18年度末なんですけど、審議会の分につきまして2種類ございまして、地方自治法180条の5の公共団体が設置しなければならない審議会につきましては、人数が42名おられまして、そのうち女性3名です。率にしまして7.1%でございます。19年度末につきましては、人数が43名の実数がおられまして、9.3%でございます。その次、地方自治法220条の3の条例等で定める部分の審議会の分でございます。18年度末が、本市の場合156人の実数がおられまして、そのうち女性は45名、率にいたしまして28.8%でございます。19年度末につきましては、これは審議会の数にもよると思うんですけど、人数が134名でうち女性委員が40名、29.9%でございます。あと、規則、要綱等によって設置されるべき委員会等、審議会等の人数です。実数が317名で、そのうち83名が女性、26.2%でございます。すみません、これは19年度末でございます。18年度末が、人数にいたしまして661名おられまして、174名が女性委員、26.3%でございます。それと、奈良県下の部分で、先ほど申しました、これは日にちは18年度末でございます。180条の5に基づく委員会の登用分ですけど、奈良県下につきましては、委員会数が204ありまして、人数が1,251名、そのうち女性が62名で、女性比率は5%でございます。202条の3に基づく審議会等につきましては324ございまして、人数にいたしまして5,060名、女性がそのうち925名で18.3%でございます。以上でございます。 624 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 625 ◯委員外議員(小笹浩樹君) ありがとうございます。後の方は県の平均ということですよね。それで、これ、実際に条例ができてからの変化ということは、19年度末の話なんで、まだその後ということになると思うんですけども、この時点で既に県平均よりは高いということなんだと思うんですけれども、条例制定後、何らかの形で担当局と啓発と言うか、同じ中でいうのも変な話ですけれども、そういった形で審議会に今回の条例の指示を踏まえて女性の登用率を高めるようにというような働きかけをされているようなことは、担当局としてはあるんでしょうか。 626 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 627 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 市長公室の方で審議会委員等の選任についての指針を出しておりますので、その中でも女性の登用の推進ということを図っております。また、男女共同参画推進条例等に基づきまして、審議会等の委員への女性の参画促進というのも啓発等を進めております。その中で、2014年に40%達成という一応目標は定めております。なかなかちょっと目標までは達していないのが実情でございます。 628 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 629 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 職員さんの採用の話とかあるいは管理職の登用のこととか、また明日も企画総務委員会がありますので、そちらの方でまた聞いていきたいと思います。 630 ◯委員長(下村晴意君) どうぞ。 631 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 次に、概要の30ページですが、6の人権教育というのがあります。いろいろ項目を挙げていただいていまして、人権教育課の方でいろいろ訴えの取組をしていただいていると思います。私も幾つか中を見させていただいたものもあります。何年間かずっと継続してやってきておられる講座等もあって、新たに私も一般質問等で取り上げさせていただいたような、いわゆる新しい人権、新しい人権という言葉は余り使いたくないんですが、そういった問題についても積極的に取り組んでいただいていると思うんですけれども。これは、前に福中議員の方もどこかで発言をしていたと思いますけども、実際にいろんな講座を受けられた方が、それを地域に帰ってどういう形で伝えていくのかという、その伝えていくという、今度はそれが課題になっていくと思うんですけども、そういった問題意識を持って、今後、講座の発展と言うか、そういうようなことをお考えになっていないんでしょうかね。 632 ◯委員長(下村晴意君) 宿賀人権教育課長。 633 ◯人権教育課長(宿賀 忍君) ただ今のご質問でございますが、とりわけ人権教育の推進にはやはり啓蒙啓発、また研修が大変重要となると思っております。その中で、人権教育リーダー講座とかやまびこ講座、リーダー講座につきましては参加率が約70%、やまびこについては89%と年々参加者、受講者が増えている状況でございまして、前に福中議員ですか、そういうよく似た質問をしていただきまして、受講者へアンケートもとりまして、いろいろとアンケートの結果を見ましたところ、やはり選出母体なり各地域、職場で、いろいろと習った研修の部分を話をさせていただいているというアンケート結果もいただいておりますので、今後ますますそういう21年度におきましては、そういうふうな方向性を持って研修者に研修講座を開いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 634 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 635 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 取り組んでいただいていることを決して批判しているわけではなくて、それは積極的に私は評価しているんですけれども、ただ、なかなか伝えていくということは、例えば学校の先生方でもそうでしょうけれども、非常に難しいことであると思いますので、そうした形での改善と言うか、より効果的な、せっかくそこで得た知識を全市的に共有していくというような、なかなかこれは難しいことでありますけれども、十分研究を進めていただきたいと、これは要望しておきます。  同じ今申し上げましたような新しい人権ということで、やまびことか人権教育リーダー養成講座で取り組んでいただいているわけですけれども、前に教育長にもお伺いしましたけれども、実際に学校現場で、ある適当な年齢に達した子どもには伝えていかなければならないことというのもあると思うんです。なかなかその辺のところが、私は前に一般質問したところでは見えづらいというようなことを申し上げたと思うんですけども、何か来年度に当たって新たな取組等を考えておられることがあれば、教えていただきたいんですが。
    636 ◯委員長(下村晴意君) 早川教育長。 637 ◯教育長(早川英雄君) 学校内での人権教育、研修については、私どももなかなか立ち入ったことを指導するということはできない事情がございますけれども、小笹議員の前回一般質問のときにご指摘いただきましたように、性同一性障がいとかそういう今新しい、前に新しい課題と言って怒られましたですけれども、以前はやっぱり認識しなかった問題が出てきているわけでございますので、そういう研修を教員の中でもやっぱりやらなければいけないということで、今年度の夏休みには教員を対象に性同一性障がいの研修を市教委主催で設けたと。あと、そこの話の中で、実際に学級の中で、低学年の子どもからそういうことで悩んでいる子どもがいるんだということを教員は認識してくれたと思っております。あと、その認識した、研修で培ったものを、各学級経営、学校経営の中で生かしていただきたいという願いを今のところ持っているというところでございます。以上です。 638 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 639 ◯委員外議員(小笹浩樹君) そうした取組に前向きに取り組んでいただけるというところで、それは非常に評価もし、感謝もしますけれども、人権基本計画の中でうたわれている中で、特にさまざまな人権問題というところで、ばばばと羅列されているものがありますよね。そういうところというのは、やっぱりどうしてもなかなか認識の共有というのが進んできていない実態もあると思いますので、ぜひ継続した取組をお願いしたいと思います。 640 ◯委員長(下村晴意君) どうぞ。 641 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 21年度の予算説明資料、昨日も市民福祉委員会で触れましたけれども、別のところで、18ページの補充学級の運営のところなんですけれども、来年度からこれは打ち切られると、0になるということですか、これは。 642 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 643 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 見直し検討委員会の結果を受けまして、担当課といたしましては、検討委員会でも補充学級の現在の実情等、るる打ち合わせもいたしまして、ご検討の中で意見も述べたところなんですけれども、最終的に廃止すべきという提言をいただき、その結論を踏まえて21年度から補充学級というものについては廃止するという方向で考えております。 644 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 645 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 今年度までの実情について、ちょっとお伺いしていきたいと思うんですけども、これは年何回実施されているんでしょうか。 646 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 647 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今年度、もうちょうど閉校式は終わりましたので、20年度の実績をお伝えしたいと思います。児童数が、南第二小学校なんですけれども、児童数が324人に対して、地区内児童が29人、8%となっております。この補充学級ですけれども、全部で延べ107回開催いたしまして。107回の回数になっております。 648 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 649 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 今から聞こうと思ってたんですけど、参加されているのが324名ということですか。 650 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 651 ◯教育総務課長(峯島 妙君) いえ、延べ人数は912人です。 652 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 653 ◯委員外議員(小笹浩樹君) それで今、最初の方だけおっしゃったと思うんですけども、地区内、地区外の子どもの内訳というのはそれで分かりますか。 654 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 655 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 補充学級に参加した子どもたちのうち、912人のうち、地区内の子どもが399人、地区外の子どもが513人となっております。 656 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 657 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 補充学級は、地区外の子どもも多数と言うか、むしろ地区外の子どもの方がたくさん参加されているというのが実態だと思うんですけれども、そこで、地区内外の学力格差のようなものは解消されたというふうに市としては認識されているんでしょうか。 658 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 659 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 地区内外の子どもたちの学力のことにつきましては、また少し、学校長の方からは、まだまだ課題があるとは聞いております。 660 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 661 ◯委員外議員(小笹浩樹君) ただ、実際、補充学級に参加されている方に地区内外の子どもが入っているという実情もありますわね。昨日、一昨日の委員会でもいろいろ委員さんの方から出ていましたけれども、非常に厳しい経済状況が実際にもうこの生駒市にも襲ってきているという実態があると。で、この格差問題というのは、昨日来の委員会の審議の中でもある程度明らかになっているとおり、地区内外を問わずに、もうこれは経済格差というものが生まれてきているというのが実情だと思うんです。これは、一概には言えへんけれども、親の経済状況というのがやっぱり子どもの学習環境に影響するということも考えられると思うんです。そのことが結局学力格差につながていくという、これは、それだけではないですけれども、それも一つの大きな要因だと思うんです。一般的な施策として、やはり何らかの手を打つことが必要なんではないかなと思うんですけれども、その辺りはどのようにお考えでしょうか。 662 ◯委員長(下村晴意君) 大津輪教育総務部長。 663 ◯教育総務部長(大津輪幹夫君) 地域で実施しておりました補充学級につきましては、提言に基づいて廃止をするということでございますけれども、やはり学校ごとにいろいろそういう子どもさんでしんどい状況とか、あるいは学力の問題等がございます。その辺については、学校が学校の中でいろんな施策を打ち出していく中で教育委員会としてはそれを支援していきたいと考えております。 664 ◯委員長(下村晴意君) 小笹議員。 665 ◯委員外議員(小笹浩樹君) 実際、今の経済状況というのは、なかなかここにいる人間が肌身を感じて分かっているかどうかというのはあると思うんですけども。先日も、ある議員さんと話をしているときに、昔その議員さんの親は戦死されたというふうな話をされていました。私の親も、祖父が戦死をして義務教育しか出ていないわけですけれども、主な原因というのは、それは、生活の困窮によってそれは進めなかったというようなことでありますわ。当然、私なんかの世代ですと、そんな経験というのは実感的にありませんけれども、おそらく今起こっている経済状況というのは、そのときに次ぐようなひどい状況が起こりつつあるんちゃうかというような実態があると思うんです。そのときに、憲法で保障されている最低の教育の権利を市として保障していく。実際に先生なんかに聞きますと、塾に行ける子、行けへん子というのが出てきて、やっぱりどうしても同じクラスの中にでも格差が生まれつつあるという話も実際に耳にしますので、そうした形で一般的な施策として、こうした子どもたちに対しての教育の保障というものをやはり検討していただきたいと思いますので、これは要望しておきます。 666 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。樋口議員。 667 ◯委員外議員(樋口清士君) ちょっと2点だけお伺いしたいことがございます。  説明書の107ページ、真ん中辺なんですけども、市民体育祭というのがありますが、これについて、この事業の目的というのは何でしょうか。 668 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 669 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 目的は、体育、スポーツの振興と市民相互の親睦を目的といたしております。 670 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 671 ◯委員外議員(樋口清士君) 内容を見ていますと、基本的には既存のスポーツ競技の団体と言うか、チームの試合の場として活用されているようなところかと思うんですが、今のご説明ですと、一般市民を対象としたスポーツの場の提供というふうにもとれるんですね。どちらが主になっていますでしょうか。 672 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 673 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 一般的な市民のスポーツ振興の場を主としております。 674 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 675 ◯委員外議員(樋口清士君) であるならば、実はちょっと気になっていますのは、市民体育祭の参加奨励金というのが廃止されていますね。各チームに1万円、2万円という形で奨励金ということで渡されていたものが、補助金の見直しということでもう廃止になっていると。これはこれで、ほかに行政需要が増えてきている中で仕方のないことかなと思うんですけれども、例えば一般の方々があの大会に出場しようと思うと、それなりに、例えばソフトボールをやろうと思ったら、グローブぐらいは個人で持ってはるんですけど、キャッチャーのマスクあるいはレガースですか、ああいうものってなかなか持っていないもんですよね。これはチームできちっと出来上がったものでないと、ないと。そのときに、そういう方が出たいというときに貸し出すような道具というのは、スポーツ振興課の方で何か段取りができるような状況はあるんでしょうか。 676 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 677 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 今、例に出していただきましたソフトボール競技ですが、やはりソフトボールには、キャッチャーのレガースやプロテクターやという部分が必要でございますので、どんなチームも持っているというのは限りませんので、うちの方でレンタルをする用意はいたしております。 678 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 679 ◯委員外議員(樋口清士君) そこは有り難いと思うんですけど、要は市民体育祭でやられている、実施されている競技全般について、そこはすべて段取りができるという状況になっているんでしょうか。 680 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 681 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) これにつきましては、今の自治会対抗の競技、これはソフトボール競技とゲートボール競技が自治会対抗でやっておりまして、後の小学校区対抗の競技がバレーボール、バドミントン、グラウンドゴルフという競技がございます。この小学校区対抗で今出てきていただいているチームと申しますのが、体協関係で出てきておられるチームばかりでございまして、この辺りに関しましては、しっかりしたチームづくりができておりますので、その辺のところは心配はしておりませんのですが、自治会で出てきていただいているソフトボール、ゲートボール競技に関しましては。すみません、そういう回答でよろしゅうございますか、競技に関しましては、若干考えていかないところもあるかとは思いますが、今のままもう一度自力を付けていただけたらとこのように考えております。 682 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 683 ◯委員外議員(樋口清士君) 恐らく奨励金の目的というのは、当初チームをつくっていくときにそういう道具もないというような状況で、何かの足しにしてくださいということでお渡ししながらチームを育てていくというような目的があったと思うんです。その使い道についてはチームに任されているので、どんな使い道をされているかというのは分からないと思うんですけれども、ただ、新規で入ってくる方々というのは、やっぱりそういうものがないと、なかなか道具がそろわないとか、出場の機会が狭まってしまうというようなこともあろうかと思うので、先ほどソフトボールなんかは、そういう用具の貸出しが可能ですよということがありましたけれども、基本的に各種目について、競技団体が主になっているとは言え、そこは可能性として一般市民に門戸を閉ざすということではないと思うので、そこは、こういったお金を切るんであれば、そういう手当をしていって参加者を増やすという方向で何か考えていただきたいと思いまので、これは意見として申し上げておきます。  2つ目の質問に移らせていただきます。94ページです。目1、幼稚園費のところで、ここにはそのものは書かれていないんですけれども、預かり保育が今実施されていると思うんですけども、これのための職員と言いますか、教職員と言うのか、の配置というのは、預かり保育をやるために、実施するために、別途何か手当をしているということはあるんでしょうか。 684 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 685 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 人件費については計上しておりません。 686 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 687 ◯委員外議員(樋口清士君) ということは、もともと幼稚園で幼稚園教育ということに携わっていた方々がそのまま預かり保育もその延長線上でやるということになっているという理解でよろしいんですか。 688 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 689 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そのとおりです。 690 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 691 ◯委員外議員(樋口清士君) なぜこういうことをお伺いしたかと言いますと、幼稚園の預かり保育、ちょっと時間延長があったりというようなことも出てきて、本来の幼稚園の教育というところでやっていくべきことが、大分そこに手をとられて、本来業務がやりにくい状況が出てきているというようなことがちょっと耳に入ってきたもんですから、そういった職場の現状と言うのか、状況というのは把握されているのでしょうか。 692 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 693 ◯教育総務課長(峯島 妙君) もちろん預かり保育をする前、した後では、教師の、教員の負荷は変わっているかとは思いますけれども、本来この預かり保育をするまでに、どのような預かり保育を始めたらいいかということを何年かかけて、確かな学力の検討委員会等でもお話しいただき慎重に決めた中で、生駒市では、2時、降園から4時までという時間の中で、また制約もいろいろありまして、就労であるとか兄弟の授業参観であるとか、一定の枠の中で大量に保育のように預かるというのではなくて、保護者の一定の保育に欠ける緊急の用事というようなときに限っているというようなこともありまして、いざ始めましたところ、ちょうど1年半ほどになるんですけれども、余り大量に、毎日毎日保育のようにというわけではなく、この制限のある中で行えているということで、一定の負荷はあるかとは思いますけれども、これからの幼稚園教育の中でこれぐらいのサービスの中はありかなということで始めた制度でして、教員にもそのような理解をお願いしているところでございます。 694 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 695 ◯委員外議員(樋口清士君) 当初始める前にいろいろ意見交換をしながらサービスを始めたということなんですけども、実際やってみて、いろんなことがあるなという状況が多分あるんじゃないかなと思うんです。要は、例えば、4時までと言っていても4時に確実に保護者の方が迎えに来られるかどうかというと、ちょっと遅れましてというような話があったときにそこをどうするのかというような話であるとか、個々具体的にそういう問題というのは出てきていると思うんです。だから、そういうところをきちっと把握されているのかどうかということをお伺いしたいんですけれども。 696 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 697 ◯教育総務課長(峯島 妙君) また、園長会等を通じて預かり保育の一定の総括など、また各園での事情なり情報交換もしているところなんですけれども、もちろん授業参観が小学校で遅れて少し長くなったりというふうな事情も、そこは園長が代わって見守りで見ているとか、そういうふうな事情で、毎日というわけでもありませんので、たまにそういうふうなことがありましても管理職が見ながらとか、講師が交代で見ながらということで、できるだけそういう4時を過ぎないようなというふうなことにおきましては、私どもの方で校園長会を通じて、授業参観での協力のことととかも呼びかけもしているところでございます。 698 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 699 ◯委員外議員(樋口清士君) この預かり保育をやるときに、保育料というのを別途徴収されていますね。このお金というのはどういう流れになっているんでしょうか。 700 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 701 ◯教育総務課長(峯島 妙君) これは、収入の方で上がっておりまして、それをまた目的別というふうに使っているものではございません。 702 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 703 ◯委員外議員(樋口清士君) これは1つ、提案と言うか、意見として聞いていただきたいんですけども、例えば、保育料を各幼稚園の裁量で使えるように、要は幼稚園の財布の中にいったん入れて、例えばそういう個々個別の問題に対して、幼稚園が地域のボランティアさんをちょっと呼んできて、ちょっと世話してねというような状況をつくり出すとか。要は、幼稚園の工夫で今問題に感じているところを解消していくような、要は幼稚園の裁量でそこは使えるような形で、保育料をいったん幼稚園に入れると、好きに使うというような形をとれば、個々が抱えている問題を自ら解決していく余地も出てくるんじゃないかなと思うんです。ちょっとここはご検討をいただきたいということで、これは意見として申し上げて終わっときます。 704 ◯委員長(下村晴意君) 西口議員。 705 ◯委員外議員(西口広信君) ちょっと聞きたいんですけど、説明の91の13の委託料で、英語指導委託料と出ているんですが、これは文科省ですか、これは尽力されておるんですけど、これはどういう内容。 706 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 707 ◯教育指導課長(西井久之君) 91ページの下から3段目の13の委託料でございますね。これは、先ほど申し上げました外国語活動です。小学校の外国語活動のALTの委託料ということで計上させていただいております。 708 ◯委員長(下村晴意君) 西口議員。 709 ◯委員外議員(西口広信君) それでは、概要の29ページの3のわくわくイングリッシュ事業というのは、これはどういうことになるんですか。 710 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 711 ◯教育指導課長(西井久之君) このわくわくイングリッシュ事業と言いますのも小学校で行います新しく入ってまいります外国語活動の事業名を、それを小学校五、六年生は、文科省の学習指導要領によりまして、五、六年生については必ずみんなやることになっております。で、本市では3年生、4年生についても10時間程度の外国語活動をやって、それをこのわくわくイングリッシュ事業ということで進めさせていただいております。この指導に当たるネイティブの英語指導助手を委託料として先ほどのおっしゃっていただいた委託料、英語指導委託料ということで、その経費をここで見込んでおります。以上でございます。 712 ◯委員外議員(西口広信君) 分かりました。ありがとう。 713 ◯委員長(下村晴意君) 上原議員。 714 ◯委員外議員(上原しのぶ君) この概要の28ページの一番下のところに命の大切さを学ばせる体験授業とあるんです。これは読んでこのとおりなんですけれども、具体的にどういうふうな中身か、教えていただけますか。 715 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 716 ◯教育指導課長(西井久之君) つい先日も新聞報道で出ておったかと思うんですけども、例えば鹿ノ台中学校のことが新聞報道で出ておりましたけれども、例えば内容として、ようこそ妊婦さんということで、妊婦さんに学校に来ていただいて、中学生の子どもが胎児の心音を聞くと。それで自分の親への感謝の気持ちを持つとか。あるいは、鹿ノ台中学校の例でしたら、臓器移植の体験者の方に来ていただいて、死に直面してというようなことで話を聞かせてもらうとか。あるいは、赤ちゃんポストのことについて、中学生ですのでディベートと言うか、討論ができると思いますので、その場で討論をしたり。幼稚園の段階等になりますと、動植物の栽培、飼育というようなことで命の大切さについて学んでいくというようなことで進めております。また、先ほど教育長の方からお話がありましたが、セクシャルマイノリティの方のお話の中でも命の大切さ、自分自身の思いをみんなの中でしっかりとお話ができるというようなこととか、違いを認め合うというようなことで、その中身として、命の大切さを学ばせる体験授業として取り上げているところでございます。 717 ◯委員長(下村晴意君) 上原議員。 718 ◯委員外議員(上原しのぶ君) 大事なことをしていただいているなと思って聞かせていただきました。ありがとうございました。  じゃ、次お願いします。勉強不足で申し訳ないです。生涯学習部のところの31ページで、男女共同参画施策のところ、女性総合カウンセリング、総合カウンセリングと付いているので、幅が随分広いんだなと思うんですけれども、どういう内容なのか、これ、教えていただけますか。 719 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 720 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 何種類かの事業がございまして、まず人間関係のトラブルやストレスなどの女性の心の健康に対する相談といたしまして、毎月第2、第4水曜日の午後1時から4時までフェミニストカウンセラーによります相談事業をやっております。それ以外に、男女共同参画プラザの方で女性相談員3名によります電話相談並びに面接相談。面接相談につきましては、すべて予約という形になっております。これにつきましては、夫婦関係の問題、DVとか、心と身体、家族などに多い相談ですが、生き方とか就労関係の問題の相談に当たっております。それ以外に、特にDV関係なんですけど、弁護士さんによります法律相談等もやっております。それを含めて総合的にカウンセリングしているという形で考えております。 721 ◯委員長(下村晴意君) 上原議員。 722 ◯委員外議員(上原しのぶ君) いろんな形で対応していただいていると思うんですが、例えば、DVなんかの相談を受けた場合は、どの辺までのアフターケアと言うか、シェルターを紹介するとか、そんなところまで踏み込んでおられるんですか。 723 ◯委員長(下村晴意君) 奥村生涯学習課長。 724 ◯生涯学習課長(奥村直幸君) 警察に関係するようになりますと、やっぱり警察の方に連絡をとりまして、直接シェルターまで送っていただいたり、あるいは、市で対応して精神的に納得していただけるのであればそれで終わるんですけど、そこでも対応し切れない場合は、県の施設に相談をかけていただくという形で、関係機関との連絡をとりながら、DVに対処しているというのが現状でございます。 725 ◯委員長(下村晴意君) 暫時休憩いたします。              午後2時55分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時6分 再開 726 ◯委員長(下村晴意君) それでは、休憩を解いて再開いたします。  宮内議員。 727 ◯委員外議員(宮内正厳君) 説明する書類の62ページなんですけども、先ほど委員さん及び委員外議員さんから火葬場の委託料及び利用料の補助について質問等があったんですけども、その中で行政が一答回答されたということなんですけど、その中で、その建物が築37年で耐用が50年だという話をされとったんですけど。そこでちょっとお伺いしたいのは、相当老朽化しているということで、この間、後13年の間に新たなそういう施設等を造る考えがあるのか、それとも手当、手当でこのままいくのかというその見通しについて教えていただけたら有り難いんですけども。 728 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長
    729 ◯生活環境部長(清家 衛君) 今までも、周辺環境も含めましていろいろ改良を加えて運営してきております。今後も改修を加えながら、できるだけ延命を図っていきたいというふうには考えております。ただ、やはり高齢化社会の到来、葬儀様式、これがいろいろ多様化してきております。今の施設、これで十分これからも対応できるというふうな形では思っておりません。ですから、今後、中長期的な、あるいは民間活力の導入というようなことも含めまして、検討はしていきたいと考えております。以上でございます。 730 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 731 ◯委員外議員(宮内正厳君) 民間活力も含めてその導入も検討していきたい、ちょっと意味が分からなかったんですけれども。つまり、どっちみちこの施設は老朽化し、いつかは建て替え、もしくは大きくすると言うんですか、適切な規模にしていく可能性も私は必要な事業だとは思うとるんですけど。いつでしたかそういう形で、一般質問等でその必要性を提言させていただいた記憶があるんですけど。ただ、この間、生駒市民に対しては、老朽化施設で一定使用をせざるを得ないというある意味じゃ我慢も含めてしていただくということになると思うんです。そこで、新たな施設を生駒市において造るまで、当面の間、あの施設のままでいいのかどうなのかという話なんですけど、先ほどの答弁の中で、下水道の進ちょくで、し尿処理が一定幅はあるような、処理に余裕があるような雰囲気の話が出てきたと思うんです。そこでお伺いしたいのは、例えば平群、またそれ以外のところもあるとは思うんですけども、平群が例えばし尿処理のところで詰まっていて、何とかしたいというふうな、もし仮に話があるならば、生駒市がし尿処理で余裕があるということで言えば、広域でその在り方を検討すると言うのですか、あくまで当面の措置ですよ、そういうふうな行政間同士の足らず部分をお互い補うような話合いというのは考えておられませんか。 732 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 733 ◯生活環境部長(清家 衛君) 議員さんおっしゃるように、やはり広域で考えていく。幾つも、例えば焼却場なんかは、幾つも造るよりも、広域的の大きなものを1つ造っておくというような形で考えるという視点は必要かとは思っております。ただ、エコパークの話ですけれども、今、徐々に余裕が出てきております。その分を今、山田川浄化センターの汚泥を処理していこう、市域の中で発生する廃棄物を市域の中でまず処理をしていこうという形で、今のところ対応させていただいております。以上でございます。 734 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 735 ◯委員外議員(宮内正厳君) もちろん市の中で対応していくというのは、私もいの一番、やるべきことだと理解しとるんですけど。先ほど火葬場の話の中で、今の現状からどう改善していくのかと。当面の話ですよ、あくまで。どう改善していくのかということで言えば、市の施設を有効利用してもらうと。市の言わば処理をしてでもまだ幅があるといった場合、例えば今言った平群の方でそういう処理を、言わば困っていると、仮の話ですよ、ということであれば、行政間同士で話合いをして、当面の間お互い、平群のし尿処理を生駒市が受けられる余裕があるんだったら受けて、生駒市は火葬場の問題で平群の火葬場と言うんですか、あの施設を、例えば以前、中谷委員が言われたように、私の記憶ではあそこは2基ですかね、生駒市が一定計画に算入するという話もあったんですから、例えばの話で、2基か1基か知りませんけど、そういうところでは出し合うと言うのか、協力し合うと言うのか、そういう発想も私はあってもいいとは思うんです。その辺とは全然検討らち外なんですか、それとも検討課題として考えられるんですかね。 736 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 737 ◯市長(山下 真君) 非常に合理的な考えだと思います。ただ、それぞれの市、町の関係者あるいは各議会の議員、あるいは地元の住民、そういった関係者の十分なご理解が得られるのであれば、私は合理的な考え、発想だというふうには思っておりますが、特段それに向けて具体的な協議といったことは今後の課題だと思っております。 738 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 739 ◯委員外議員(宮内正厳君) 私が一番ベストだと思うのは、今言われたように高齢化が進む中、あのままの施設じゃ、私はもたない、人生最後の言わば祭事をどうするのかという点からいえば、新しく私は造るべきだと思うんです。だからといって、今すぐできるのかというのは、若干の時間的な問題もあるだろうし、政策的な議論を大いにしなきゃならんという、そういうことが一定時間がかかるだろうと。だけれども、それまでの間、当面そういう手段も考えてみるということで言えば、市長は合理的な考えかなという話をしていただいたんですけど、その辺も含めて、こちら側からアプローチするのか、どうするのか、事務的な手続きは分かりませんけど、それを視野に入れながら、市民にとってより使いやすく安心できるような形で、これはやっぱり前向きに検討していただきたいとお願いしときたいと思います。 740 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 741 ◯委員外議員(宮内正厳君) それと、64ページのところなんですけど、ごみ処理、粗大ごみの収集運搬業務委託ということなんですけど、ここはどこがやっておられる。業者がやっておられるんですかね。 742 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 743 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 粗大ごみの収集運搬業務につきましては、同和衛生企業組合に委託しております。以上でございます。 744 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 745 ◯委員外議員(宮内正厳君) 同和衛生。ごめんなさい、ちょっと聞こえなかったんですが。 746 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 747 ◯環境事業課長(山本喜久治君) はい。同和衛生企業組合にお願いしております。 748 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 749 ◯委員外議員(宮内正厳君) それは、私の記憶では、今までずっと随契だったというふうに記憶しとるんですけど、何か特別に随契にしなければならなかった何か理由があったんでしょうか。 750 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 751 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 私もここへ来まして1年ですけども、ずっと過去から同企業組合に随契でお願いしておったというように聞いております。 752 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 753 ◯委員外議員(宮内正厳君) 過去の事例に基づいてやってきたということなんですけど、随契する場合、例えばその業者が、その業者以外がないであるとか、いろんな諸要件が私はあったと思うんですけども、組合がごみ収集に当たって特別に高価な設備投資をしたり、特殊なノウハウに基づいていわゆる設備設計と言うんですか、そういうことが必要な業務なんでしょうか。 754 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 755 ◯環境事業課長(山本喜久治君) 昨年の生駒市随意契約検討委員会におきまして提言いただいておりますように、特にそういう特殊なことも必要ないかというように提言いただいております。その提言の中でもうたわれておりますねんけども、粗大ごみの収集運搬業務、現在、拠点改修をしておるところでございますが、これをリクエスト方式、戸別収集に変更する計画をいたしております。これが22年度から一応計画しておりまして、それに合わせて競争入札に移行したいと考えております。以上でございます。 756 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 757 ◯委員外議員(宮内正厳君) そうですね。特別な理由が存在しないのに長年の慣例で今までこういう形でやってこられたと。契約適正化検討委員会の提言があり、来年、再来年、一定の余裕を持ちながら提言に基づいて適切に執行していくというふうに理解していいんですね。 758 ◯委員長(下村晴意君) 山本環境事業課長。 759 ◯環境事業課長(山本喜久治君) そのように実施していきたいと考えております。 760 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 761 ◯委員外議員(宮内正厳君) それと、教育委員会、ちょっとお聞かせ願いたいんですけども、小学校、中学校で、保健室登校と言うんですか、そういうことがいろいろあると聞いておるんですけども、その辺の状況についてちょっと教えていただけますか。 762 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 763 ◯教育指導課長(西井久之君) 保健室登校につきましては、各学校で対応しておりますので、私のところには直接的には人数把握等しておりませんが、学校によって二、三名、保健室登校あるいは別室登校というような形で登校していると聞いております。 764 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 765 ◯委員外議員(宮内正厳君) 例えば、各中学校、小学校ごとに養護の先生、担当の先生がおられると思うんですけども、ここ10年でも5年でもいいんですけど、その利用の状況と言うんですか、特徴と言うんですか、教育委員会としてはつかんでおられますか。 766 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 767 ◯教育指導課長(西井久之君) 以前に比べまして保健室等へ登校する子どもの数というのは増えてきていると思います。教室にどうしても入れなくてというようなことで、保健の先生がカウンセリング機能を果たしているというような状況だと思います。ただ、一番多い学校でも3名ぐらいかなと思うんですけども、それも毎日ではなくて、あるときはできるだけ教室の方へ帰すようにしておりますので、帰れるようになったらもう教室の方へどんどん送っていくというような形で進めております。 768 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 769 ◯委員外議員(宮内正厳君) これは全国的な傾向として増えていると。その中で保健室の利用の仕方が、昨日でしたか、市民福祉委員会でもちょっと発言させていただいたんですけれども、親の経済的な都合で病院等にかかれないということで保健室を利用されるというふうな実態も全国的には紹介もされとったということで、生駒市の場合はそういう傾向が多分少ないだろうと私は期待はしたいんだけども、その辺も教育委員会としては注意深く生徒さんの様子等を把握していただくということで、よろしくお願いしたいと思います。 770 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 771 ◯委員外議員(宮内正厳君) 続きまして、給食費の問題、109ページなんですけど、値上げされているということなんですけども、私が以前聞いたことがあるのは、学校給食でその子どもさんの1日の栄養をとっておられる児童がおられるというのは聞いたことがあるんですけども、生駒の小中学校で、そういうお話、実態は聞いたことがありますか。 772 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 773 ◯教育指導課長(西井久之君) 中に、例えば給食をものすごく楽しみにしていて、家で朝なんかはごはんつくってもらわれへんねんという、そういう家庭もあるとは聞いています。ただ、給食だけという状況ではないと思います。家へ帰ったときに、お菓子とかそういうもの、ポテトチップスとかそういうようなものを食べてお腹を膨らませているという状況の子もあるとは聞いております。 774 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 775 ◯委員外議員(宮内正厳君) そういうおやつでお腹を膨らませている子があれば、問題は問題なんだけども、それはそれでいいんですけど。実は、私が小学校でしたけどもPTAの役員をやらせていただいた、もう十数年前の話なんですけど、そのときでも、子どもさんの家庭の事情によって、昼の給食でその子どもさんの1日の栄養をとっておられるという話をちょっと小耳に挟んだことがあったんです。昨今の経済社会情勢を見て、そういう人たちが、そういう子どもたちが増えていると。いつでしたかね、新聞の報道を見ていましたら、たしか小学校5年生だったと思うんです、5年生の男の子が路上で見知らぬ大人に対して「お腹が減っているから何か食べものください」というふうな話が、今この日本の21世紀の中で起きていると。もちろん福岡の方では生活保護の関係で餓死したという話もあるんだけども。小さな子どもが、そういう状態で、つまり親の経済情勢の中でそういう状態に置かれているというのは極めて深刻だと思うんです。それに教育委員会は十分アンテナをはって、そういう子どもたちがもしおられれば、十分な対応はしていただいているとは思うんですけど、そういう話は聞いたことないですよね。 776 ◯委員長(下村晴意君) 西井教育指導課長。 777 ◯教育指導課長(西井久之君) 親の子育て観とか、あるいは親の養育が不十分であるというような場合には、昨今出ておりますようにネグレクトというようなことで、私どもで言いますと、サポートセンターゆう、あるいは児童相談所の方に相談をしたりしながら、親の養育態度を変えていただくように努めておるところでございます。また、そういうふうな状況がひどい場合ですと、そんな教育機関に頼っているよりも、まず学校長が保護者を呼んでお話をさせてもらうというようなこともあったと聞いております。 778 ◯委員長(下村晴意君) 宮内議員。 779 ◯委員外議員(宮内正厳君) 親の態度と言うのか、親としてもちろんいろんな方がおられるから、態度で変わられる方もおられるだろうし、態度じゃなくて、置かれている状況によってそうなってしまったというのもやっぱりあると思うんです。その辺はやっぱり分析的に物事を見ていただくと。というのは、私の家の近所の方なんですけど、小学生のお子さんがおられて、ご近所の友達がよく遊びに来るんです。で、実は、こういう話をされたんです。その子どもさんは母子家庭で、十分、お母さん、どんな事情か分からないんだけど、病気であるか収入の問題であるかどうか分からないんだけど、いつもお腹を空かしているということで、来たときには十分おやつも含めて、食事も出しているんですよと。個人の努力ではすごく立派だと思うんだけど、それだけでは収まらない問題というのがあると思うんです。だから、教育委員会がつかんでおられない部分、私もその話を聞いて本当に胸が痛くなりました。そういう意味においては、そういう状況が生駒の中でも、私が聞いた中では発生もしているということですから、十分そういうことで配慮しながら進めていただいたら有り難いと。以上で終わっときます。 780 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。白本議員。 781 ◯委員外議員(白本和久君) 予算の概要の34ページ、高校総体開催ということで、負担金が入っているんですけども、夏休みに行われます奈良県で最後のインターハイ、何か生駒市として対応を考えておられますでしょうか。 782 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 783 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 申し訳ございません。対応と申しますのは、どういったことの対応でよろしいんでしょうか。 784 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 785 ◯委員外議員(白本和久君) 夏休みですので、高校総体の一番いい学校が集まって競技をしますので、小中学生に、この間の下村委員長の質問にもありましたように、奈良県は体力づくりでは全国で最下位になっているというので、それに対して、このインターハイを私としては活用できないかなと、そういう質問です。 786 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 787 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) この高校総体は、やはり高校生あこがれの大会でありまして、高校生アスリートの高い技術を実際に見られるという場でございますので、こういう現場を子どもたちに見せるということは、やはり感動もいたしますでしょうし、スポーツを始めるきっかけづくりにも当然なってくると思いますので、ぜひ見ていただけるよう、校園長会の席上でご依頼をさせていただく、また各学校に観戦をしていただけるように働きかけてまいりたいと考えております。 788 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 789 ◯委員外議員(白本和久君) ただ単に負担金を払うというだけではなくて、その機会をチャンスとしてとらえて、今、課長が言わはったみたいに、一流のプレーを見ることでスポーツに親しみ、より興味を持っていけるんじゃないかなと、私もそのように思うわけでございます。小学生も中学生も、今、未来のオリンピック選手がこのインターハイに来るわけですので、どうか一生懸命環境づくりをしていただきたいと思います。要望しときます。 790 ◯委員長(下村晴意君) 中井スポーツ振興課長。 791 ◯スポーツ振興課長(中井 宏君) 今の質問に関しましては、そのように頑張って啓発の方をしてまいりたいと思います。  それと、先ほどご回答をさせていただけておりませんでした総体に参加する学校数、これは男子が43校、女子が48校の参加と聞いております。 792 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 793 ◯委員外議員(白本和久君) 最後に、88ページの教育費の教育委員会費の報酬のところなんですけども、21年度は委員何名を予定されているんでしょうか。 794 ◯委員長(下村晴意君) 峯島教育総務課長。 795 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 報酬は、委員のところですけれども、委員長1人、委員3人、報酬ですので延べ4人を考えております。 796 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 797 ◯委員外議員(白本和久君) 市長がにっこりされましたので。昨年、私が市長に質問したところ、まだ探しているんやというようなそんな答えやったと思うんですけども、予算は計上する以上執行するというのが当たり前のことだと思うんですけども、この件については、市長、どう考えておられるのでしょうか。 798 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 799 ◯市長(山下 真君) もし適任者が見つかって議会の同意も得られましたら、それは補正予算なりそういったことで対応してまいりたいと考えております。 800 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 801 ◯市長(山下 真君) すみません。それは適任者が見つかって、議会の同意が得られたら、速やかに選任してまいりたいと考えております。 802 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 803 ◯委員外議員(白本和久君) 昨日も固定資産委員についてはすぐ任命言うか、議会の方に言われていますけども、教育委員も何年も、市長の答えも同じような答弁をされているんですけども、このままいくと、この1人分だけはずっと不執行のまま終わると思うんですけども、やっぱり計上する以上は、その予算を有効と言うか、活用しなきゃならないので、これは、市長、やっぱり期限と言うか、検討するというのじゃなくて、速やかにやっぱりしてもらうのが当たり前じゃないでしょうか。 804 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 805 ◯市長(山下 真君) 私も決してサボっているわけじゃございませんので、ご理解よろしくお願いします。 806 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 807 ◯委員外議員(白本和久君) 教育の問われている時代に、教育長の方からもできるだけ早く委員を補充してほしいと言われていましたので、どうか市長、真摯に声を傾けて、速やかにお願いしたいと思います。以上です。 808 ◯委員長(下村晴意君) 伊木議員。 809 ◯委員外議員(伊木まり子君) 1点だけ確認なんですけども、火葬場の件で先ほど酒井議員があの周りで公害が発生しているというようなことを発言されたんですけれども、そのような事実があったらゆゆしきことなんで、データとか何かありましたら、教えていただきたいんですけども。 810 ◯委員長(下村晴意君) 杉本環境政策課長。 811 ◯環境政策課長(杉本 勉君) 火葬場そのものは老朽化した施設ではありますけれども、再燃焼装置も付いておりますし、適切に維持管理もされておると思っております。ただ、1点だけ、ダイオキシンにつきましては、これも毎年測定をやっておりまして、例えば数値ですけれども、国の指針値、基準ではない指針値なんですけども、5ナノグラムという数字ですけれども、毎年上がっている数値、近年でしたら0.48とか1.2とか、指針値を下回って運転はされております。 812 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。  ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 813 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第2号の当委員会関係分については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 814 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第2号の当委員会関係分については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 815 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(7)議案第10号、平成21年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  それでは、所管の部長から説明を受けます。清家生活環境部長。 816 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、議案第10号、平成21年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。  予算に関する説明書の235ページからをお願いいたします。  本特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理運営に係るものでございます。歳入歳出予算の総額はそれぞれ2億8,838万9,000円で、昨年に比べ1,393万円、4.6%の減額となっております。  まず、239ページの歳入につきましては、両自動車駐車場の使用料として2億3,000万円を、また一般会計からの繰入金として5,838万9,000円を計上させていただいております。
     次に、240ページの歳出についてでありますが、両駐車場は指定管理者制度を導入して管理運営を行っており、管理費として1億4,179万1,000円を、また公債費として長期債償還元金、利子を合わせまして1億4,659万8,000円を計上しており、より効率的、適正な管理運営に努めてまいりたいと考えております。  以上、簡単でございますが、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 817 ◯委員長(下村晴意君) 説明は終わりました。  これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 818 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 819 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第10号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 820 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第10号については原案のとおり可決いたすことに決しました。  引き続き審査を行いますが、入れ替わりのため暫時休憩いたします。              午後3時34分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時40分 再開 821 ◯委員長(下村晴意君) それでは、休憩を解いて再開いたします。  次に、(8)議案第16号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第3回)についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「説明してください」との声あり) 822 ◯委員長(下村晴意君) では、説明をお願いします。古川水道局長。 823 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第16号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第3回)につきましてご説明をさせていただきます。  議案書の37ページでございます。繰越明許費の補正でございます。  次のページをお願いします。  第1表、繰越明許費の補正といたしまして、款、下水道費、項、下水道費でございます。補正前の事業名、公共下水道管渠整備事業、金額3億5,000万円。補正後の事業名、公共下水道管渠整備事業及び下水道管渠維持事業、金額4億5,770万円でございます。繰越事業につきましては、昨年12月の議会で平成20年度から21年度へ3億5,000万円の繰越しをお願いさせていただいたところでございますが、新たに1億770万円を追加いたしまして、総額4億5,770万円を繰越明許費に変更をお願いするものでございます。  対象事業は、工事など9件でございます。主な繰越しの理由につきましては、私道道路における関係地権者及び工事施行箇所における関係機関との調整を始め、推進工法における土質の状況から年度内の工事完了が見込めなくなったものによるものでございます。  なお、これらの業務につきましては、12月議会でお願いをさせていただいております繰越分と併せまして早期に完了いたすべく、現在事業を進めておりますので、何卒よろしくお願いいたします。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願いいたします。 824 ◯委員長(下村晴意君) 本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中谷委員。 825 ◯委員(中谷尚敬君) 今、局長から先の定例会でも3億5,000万、今回またそれに追加1億2,000万かいう説明やったけど、いろいろ事情があってできないいうのは分かるけど、余りにも、水道だけやなしに、繰越しが多いと私は思うねんね。補助金が付くとかそういうのは別として、前にも私は言ったように、1年間に、皆さん、無い財源を各部署で取り合い言うたら語弊があるけど、して、計画立ててるわけやんか。それを議会に提案して、議会はそれを審議して、ああ、それやったら予算可決しますよと。ということは、市民の皆さんに対してもそれはマニフェストなわけやんか、これはするということの。局長だけやなしに、市長も聞いといてほしいねんけど。やっぱりどうしてもできない事情というのは理解できる部分もあるけど、やはりそれを楽しみにしている市民、こうしてくれるんやなという、長いこと待ったけどという市民がおられるということを、みんな真摯に受けとめて、やはりもうちょっと努力してほしいなと。安易な予算取りをしないでほしいと。それやったら、もう自分ところの我をはらんと福祉に回すとかいろいろあるやんか。それを議員の皆さんは言うてはると思うわけや。そやから、していかなあかん事業はしていかなあかんねんから、もうちょっと努力してほしいないうて。この議案には反対しませんけれど、そういう指摘をさせていただきます。 826 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 827 ◯水道局長(古川文男君) 12月議会のときにもそういうようなご指摘等がございまして、通常ならば事業と言うたら言い方がおかしいわけでございますけれども、年間30本前後ぐらいというのを目標に事業を組んでございました。21年度、後の予算審議になるわけでございますけども、ちょっと調整、26本ということで、ちょっと金額的にも余裕というんじゃないんです。やはり、より確実性を見込んで予算編成にということで、一遍にというんじゃなくして、うまくそこを調整とっていきたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。 828 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんね。              (「なし」との声あり) 829 ◯委員長(下村晴意君) それでは、質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 830 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第16号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 831 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第16号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 832 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(9)議案第29号、生駒市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。              (「説明をお願いします」との声あり) 833 ◯委員長(下村晴意君) 説明をお願いいたします。古川局長。 834 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第29号、生駒市下水道条例の一部を改正する条例の制定につきまして、ご説明をさせていただきます。  議案書の66ページでございます。  下水道の使用料における排水区分に新たに中間排水を設け、それぞれの区分使用料を引き上げるため、今回改正をお願いいたすものでございます。  下水道条例の新旧対照表をお願いしたいと思います。この分でございます。35ページでございます。  用語の定義でございます。第2条、第12号中、「特定排水」を「中間排水及び特定排水」に改めるものでございます。次に、同条第13号中、「公衆浴場及び市長が認める公共または公益関係の業種を除く」を削り、同号を同条第14号とし、同条第12号の次に、次の1号を加えるものでございます。13号といたしまして、新たに「中間排水として、工場、その他の事業所から公共下水道に排除される汚水のうち、その排水量が1カ月当たり300立方メートルを超え、750立方メートル以下の部分をいう」を加えるものでございます。  また、使用料におきまして、第21条第2号、第1号中、「一般排水」を「一般排水及び中間排水」に改め、同条第3項の表を次のように改めるものでございます。まず、一般排水の公衆浴場につきましては1立方メートルにつき47円から54円に、その他の一般排水は1立方メートルにつき94円から109円に、新設の中間排水につきましては1立方メートルにつき185円に、特定排水につきましては1立方メートルにつき224円から261円に引上げをお願いするものでございます。  施行期日は平成21年10月1日でございます。  また、使用料の特例といたしまして、急激な市民負担の増加とならないように、5年間の経過措置を設け、段階的に料金の引上げをお願いいたすものでございます。  それでは、今回の下水道料金の改定につきまして、お手元にこういうような資料を事前にちょっと配らせていただいたものがあると思うんですけども、この資料に基づきまして説明をさせてもらいたいと思いますので、よろしくお願したいと思います。  まず、1ページをお願いいたします。  下水道使用料の改定理由でございます。中段以降でございます。下水道は財務規程等を適用し、本来は独立採算性を強く求められる事業でございます。そのため、市民生活に不可欠なサービスを安定的に供給し続けるためには、一般会計からの繰入金に過度に依存せず、経営の健全化、効率化を推進し、安定した経営基盤を確立する必要がございます。また、平成18年4月の総務省の通達では、適正な使用料を徴収することなく安易に一般会計からの繰出しを行うことは厳に慎まれたい、また、高資本費対策に対する一般会計からの繰出金については使用料が150円に満たない場合には繰出基準の対象としない、また、150円に満たない事業については早急に使用料の適正化を図られたいとされております。さらに、生駒市行政対策推進委員会より、財源確保の努力、これは受益者負担の適正化等を検討すべきものとして下水道使用料についての提言がなされ、適正な使用料の見直しを求められているところでもございます。  これらのことからも、今後もより一層の経営の合理化を推進するとともに、昭和60年の供用開始以来23年余り据え置いてまいりました下水道使用料の改定をお願いするものでございます。  なお、次のページでございます。料金の改定に当たりましては、市民の皆様方に急激な負担増とならないよう、下水道使用料の算定基礎につきましては、通常、汚水処理に係る維持管理費と資本費、この資本費は起債の償還、利子と元金でございます、これらを合わせましてお願いするものでございますが、今回の料金の改定基礎につきましては、維持管理費のみをもって算出し、また引上げの時期につきましても6カ月間の周知期間を設けるとともに、平成25年度までの5年間で段階的に引上げをお願いするものでございます。  改定率でございます。一般排水の公衆浴場を14.9%、同じく一般排水の中で一般家庭を対象とするその他を16%、特定排水を16.5%、また新たな排水区分として中間排水を設け、全体で18%の料金改定をお願いするものでございます。  次に、3ページをお願いしいたします。  (2)の下水道の費用負担の原則でございます。雨水公費・汚水私費の原則でございます。雨水公費とは、雨水が自然現象によるものであることから、雨水の排除は生活環境の改善や浸水被害の防除に効果を発揮し、その受益が広く市民に及ぶことから、公費で負担するものとされております。また、汚水私費とは、汚水は日常生活及び生産活動により生じるものであることから、その排出量に応じて汚水処理経費を公平に負担していただくというものでございます。  次に、対象範囲でございます。5ページをお願いします。  1)算定期間における維持管理費でございます。ここに、資料の7、8と、こういう長細い、この7、8と、こういう表があると思います。その表をよろしくお願いしたいと思います。資料7と8も併せて説明させてもらいます。  まず、資料の8は、汚水処理に係る維持管理費の推移でございます。平成19年度の決算におきましては、汚水処理に係る維持管理費は6億9,654万9,784円に対し、有収水量、これは汚水処理量でございます。有収水量は576万8,506立法メートルでございまして、維持管理費を有収水量で割り戻すと、120円80銭となります。1立方メートル当たりの処理単価でございます。税込みでございます。  次に、資料7でございます。資料7は、平成19年度の下水道使用料の収入額5億8,246万7,377円を維持管理費6億9,654万9,784円で割り戻したときの充足率でございます。本市の充足率、つまり回収率は83%となってございます。  また資料8に戻っていただきまして、資料8の下の表でございます。この表につきましては、維持管理費と資本費、つまり起債の償還利子と元金を有収水量で割り戻した場合の1立方メートル当たりの処理単価でございます。平成19年度では繰上償還を除きまして208円60銭となります。今回、料金の改定をお願いさせていただいておりますのは、平成21年度から平成25年度の期間における維持管理費の決算予測の合計金額39億6,281万7,082円を、同じく5年間における有収水量の合計水量3,295万8,218立方メートルで割り戻した1立方メートル当たりの処理単価120円20銭をもちまして、維持管理費を使用料の収入でもって100%の回収をお願いするものでございます。  次に、資料9をお願いします。資料9は、平成21年度から平成25年度までの一般排水、中間排水、特定排水の推移でございます。この表のそれぞれの排水区分の維持管理費につきましては、維持管理費の総額を基にそれぞれの排水区分が占める下水道使用料の収入割合をもってそれぞれの維持管理費を求めております。なお、一般排水のうち公衆浴場につきましては、現在、該当がございませんので0となっております。また、処理単価は、それぞれの有収水量を維持管理で割り戻して求めております。処理単価につきましては、一般排水のうちその他でございます。このその他につきましては、これは一般家庭を対象としているものでございます。115円20銭、税抜きで109円、中間排水は194円60銭、税抜きで185円、特定排水が274円90銭、税抜きで261円となります。1立方メートル当たりの維持管理費でございます。  戻っていただきまして、本編でございます。この本編の6ページをお願いします。  この6ページに(7)がございます。(7)改定下水道使用料でございます。まず、1)といたしまして、段階的に改定をお願いさせていただきたいと考えております。ただし、公衆浴場の使用料の算定、設定に当たりましては、現在、該当がございませんが、一般排水のその他使用料の2分の1とさせていただいております。  次に、7ページをお願いいたします。  7ページにつきましては、改定下水道使用料の推移表でございます。21年度は4.9%、22年度は3.1%、23年度は3.0%、24年度は同じく3%、25年度は2.8%となり、改定率は全体で18%の値上げをお願いしたいと考えております。  最後に、資料14、15、16をお願いします。資料の14は、県内各市の下水道使用料の単価比較表でございます。一般排水、中間排水、特定排水ごとに年度別に比較してございます。資料15は、同じく県内各市の下水道使用料の比較表といたしまして、一般家庭で月27立方メートルを使用した場合の比較表でございます。最後に、資料16は、あくまでも参考といたしまして、一般家庭口径20ミリで月27立方メートルを使用した場合、今回、上水道の料金の改定をお願いしておりますが、この改定も含んだ場合の料金比較表となってございます。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願いいたします。 835 ◯委員長(下村晴意君) 本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。有村委員。 836 ◯委員(有村京子君) 中間排水と特定排水は、これは事業所用だと思うんですけども、これ、最終的には、奈良県下の12市のうちで一番高い下水道使用料になるんですけれども、これは企業誘致にとって不利にはならないんでしょうか。 837 ◯委員長(下村晴意君) 宮本下水道管理課長。 838 ◯下水道管理課長(宮本正興君) 企業誘致につきましては、別途、企業誘致施策プロジェクトの方から、21年度から企業を誘致していきたいと伺っております。こちらにつきましては、全体の120円20銭からそれぞれの一般、中間、特定と定めまして、特定がこの料金という形でさせていただきます。企業誘致に際しましては、一般の使用に該当するところはそのままお支払いしていただきたいと思っておりますけど、中間並びに特定に関しての料金については、何らかの減免という形を考えていきたいとは思っておりますので、よろしくお願いいたします。 839 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。中浦副委員長。 840 ◯副委員長(中浦新悟君) 今回の値上げは段階的にしても、これからの5年間の維持管理費の平均から有収水量の平均で割ったものとしているんですよね。何でその平均値というのを5年後の目標値に設定しているのかという理由を教えてください。 841 ◯委員長(下村晴意君) 宮本下水道管理課長。 842 ◯下水道管理課長(宮本正興君) まず、料金の試算をする場合に、どことも同じようなことをしているんですけど、ある期間を定めましてその間に生じる維持管理経費、その間に生じる排水需要で汚水処理原価を求めていきます。その前に、試算で、資料8のところで、21年度から25年度までの5年間で維持管理費を39億6,200、有収水量を3,295トンということでさせていただきました。余り長期になりますと、基本的には、排水の需要の予測、また維持管理経費の費用の算出が非常に不確定要素になってきます。本来は料金算定につきましては、公共料金という特性上、できるだけ長く設ける方が好ましいことなんですけど、余りにも長ければその辺の排水需要及び管理経費の需要予測が非常に不確定な要因になります。それと、もう1つは、余りにも長くなれば、それぞれの期間内における費用負担の不公平さも生じてきます。そういうことで、国は一般的に2年から4年程度というふうに言っております。今回の改定に際しましては、それに加えて、県内の実情、県内の他市の状況も含めまして5年ということで期間設定をさせていただいたところでございます。 843 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 844 ◯副委員長(中浦新悟君) 5年という期間にした理由、あと、平均値をとった理由というのは分かったんですけど、じゃ、5年後の下水道普及率というのはどれぐらい上がっているんですか。どれぐらいを想定されているんですか。 845 ◯委員長(下村晴意君) 安達下水道推進課長。 846 ◯下水道推進課長(安達博臣君) 平成25年度でございますけども、対認可面積整備率におきましては80%、普及率でございますけれども、64.4%を想定しております。 847 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 848 ◯副委員長(中浦新悟君) 今回の維持管理費分の一般会計からの繰入れを0にする、受益者負担を100%にしていきたいという考えはよく分かるんです。しかし、じゃ、維持管理費というのが年々増加していくわけですよね、当然、普及もしていくわけですから。当然、維持管理費が増加していっても、下水道の今の普及率も上がっていくとなったら、受益者の各家庭における維持管理費の負担分というのは当然軽減されてきますよね。間違っていますでしょうか。 849 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 850 ◯水道局長(古川文男君) 維持管理コスト、率は年々下がっていくと。これは先ほどの答弁にもあったように、下水が進んでいけば、進ちょくすればするほど、当然、総排水量は増えてまいりますので、維持管理費はその増える率以上には増えません。そのため、当然、維持管理率は年々下がっていくというのがこの表の中身でございます。 851 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。
    852 ◯副委員長(中浦新悟君) 当然、上がってくる中で、今回5年に設定されて、その平均値をとられたということは、差引き0に近づけていきたいという考えやと思うんですけど、じゃ、どこかで追い越すわけですよね。使用料金と各家庭における、家庭だけじゃないですね、各受益者の受ける維持管理率の単価という言葉が正しいのか分からないですけど、単価というのはどこかで追いついて追い越しますよね。それはこの計算によると何年後ぐらいのところなんですか。 853 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 854 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 先ほどの宮本課長の繰り返しになりますけど、一応、水道でも下水道でも、5年間、3年から5年の算定期間というのが一つの指針でうたわれております。そうした中で、5年間の平均をとると。先ほど局長が申し上げましたとおり、施設維持管理費はそんなにも増えないけれども、供用を開始するたびに有収水量は上がる。それによって、給水原価と言うんですか、排水原価が下がっていくと。今、中浦委員がおっしゃられたように、どこかで逆転現象が起こるのは確かです。こういった場合、平均をとりますと、ちょうど真ん中辺り、中間辺りが逆転の位置やと考えております。こういった平均をとるということは、維持管理費を100%回収できるという原理に立っております。 855 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 856 ◯副委員長(中浦新悟君) 真ん中ぐらいと。大体23年の途中ぐらいになるのかな。で、維持管理費と逆転して、そこから先は、5年後までに向けても当然ですけども、受益者の払っている方が多くなってくる。当然もらいの方が多くなってくるということですよね。4年後からはずっとということになりますよね。5年後から次、値段を下げていくというわけじゃなくて、5年後からまたしばらく6年目、7年目、8年目、何年目に変わっていくのか分かんないですけども、どっかで逆転現象が生じてから、その利益というのがずっと上がっていくわけなんですから、普及率も上がっていくとその分入りが大きくなってくるわけなんですから増えてきますよね。そうなってきたら、どこかで値下げをする、値下げを考える時期というのが出てきますよね。それは、今、何年後ぐらいというふうに考えられていますかね。また、下水道普及率というのがいつか横ばいになってきますよね。100になったらと思うんですけど、そう簡単にはいかないと思うので、どこかで横ばいに、工事もなかなか進まないな、大体70%か80%か分からないですけど、普及率ぐらいで、大体横ばいになってきたときに、そのときの使用量が落ち着いたときの使用料金と言うのですか、そのときの金額というのはどれくらいで想定されていますか。 857 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 858 ◯水道局長(古川文男君) ちょっと補足的に説明させてもらいたいと思います。今、次長が答弁させていただきましたのは、あくまでも5年間のスパンを区切って、要は5年間で要る費用をプラスマイナス0に持っていくためには、平均値をとりますということですよね。この平均値をとれば、あくまでもクロスしますので、当然初めは足りませんけども、こちらの方は余裕が出てくると。これが一遍に値上げやった場合です。これを、今回の案では、5年でステップを踏んでいくという形になっておりますので、今回のこの特例措置を使えば、4年目で、1年目、2年目、3年目というのは、4年目ぐらいまでが大体ずっとこういきまして、一番最後の年だけが少し利益が出るというような考え方になっています。おしなべて全体を申しましたならば、そういうように段階を踏んでいきますので、その5年間のスパンで見た場合については、100%の充足率になってございません、特例を使うことによって。というのが第1点と。  それと、いつか必ず下水の進ちょくというのは落ち着いてきます。生駒市域を100%下水にするというのはなかなか至難の業やと思ってございますので。やはり、他市の事例を見ていましたならば、やはり設備投資のお金もいろいろあるんですけども、維持管理費だけを見れば、やはり100円を切るんじゃなかろうかなと思います。だけども、冒頭でも説明させていただいたように、維持管理費と資本費まで見るという先のものを見ていったならば、なかなか料金体系というのも、今この場で憶測するというのはちょっと難しいかなと思ってございますので。その点よろしくお願いします。 859 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 860 ◯副委員長(中浦新悟君) 資本費の方は今回考えていないというのは、この資料で言うてはりましたし、維持管理費のみをお願いするものであっての今回の推定で、じゃ、将来的に資本費も見ていくのか、それはどうか分かりませんけども、維持管理費のみを考えています、僕は。その場合で、結局のところ4年後からずっと利益が上がっていく。それで、そら、先ほども宮本課長がおっしゃったとおり、短い3年や4年より少し長くて5年という期間で今回算定されたというのは理解もできるんですけども、将来的に下がっていく数字であるのが分かっていると、できるだけ長いスパンで、何年を基準とした方がいいのかという数字は、目の前のデータとかはないですけども、普及率、上がれば上がるほど下がっていく。じゃ、5年て期間で考えんと、もっと長い期間で考えることというのはできたんんだろうし、そうすることによって、ほんの少しでも、今回の値段の上がり方というのが抑えられることにはなりますよね。で、今回85円、来年やったら85円、85円だったら、そんなにものすごい痛いというわけでもないんでしょうけども、再来年になったら170円ぐらいですよね。171円、最終的には、月々426円上がるんですよね。これは結構痛いことになると思うんですよね。各家庭によって、その金額の大小は違うと思うんですけども、426円というのはなかなか厳しいものがあるなと。段階的に上げていくとしても。それがしばらく続いていくと、何年続くか分からないですけど。最終的に100円を切るかもしれないにしても、それはいつになるねんやろうというのは見通しも立たないですよね。じゃ、もうできるだけ長期間で見て算定し直す。少なくともここ5年で見た最終の金額で、一般排水のその他だったら112.4円、中間排水やったら189.1円、特定排水やったら266.5円、まあ、中間排水と特定排水に関しては、先ほどちょっと別途何か考えるようなことを言ってはったからさておいても、その他の112.4円、最終年度の数字に合わせていって、少し長い期間で見て、ほんで、算定をし直す、計算をし直すということはできないんですかね。 861 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 862 ◯市長(山下 真君) ご質問の趣旨は、今回の料金改定によっていずれ下水道使用料で維持管理費を100%カバーできる日が来るだろうと。後は、その余剰が出るはずだから、余剰と言うか、100%以上を下水道維持管理費の、資料7を見ていただいたら一目瞭然だと思うんですけれども。つまり、他市では、下水道使用料でもって維持管理費の100%は当然確保し、なおかつ資本費もこういった形で下水道使用料で回収しているわけですよね。生駒市は、今、資本費は全く回収できていなくて、維持管理費も83%しか回収できていないと。これが、今回の料金改定は、まずはその維持管理費の100%をその使用料で回収できるようにしていこうということでの料金改定なわけでございます。ただ、委員さんおっしゃったように、いずれ下水道が普及するに従って有収水量が増える。でも、維持管理費はそれほど増えない。だから、維持管理費を有収水量で割れば、1立米当たりの維持管理費が低くなるので、この100%を超える部分が出てくるのじゃないだろうかと、そういうお尋ねだったと思うんですけども。それは、そうなれば、やはり他市のように、それは資本費の分に充てていくということになるわけでございまして、多分、これはちょっと具体的なことは分かりませんけど、下水道普及率が進めば進むほど、そうした形で維持管理費に加えて資本費も回収できるようになると、下水道使用料で。本来は、維持管理費だけを下水道使用料で見るんではなくて、維持管理費プラス資本費を下水道使用料で見るべきなんだけれども、今、資本費まで含めて、資本費も下水道使用料で回収しようとして料金設定するとすごく高くなっちゃうんで、当面は維持管理費の100%を回収するということでの料金設定ということでご理解いただきたいと思います。 863 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 864 ◯副委員長(中浦新悟君) 市長のおっしゃっていることも十分分かるんです。ただ、今回この改定に当たって、資本費の部分は除いて維持管理費のみお願いするものである。それによっての計算で進めていっているわけですよね。じゃ、それを超えたお金に関しては資本費に回しますということは一切触れられていないですし、説明にもない。今後、じゃ、5年後、維持管理率は100%になったので、じゃ、次、資本費の方を回収できるようにまた料金改定します。それから値段が上がるのか、下がるのか、それは知りませんで。そういった形で順次、順次、じゃ、変えていこうというお考えなんですか。5年後以降も。 865 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 866 ◯水道局長(古川文男君) 算出期間と申しましたのは、その算出期間が終われば、やはり料金は見直す必要があると思っています。まず第1点。  先ほど答弁させていただいた中身でございますけれども、やはり、この私どもの今の考え方というのは、5年間の入れ物の中で必要なお金を計算やって、それの平均値を出したと。その考え方というのは、いろいろ考え方があると思います。5年という一つのスパンで見たときの料金の改定の素案になってございますので、5年が経過すれば、当然それはまた見直しを必ずかけるというようになってきます。 867 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 868 ◯副委員長(中浦新悟君) 5年でかければ、当然、その後6年後値段を下げます。料金がこう山なりになっていって、次、下げていきます。それは簡単にできるのかどうか。そら、料金を次下げるんですから、できるとは思うんですけども、そういうふうないびつな形で料金というのを設定していくのであれば、もう少し先、10年ぐらいを先に見て緩やかな算定表にしていった方が、よっぽど市民にとっては安心して日ごろの生活費、計画性を持った家計の計算というのができやすくなるんじゃないですか。私にはそういうふうに思うんですけどね。 869 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 870 ◯市長(山下 真君) 先ほど局長の説明の中にも、本来は、下水道の使用料で、汚水処理に係る維持管理費と資本費、資本費というのは、起債の償還利子と元金ですね、これも本来は下水道使用料で賄うべきものだというような説明はさせていただいているとは思いますので、本来は、維持管理費プラス資本費を下水道使用料で賄うべきだということをまずご理解いただきたいと思います。5年たって料金をどうするのかというのは、まだ今の段階でお話しするべきことではないと思っておりますけれども、要は先ほども申し上げましたとおり、資料7にあるとおり、1立米当たりの維持管理費が、今後、下水道が普及するに従って低くなれば使用料でもって資本費に充てられる部分も出てくると。そうすると、一般会計から下水道特会への繰出しが減ると。そうすると、一般会計でもっといろんな福祉とかそういったものに使えると、こういうことになるわけでございまして。  5年じゃなくて10年のスパンで見たらどうかというのも、それはそういう考えもあろうかと思いますけれども、先ほど宮本課長が答弁されたように、非常に10年先の需要、維持管理費がどれぐらいかかるかとか有収水量がどれぐらいかかるかというのは予測が難しいですし、先ほど局長の答弁にもありましたとおり、総務省の指針でも平成18年4月の総務省の通達でも、適正な使用料を徴収することなく、安易に一般会計からの繰出しを行うことは厳に慎しまれたいといった通達が出されておるところでございますので、早急に適正な料金に改定する必要があるのではないかと。このように考えたわけでございます。 871 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 872 ◯副委員長(中浦新悟君) 最後とは分からないですけど、1点だけ。今、景気が大分悪くて、各自治体どこかて各家庭厳しいところで、それを今上げていく。しかもその幅がかなり急勾配と言ったら変ですけど、急角度な値上げになっていく。どうも私としては、値上げ自身に反対ということはやっぱりしにくい気持ちもあるんですけども、どうしてもその角度、金額というのをできる限り安くしてあげるふうに計算できるんであれば、し直していただきたい、そのようには私は考えていますし、できるんであれば要望しておきたいと思います。 873 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 874 ◯委員(井上充生君) ちょっともう一度教えてほしいんですけども、平均標準家庭で、1年目は一月に幾ら上がって、5年目にどれぐらいになるか、それをちょっともう一度教えていただけますか。 875 ◯委員長(下村晴意君) 宮本下水道管理課長。 876 ◯下水道管理課長(宮本正興君) 一般排水のその他のところで、1年目、21年10月から97円、そして2年目22年で。 877 ◯委員(井上充生君) いや、もう5年目でいいです。 878 ◯下水道管理課長(宮本正興君) 5年目で109円と考えております。 879 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 880 ◯委員(井上充生君) 今回の値上げなんですけれども、今、中浦副委員長も言われたように、一定の理解はできるんですよね。例えば、23年間料金をいらっていないと。維持管理費だけを試算していると。5年ぐらいのスパンというのも理解できるんです。しかしながら、金額的には、これだけを見れば、1年目100円未満、5年目は少し大きくなるんですけれども、一般市民の方にとったら、この分だけで済まない。これだけを別に見られないんです。例えば、ここ1年の間に、市の施策の中で補助金カットの分もあるし、例えば保育料の値上げとか、いろんなものの値上げもあると。その中でトータルでどうなんだというやっぱり見方もしてあげないと駄目な部分もあると思うんです。それで、例えばこれ、今見させてもらったんですけども、下水の方の今のこの値上げの分の料金改定理由と、水道の値下げの部分の料金改定理由というのを見れば、水道の方には金融危機を発端とする長引く社会経済の落ち込みにより、市民生活はなお一層非常に厳しい状況のもとにありうんぬんというのが入っているんです。値下げの部分にはこれが入っているんですけども、値上げの分にはどこにも入っていないと。これ、今、先ほども合併処理浄化槽の公平性で、下水道料金を上げないようにということを言わせていただいたんですけれども、先ほどの中浦副委員長の話からもしていると、スパンの見方によったりとかいうことで、一定のやっぱりもうちょっと緩やかな処置はできそうにも思うんですけれども、その辺はちょっと何とか配慮というのはできないもんなんでしょうか。 881 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 882 ◯水道局長(古川文男君) この試算表は、あくまでもそれぞれの期間の中で平均値をとってそれをベースにステップ方式を組んでございます。それぞれの各委員さんのご指摘等も理解もやっていますし。やっぱり料金の基本的な考え方というのは、私はこれがベースかなと思っておるんですけども、今回、緩和措置というような形のものも、ある程度ここにはステップアップもなってございます。担当といたしましては、できたらこの案でというような形でよろしくお願いしたいと思っているんですけども、ステップアップ方式についてはいろいろとご意見があるということは、この場で初めてこんだけの意見があるということは市として感じたというようなことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 883 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 884 ◯市長(山下 真君) 私の気持ちなんですけれども、今回、下水道使用料を上げることによって適正な受益者負担という形をとると。将来的には、資本費の一部も下水道使用料で回収できるようにすると。それによって一般会計から下水道特会への繰出しを少なくできて、一般会計に余裕を持たせることができるということを考えているんですけれども、一方で、先ほど井上委員がおっしゃったような、そうした今の経済情勢の中での値上げというようなことについては、私もおっしゃることはもっともだとは思います。一方、水道事業の会計というのは企業会計でございまして、その中でお金は、つまり下水道とは違って、一般会計からの繰入れというのはないわけでございまして、先般議論にもなっていましたけれども、水道事業には一定潤沢な内部留保資金があるということで、今後、過去5年ぐらいを見た場合のような大きな設備投資もないというようなことで、十分内部留保資金があるので若干使用料を下げると。そのことによって、使用料を下げる効果というのは1年しかないわけでございます。水道の場合は1年しかないわけでございますけれども、それと、これはへ理屈と言われるかもしれないんですが、一応21年度については平均的な家庭で85円の値上げだと、水道料金の値下げによって基本料金を70円下げますので、下水道は85円上がるけども、上水道は70円下がるので、差引き15円の値上げで済むということで、当面の経済危機に対する対応ということで、一応私なりに考えさせていただいたということだけ、申し上げさせていただきたいと思います。 885 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 886 ◯委員(井上充生君) ということは、どういうふうにとらえればいいんでしょうか。理解を示していただいたということなんですけれども、一定の見直しをしていただけるというふうにとらえていいわけなんでしょうか。 887 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 888 ◯市長(山下 真君) それは今回の改定案に関してということですか。それにつきましては、そういったご意見が強いのであれば、そういったことも視野に入れた検討は考えられないわけではないんですけれども、私の気持ちとしては、一応、来年度についてはそういった形で水道料の値下げということで、差引き15円は値上げになるんですけども、そういった形で一定の配慮はさせていただいているけれども、そういったご意見については、一定受け止めさせていただきたいと感じております。 889 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 890 ◯委員(井上充生君) 休憩をとっていただけないでしょうか。 891 ◯委員長(下村晴意君) 暫時休憩いたします。              午後4時27分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後5時9分 再開 892 ◯委員長(下村晴意君) それでは、休憩を解いて再開いたします。  議長から発言があります。 893 ◯議長(井上充生君) ただ今の休憩中におきまして、市長より議案第29号の撤回について申入れがあり、また併せて議案第29号に関連いたします議案第9号、平成21年度生駒市下水道事業特別会計予算についても撤回の申出がありましたことを皆様方にここにご報告させていただきます。 894 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 895 ◯市長(山下 真君) 撤回の理由でございますけれども、委員会審査の中で、今般の経済危機に伴う家計への影響といったことに対する配慮をしてほしいというご趣旨だと受け止めまして、それについては私もそう思うところがございますので、値上げ幅の圧縮といったことも含めて改めて議案を提出し直させていただきたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 896 ◯委員長(下村晴意君) ただ今発言がありましたように議案第29号及び議案第9号の撤回の申入れがありましたことから、審査事項から削除いたし、以下の議案を繰り上げいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 897 ◯委員長(下村晴意君) 次に、(10)議案第30号 生駒市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容については過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。 898 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 899 ◯副委員長(中浦新悟君) 水道ビジョンを見ると、管渠の整備、管路の更新、1971年から整備されたものが多くなっている。耐用年数は40年ですということを言うと、2011年から、単純計算ですけども、多くなっていくということですよね。着々とそれに向けて延命、管路の延命の改良を加えてきていると思っているんですけども。これからどんどん更新していかなくてはならないときに、今回値下げということにすると、水道事業の将来の維持管理費用というのは賄えるんですか。 900 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 901 ◯水道局長(古川文男君) 今回の値下げにつきましては、あくまでも前回の値下げをフォローしていきたいと。つまり、前回の値下げに対して公平性を損なうようなケース等もあるんではなかろうかということで、再度見直しをかけさせていただいたというのが今回の内容になってございます。  ただ今の中浦委員さんのご質問でございますけれども、基本的には水道の建設改良事業につきましては、簡単に言えば、減価償却費をもって通常の管路の整備に当たると。そして、大きな施設等の管理運営については、あくまでも内部留保資金をもって充てるという2つの大きな考え方を持ってございます。ただ今ご指摘の管路の整備というようなことでございますので、それは減価償却費あるいは収益的収支に伴う収入をもって、その費用については捻出をお願いしたいと考えておりますので、その点またよろしくお願いしたいと思います。 902 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 903 ◯副委員長(中浦新悟君) ちょっと質問が飛ぶんですけども、管路の延命をすることによって、耐用年数、40年と言っていたものが何年になるんですか。 904 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 905 ◯水道局長(古川文男君) 一応ここの資料を見ていただいたならば、40年という形で書いておるんですけども、基本的に現在の管を使うことによって55年でも持つんではなかろうかというような形の概説等がございます。そのために、今現在工事をやっていけば55年は持つと。今ここに書いていますのは、あくまでも管路の延長、法定の延長は40年ということでございますので。  それともう1点、その延命措置というようなご指摘がございました。延命措置というものについては、40年たって初めて改良をやっていくわけでございますけども、40年来る前に、やはりそこの土壌とかあるいはそういうふうな維持管理の状態等を勘案して、できるものを先に補修やっていくというようなものを延命化というように、こちらの方は考えさせていただいています。 906 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 907 ◯副委員長(中浦新悟君) 延命のことは取りあえずさておき、この55年というのは、初めに埋設した、例えば1971年に埋設をして40年たつ前に大体30年ぐらいですね、30年か40年が55年になるのか、30年から55年たつのか、ちょっと。 908 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 909 ◯水道局長(古川文男君) あくまでも、入れたところから55年。 910 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 911 ◯委員(中谷尚敬君) その今ちょっと最初聞いてへんかってんけど、その耐久年数が過ぎた管ってあるやんか。それはどれぐらいあるか、把握してはるの。 912 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 913 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 全体ではなかなかつかむというのは不可能なんですけれど、例えば、20年度の場合でございましたら、当然ながら耐用年数が20年度で切れたと。それやったら減価償却の対象にはならないですけども、使っておる金額は2億3,800万円、単年度でこんだけ出たということでございます。 914 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 915 ◯水道局長(古川文男君) ここの指標では総延長が663と。(発言する者あり)すみません、660ほどあるというような。一応、663と言うのは、キロメートルの管がありますよというような状況になってございます。今の進ちょく状況というのは、それの0.25%の進ちょくですよと。単純に物を見られれば、掛け算をやっていただいたならば、1年間の整備率が出るということです。663掛けるところの0.0025が1年間の整備をやった距離やというように。 916 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 917 ◯委員(中谷尚敬君) ちょっともう1回言うて。もう1回、分かれへん。管の全長は663あるわけ。 918 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 919 ◯委員(中谷尚敬君) それで、その663の全体ある管の中で、老朽化しているのは何キロるのかと。 920 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 921 ◯水道局長(古川文男君) 今現在、見ていたならば、今はなしですわ、ほとんど。なしです。40年たっている管はありません。 922 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 923 ◯委員(中谷尚敬君) これはないけど、年次的にやっていかなあかんやんか。そやし、これ、大きな地震来たら大変やし。そういう耐震型の管とかあるみたいやし、それ、もしこれ何年かかるか分からへんけど、していくという計画やんか。年に何ぼかは更新と言うか、新規に換えていくという計画やわな。これ、663キロ全部変えたら、どれぐらいのお金が要るねやろう。 924 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 925 ◯水道局長(古川文男君) 単純でよければ、一応600億強。 926 ◯委員(中谷尚敬君) 600億。 927 ◯水道局長(古川文男君) 強。全部換えれば。 928 ◯委員(中谷尚敬君) 分かりました。 929 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 930 ◯副委員長(中浦新悟君) 55年になって663キロ。水道ビジョンだったら、2.5%の更新が必要で、今0.25。それは今基本的に0なんだから、今から、今は計算できないですよね。それを更新することで55年になるということは、管路の更新率というのはちょっと変わりますよね。今の現状。これは埋めたときから計算すると2.5%だけども、40年で計算すると2.5%だけども、今の現状から考えると、当然延命という言葉が正しいのかおかしいのか分かりませんけども、55年増えたことによって、また更新率というのは変わりますよね。どれくらいになりますか。2.5から変化されますよね。 931 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 932 ◯水道局長(古川文男君) すみません。ここにこう書いていますのは、あくまでも試算といたしまして、管の耐用年数が40年。それを40年間で整備すれば、年に2.5%。つまり、2.5%に40掛けたら100になりますので。だから、すべてのものを2.5%でやっていけば40年後にはきれいになるということですね。だけども、ここに書いているように、ベッドタウンというような形の特異な発展をやってきた生駒の場合については、一遍に、例えば昭和58年あるいは平成2年、そのときにもらった管がほとんど多いわけですね。それを、物を見たときには、当然それが一遍に悪くなるということで、それがここに書いてます後10年たったならば34%が耐震化率で、34になりますと、こう書いています。もう一個、1年間に2.5%ずつやっていくという分については、今現在40年もつのに、今からやっぱり工事をやっていきませんわね、さらですから、まだ管が。だから、ここに書いているのは、あくまでも2.5というのは机上の計算だけの式ですので、あんまりこの2.5%に、ということで、よろしくお願いしたいと思います。 933 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 934 ◯副委員長(中浦新悟君) 2.5にこだわらなくても今後更新していくパーセント、今後更新していかなければいけないものというのはたくさんありますよね。で、さっき、40年が55年に延びますよという計算はおかしいんですけども、例えば今どこかの管を更新したら55年。じゃ、55年後にはまた換えなければいけない。そうなってくると、100を40年で割って2.5という数字が出ていることを、100を55で割ったら数字が当然出てきますよね。今の現状から。ほんなら、それは、何%ですか。 935 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 936 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 今の委員さんの質疑でしたら1.8%になります。 937 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 938 ◯副委員長(中浦新悟君) 1.8%ということは、でも現状進んでいるのは、この2.5%に対しての10分の1の0.25。0.25の速度でしか今現状更新されていないですよね。であったら、その1.8%に間に合わせるためにも、7倍の速度で進めていかないと、また将来で詰まってくることになるわけですよね。どっかでしわ寄せがどんどん、どんどん来る。だきるだけ速やかに更新していかなければいけないですし、じゃ、その0.25という現状で組んでいるお金というのはと言いますと、3億8,000万ぐらいですか。
    939 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 940 ◯水道局長(古川文男君) 一応その予算の3億8,000万円の数字は、0.6のベースを見ています。 941 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 942 ◯副委員長(中浦新悟君) 3億8,000万で0.6万、ややこしい数字になるんで、0.25やったら、2億弱ですよね。今2億弱でしか進めていない、お金としては2億弱でしか進んでいないものを7倍の速度に充てようと思ったら、当然7倍のお金が必要になってくるわけですよね。それを計画どおりに進めていくため、今現状で水道局のお金で充足しているのかどうなのか。さっき言っていた減価償却というのも含めて充足できているのかというのをちょっと教えてください。 943 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 944 ◯水道局長(古川文男君) 当然、歳入と歳出を比べれば、お金いうのはやっぱり足りません。だけれども、資本的収入の方には、管路については毎年補償関係で新設改良納付金ということで1億の金額というのが入ってきます。これは、下水あるいは公共工事に伴う管路の移転補償ということでそのぐらいの金額が入ってまいります。そのお金と減価償却費、これは5億強ございます。だから、1年間に6億強のお金が回っていくと。私が冒頭に言いましたのは大体6億から7億、机上ではですよ、そのぐらいの金額があれば、管路の対応は可能違うかなと思っています。  また、もう一個視点を変えてみれば、今現在のやっているスピードが通常は2億のスピード。これは0.25%。今、平成21年度0.6のスピード、つまりこれは4億のスピード。このスピードが、果たしてそこまで実際問題としてやっていく、やっぱり穴を掘っていくような工事になってきますので、相手がありますので、やっぱしそこまで推進やっていくかどうかというのもやはりもう少し様子も見やしてもらいたいというように考えておりますので、その点もよろしくお願いしたいと思います。 945 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 946 ◯副委員長(中浦新悟君) そら、相手あることで、今0.2から0.6で進めようと。それでも、速度アップされている中で、それを1.4にせえって、それはすぐにできるもんじゃないだろうなというのは分かるんですよ。分かるけども、今のそういう状態を続けていって、将来の今有収率というんですか、すごい高い感じでやっていますよね。それは維持できていけるんですか、そういった0.6の速度で。 947 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 948 ◯水道局長(古川文男君) まず有収率のキープをやっていく、これはやっていかなければならないという形で思ってございます。そのためにも、今、95.5あるんですけども、95はやっぱりキープさせてもらいたいなと。この世界を見るのは、今、3条、4条と、資本的、収益的とあるんですけども、3条予算、つまり収益的な事業の方で管路のメンテナンスはそこでかけていきたいと。今、委員さんがおっしゃっているのは、4条、つまり資本的収支の世界の中で物を見たときには、今の2億を仮に7億のベースに上げたとしても、やはり水道管という特殊性というのはあります。地下に埋設やっていかなんだらあかんという分については、先ほどの下水の繰越しの話じゃございませんけども、私は机上どおり進めたいわけでございますけれども、なかなか社会的な、地理的な条件もあるということで。今年は思い切って0.6のスピードで1回やってみたいと。やっぱりそういった実績も踏まえながら、やはりもう少し整備計画も先を見たいなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 949 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 950 ◯委員(中谷尚敬君) ちょっと視点を変えるわ。値下げすることに関して反対するもんやないけれど、これから先を見て、今、自己水と県水の割合はどうなってるのか。 951 ◯委員長(下村晴意君) 穴井浄水場長。 952 ◯浄水場長(穴井 弘君) 県水の比率が65%、自己水35%ということになっております。 953 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 954 ◯委員(中谷尚敬君) ここ何年か前は、フィフティ・フィフティな感じやったんと違うんかなと思うのやけど。大分、県水の量が増えてるように、私は今、分かれへんけどね、記憶ではそう思うねんけど。何年前やったんかな、比率が大分変わってると思うねんけど。 955 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 956 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 例えば、5年おきに見ますと、20年度はまだですので19年度になると思いますけども、これが65%が受水率です。5年さかのぼりまして14年度が61.2%、9年度が57.8%というふうになっております。 957 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 958 ◯委員(中谷尚敬君) 一時、水不足ということで、水が回してもらわれへんというようなことで、井戸を大分掘ったような記憶もあんねんけどね。それはそれでええねんけれど、これ、また大滝ダムが完成したら、必ず県は生駒にかぶせてくると思うねんね、もっと県水を買いなさいと。そうなったときに、また値上げをするようなことになるん違うんかなという懸念があるだけであって、そら、安いことに市民はこしたことはないから、そらええねんけど、そういう展望と言うんか、長期と言うんか、まだ長期まで言えへん、ここ何年かで、大滝ダムが完成したら、そういう状況になってくんのと違うかなというのを危ぐすんねんけど。その場合、せっかく値下げしても、また何年か先に値上げせんなんという状況に陥るの違うかなと思うねんけど、その辺は。 959 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 960 ◯市長(山下 真君) 私の認識では、最近、節水器具が普及していて、かつ人口減ということで、非常に水需要が、本市でもそうですけれども、落ち込んでいると。そういった中で大滝ダムについては、大分完成が先になりそうなんですけれども、通常、大滝ダムをつくろうと言っていたときに想定していた水需要よりは今大分下がっていると思うので、そうすると、需給バランスからすると、県の方も、生駒以外にも買うところはあると思うんですけど、生駒は多分大口の顧客になると思うんで、そうすると県の方も高い値段は言ってこれないだろうし、市としても、そこは県に対してシビアに交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 961 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 962 ◯委員(中谷尚敬君) そら、県がどういう態度に出てくるか分かれへんし、それは話合いやと思うねんけど、ちょっとそれだけ危ぐしただけで、意見として言っとくだけですから。回答も結構ですけれど。 963 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。井上委員。 964 ◯委員(井上充生君) 今回、収益的に4分の1から4分の3にしたということと、ちょっとその説明。 965 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 966 ◯水道局長(古川文男君) たしか平成9年までは今の配分でお願いしてやっていたと思います。今の配分いうのは、給水分担金の取扱というのは、私は個人的にも、それはやっぱり新たな新設改良として拡張あるいは設備改良に用いるもんやという形で考えております。これは、あくまでも給水分担金については、新旧住民の負担の公平というやっぱり性質があるから、そういうふうに考えております。  それで、生駒の状況、つまり議会の方で許可をいただきまして繰上償還をやっております。それをやっていって、平成30年にはもう借金が0になってしまいます。つまり、借金を返すためのお金にも給水分担金は使うてました。その借金が0になってくるというような形になってくれば、この給水分担金のほんまの取り扱う一番いいのはどれかなということで、経営分析も踏まえまして、内部的に検討させていただいたということで。そこで、この値上げのこの資料にもありますように、見直しをさせてもらった結果、維持管理費の時代に入っていると。つまり、給水分担金は、新旧住民の負担ということを考えたならば、ウエートは維持管理費にやっぱり置いていった方が、これは現実味があるのん違うかなということと、その比率でございますけども、今、県水の話がありましたけども、県水が7割を超えていますよというような分でしたならば、県水を払っているお金の中にも資本費が含まれていますので、県水の7割相当分、つまり4分の3を収益的の方に持っていくというようなことで、この給水分担金の取扱いを今この案のようにさせていただいたというようなことでございます。 967 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 968 ◯委員(井上充生君) 今までからこの割合についてはいろいろ議論があったわけで、その中で今こういう形をとられたと。新たに低くの設定がないと。例えば、第2工区なんかでしたら、また状況が変わってくるだろうし、で、今の説明でおくと、県水と自己水の比率で割れていったと。先ほどの話でも、流れから見て、県水がずっとウエートが増えていると、県水の分の方がね。ということは、将来的にこれをまたその時点で見直すということもあり得るのか。 969 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 970 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 基本的には、私どもの考えておりますのは、給水分担金は資本的にあてがうもんであるということは、これはもう基本のスタンスとしては変わりません。ただ、各市町村、いろんな経営状況、経営方法があろうかと思います。そうした中で、今、局長が申し上げましたとおり、県水が7割であり、また県水145円の中には106円という資本費が含まれておる。この割合が73%でございます。そういったことから4分の3を入れさせていただいたと。ただ、今後の経営状況、また経営診断を受ける中で、いただける経営分析の結果によっては、また変更もあり得るかというふうには考えております。 971 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 972 ◯委員(井上充生君) ただ、何年か前にお聞きしたときに、自己水を増やしていきたいという水道局のその当時の答弁もあったわけなんです、昔ね。それははっきり覚えているんですよ。そういう中で、逆に県水が増えてきていると。それは自己水がもう無くなってきたというふうにとらえていいわけなのか、もう使わないようにしているという。 973 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 974 ◯水道局長(古川文男君) これは環境施策とも関連があると思うんですけども、今のコンクリートの多い生駒の状況から見れば、地下水というのは減っていってる傾向にございます。そのために、水道ビジョン等でも一つの切り口として環境という新たな切り口を設けてございます。つまり、水道局としては、トン当たり145円の高い県水は買いたくないというのは、これはもう持っています。だけども、そうすれば、やっぱり自己水は確保しやなあかん。自己水いうのは地下水である。地下水いう分については、やはり透水性舗装から土の中に染み込む施策と連携をとっていくというような新たな視点を持ってございますので、ビジョンを作成していく中で環境施策ともタイアップしながら、やはり水道局の立場でいけば、自己水をキープできるような施策として位置づけたいなと考えておりますので、またよろしくお願いいたします。 975 ◯委員長(下村晴意君) ほかに。中浦副委員長。 976 ◯副委員長(中浦新悟君) ちょっと数字も難しいし、考え方も難しいんですけど、先ほど局長がおっしゃられた6億円で回していったり、減価償却費に回すそのやり繰りの仕方、そういったものを、数字的な根拠を含めてしっかりとした計画を今出していただけないですか。 977 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 978 ◯水道局長(古川文男君) 今、水道ビジョンをこの3月末あるいはものすごいかかるかも分かりませんけど、策定を目指してございます。水道ビジョンには、一応、先ほどのご指摘の事項等もやっぱり入ってございます。それをやはり今後進めていく中で、今現在の財政の在り方も踏まえまして、整備計画と資金繰計画、これを当然つくっていく必要がございます。その資金繰計画をつくっていく中で今の考えておりますベース的な金額という分については、私が先ほど申しました金額をベースにしながら、できましたならば組んでいけたらと考えております。さかのぼってみて、今現在そういうような詳細な計画はございませんけども、もうちょっと待っていただいたならば、ちっとはできるということでございますので、その点よろしくお願いいたします。 979 ◯委員長(下村晴意君) 中浦副委員長。 980 ◯副委員長(中浦新悟君) さっきの下水じゃないですけど、上水値下げは市民にとっても有り難い話やとは思うんです。でも、将来的にそういった、何しろ計画もこれから考えるという。これから考えるというと語弊があるにしても、これから示していくという状態の段階で今回値下げして、本当に保てるのだろうかというような疑問、不安というのはちょっとまだぬぐえないなと。それをぬぐおうと思ったら、そういった計画を出していただいてからの方が有り難いなというふうな気持ちでは私は今います。これはちょっと意見として言っておきます。 981 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 982 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございますか。山田議員。 983 ◯委員外議員(山田正弘君) 値下げいうことなんですけど、20年度の純利益の2,647万8,000円の赤字予想になっているんです。20年度の予算、水道。それが赤字になるいうこと、それと先ほど委員さんからもいろんな質問があったんですけど、水道供給体制ということで、今、県から立米145円でお買いになっているということですね。そしたら、大滝ダムが完成したら大体立米何ぼぐらいの金額で向こうと話ができるという予想というのは持っておられますか。ちょっとお聞きいたします。  市長は先ほど、生駒は大口のあれやから、安うするということをおっしゃっていましたでしょう。そやけど、工事代はものすごくダム造るのにかかっていますし、工期も延長しているし、そう簡単にこちらの言う値段で分けてくれないと思うんですわ。それに関して予想、どうされてるかとお聞きしています。 984 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 985 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 確かに大滝ダム、年々長引いてきております。そうした中で、経費がかさんでおるというのは事実でございます。ただ、私どもが今回料金を算定させていただいた年度内には値上げはないというふうにはお聞きいたしております。ただ、今現行の単価が奈良県下単一価格145円になっております。この辺が、県の方も今度の料金体系の中では見直して、やはり大口需要家を安くというふうな形でとりたいような意向はお聞きしております。ただ、幾らになるかというのは未定ですけれども、早急な、145円よりも値下げもあり得るかなというふうには思っております。 986 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 987 ◯委員外議員(山田正弘君) 私はいろんなところから聞いたりしていると、190円ぐらいになるんじゃないかというようなことも、これは分かりませんですよ、まだ話も何もしていないんやから。そんなこと、断言しては言えませんけど、立米当たり190円ぐらいになるんじゃないかというようなこともちらっと聞いているんですわ。そうなると、今145円でしょう。ものすごい金額になるんですよ。そしたら、今、値下げ70円しても、将来すぐ値上げせんなんようになるおそれはありますよ。それについてどない思うてはるか。 988 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 989 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) その件につきましては、私どもも当委員会が始まる前の1週間前に県に確認いたしました。返事は、まだそういったものについてはお答えできない、未定であるというご返事でございました。 990 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 991 ◯委員外議員(山田正弘君) 145円かそのぐらいでなるように私も願っているんですけど。  そうしたら、次お聞きしますけど、人口の推移がだんだん高齢化社会になってくるし、水道の使用の量も落ちてきていますね。それやなのにそういういうことになってくるということは、収入減になってくるわけなんですけど。そういうことも考えての値下げということをされているのかということをお聞きしたいんです。それと、平成20年4月から値下げされましたね。それでは大体年間7,000万円、それと21年度の値下げ、料金値下げの予定額は70円で、大体4,000万円、それと、先ほど市長もおっしゃっていましたけれど、節水器具やとか高齢化社会やとか自然減で大体私は3,000万から4,000万の減があるんじゃないかと思うんです。そしたら、毎年一億数千万円の減少となると思うんです。これは、まあ、分かりませんけど。そういうことがあるのに水道の値下げということが、ちょっと私は疑問に思うんですわ。値下げしてもらったら、そら、うれしいですよ。そやけど、3年間か4年か知らんけど値下げしていて、今度上げるいうときになったら、市民の人から反発がものすごうあると思いますよ。そやけど、先ほど局長が、老朽管が今40年の耐用年数たったやつは0とおっしゃっていますでしょう。それ、本当に0ですか。 992 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 993 ◯水道局長(古川文男君) 私のところは、これ、23年度まででというような形で期限を切ってございます。これは、まず考え方として、一番大きな考え方というのが、前回の値下げの分をやはりより適正化を図りたいという一つの見方がございました。それと、今こんだけ不況なときに、私たちの企業努力を、たとえ1円玉1枚でも還元できないだろうかと。そういう思いというのはやっぱり持ってございます。だから、今度値上げできないというんじゃなくして、今できる精一杯のことを、市民にもできることを、市民にやっぱり還元という言い方はおかしいかも分かりませんけども、だから、本来ならば、下水みたいに5年間のスパンで持ちたかったわけです。だけれども、3年しかよう持たなかったというのは、やはり怖いわけですね。値上げも怖いし何度も怖い。だから、3年でいったん切らせてほしいと。だけども、その3年間でやはりシミュレーションを組んでみたときには、やはり市民には迷惑はやっぱり及ぼさないだろうと。その中で企業努力としてやっぱりできるだけのことを市民の皆様に還元させてもらいたいと、今だからという思いが非常に強かったということでございますので、その点もよろしくお願いしたいと思います。 994 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 995 ◯委員外議員(山田正弘君) 老朽管の更新でも、ステージ1で21年から25年度、これは何をされるんですか。見直し、実施というここに、ビジョンに書いてあるんですけど、これはどういうことをされるんですか。 996 ◯委員長(下村晴意君) 分かりますでしょうか。 997 ◯委員外議員(山田正弘君) まあ、よろしいです。また教えてください。 998 ◯委員長(下村晴意君) よろしいですか。では、後でお願いいたします。 999 ◯委員外議員(山田正弘君) 水道の収益も、毎年、私、将来的に、来年も再来年もずっと赤字やと思うてるんですわ。これは私の予想ですよ。絶対赤字やと思うてます、私。今現在でもジャスコの谷田の、閉店しましたわね。あれ、1カ月100万ぐらいの収入があったんでしょう。あれもなくなりましたでしょう。将来またすぐ次の業者が入ってくるか分かりませんけど。イオンの登美ヶ丘でも客足は落ちていますでしょう。それも水道料金の減収になっているはずなんですわ。そやから、私が心配するのは、値下げしてもらうのは有り難くてうれしですよ。将来的なことを考えると、今、無理に値下げして、3年たったらまた値上げやというようなことにならんようにと思うて、今、発言させてもらってるんですわ。そやから、もうあんまり長いことしたら、また何したらかないませんので、もうしませんけど、そういうことで質問させてもらってますんで、それもよう考慮に入れてやっていただきたいと思います。 1000 ◯委員長(下村晴意君) 井上議員。 1001 ◯委員外議員(井上 清君) 今、水道の利用率が減ってきているようなことを言われたんで、ちょっとお聞きしたいんですけども、奈良県で去年から今年で5,700人の人口が減っているんですね、県下で。こういうような状況がこれからどんどん続いていく場合に、県の水道料金というのはどういうふうに変化していきそうだという予測をしたらいいでしょうか。教えてください。 1002 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 1003 ◯市長(山下 真君) ちょっとそれは分かりませんけど、通常の需給バランスの原理からすると、需要が減っていく、大滝ダムができれば一挙に供給が増えると。通常の市場原理からすれば、当然値段は安くないと買う人はいないだろうと思います。 1004 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。宮内議員。 1005 ◯委員外議員(宮内正厳君) 各委員さん並びに議員さんから水道会計あるいは料金に対する思慮深いご意見があったと私は思っとるんですけど。行政から、今、経済情勢、またあるいは、市民の暮らしが大変なときにこういう施策を打ち出すんだという、ある意味じゃ適切な私は判断ではないかと。やっぱり人間が生活する上で一番大事な水、その水の料金を引き下げると。中でも、去年値下げされましたですね。それも大いに大歓迎。特に今回やられるのは基本料金の部分なんですね。この部分が値下げされるというのは、やはり市民が一番、前回もそうだったんだけども、それに増した形で大歓迎をされているんではないかなということで。山下市長の、ある意味では英断だと私は高く評価したいと考えているところです。より一層改善にその手腕を生かしていただいたら有り難いと、そういうことを意見として言っておきますので。それだけ。(発言する者多し) 1006 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 1007 ◯委員外議員(樋口清士君) 2点だけちょっと質問させてください。  1つ目なんですけど、先ほど来、今回の値下げというのは前回の値下げのフォローであると。公平性を確保するための値下げであると。この辺りの説明をちょっとお願いできますか。なぜ公平性を担保するために今回値下げをするのかと、ちょっと詳しく。 1008 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1009 ◯水道局長(古川文男君) 前回の従量料金の方は2.2%の値下げということで、それは従量料金でございますので、基本水量以上の方だけが該当だったと。つまり、0から8トン未満の方は、やはりそれはすべて基本料金の世界になってきますので、前回の値下げでは8トン以上の方が2.2%の値下げがあったと。そういったことで、やはり適正な料金体制というような体系を見直す中で、やはり偏った見直しよりも、全体に従量料金と基本料金をセットにして見直すというのがやはり適正な料金体系ではなかろうかというような考え方に立ったということでございます。 1010 ◯委員長(下村晴意君) 樋口議員。 1011 ◯委員外議員(樋口清士君) 分かりました。去年の3月定例、第一段階の値下げに賛成をしたという立場から言えば、料金体系を適正につくり上げていくということのためには今回の値下げは必要なんだろうと思うんですが、ただ、1点ちょっと疑問に思いますのは、昨年3月の定例会、委員会の中で、水道料金の値下げ案が提出されたときに、維持管理費については問題ないかということを質問されて、そのときに年間2億円のペースで維持管理をやっていけば大丈夫ですということで、その段階ではまだ水道ビジョンが出ていなくて、どのペースでやっていけば間に合うのかというのはこちらも情報がないままにその言葉を信じて賛成をしたということがあります。ただ、水道ビジョンは、やっぱり見ていますと、先ほど40年という耐用年数に対してというお話があって、いろいろ数字が出ていたんですけれども、延命措置を講じながら55年の耐用年数に引き延ばしていくと。それでも、年間1.8%の更新をやっていかなければならない。今の維持管理の金額をベースに考えますと、やっぱりそれをすべて変えようと、1.8%を達成しようとすると、年間やっぱり15億前後のお金がかかってくると。収入としては6億から7億、年間ありますよと。どうしてもそこに足りないお金というのが見えてくるんです。確かにおっしゃるように、関係者のおる事業なので、1.8%という数字を挙げても、なかなかそれを達成することは難しいということなんですけども、ただ、水道管の老朽化は着々と進んでいくわけで、やらなければ、その問題は先に送っているだけの話になると。そうすると、どうもお金のストックというのはある程度つくっておかないと、いざというときに間に合わない状況が出てくるんじゃないかなと。今できなくても、今実施できなくても、将来的には実施しなければならない、何らかの方法で。そのためのお金というのを一定ストックしておかなければならない。そういった事情の中で、値下げをするというのがどうもやっぱり非常に疑問に思うところなんです。  先ほどそういった事情があるけれども、今後、資金繰り、あるいは年間どれだけの事業をやっていかなければならないのかということを一定、水道ビジョンをベースに考えていきますという話だったんですが、ただ、その前提になっているのが、今さっき局長がおっしゃっていた6億、7億をベースに事業を進めていくという話でしたよね。それを基に資金繰りなりを考えていくと。ここが問題があるんじゃないかと。要は、長期的にはどうもお金は足りなさそうだと。で、今の進ちょく状況を踏襲していくと、どうも間に合いそうにないということを前提に置きながら、5年なのか10年なのか分かりませんけども、事業計画とか資金繰りの計画を作るということになると、将来の話が全く見えないままと言うか、将来に送られた問題が見えないままにそういう計画を立てますというのとどうも同じように聞こえるんです。だから、何が言いたいかというと、少し長期的な視点に立った事業計画あるいは計画という言葉が似合わなければビジョンでも構想でも結構ですけれども、それとそれに対したざくっとした資金繰りの計画、構想と言うか、見込みですね、そういうものを持ちながら計画を立てていかないと、なかなか将来的に安全なものになっていかないんじゃないかと思うんですが、この辺りの考え方はどのように思われますか。 1012 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 1013 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) まず第1点、現金の持っていることと水道料金の値下げの関係でございます。これは、基本的には企業会計の中では関係ないといえば関係ないし、またあると言えばあるわけなんですけれども、水道料金というのは、あくまでも適正な給水原価に基づいて料金を定めるというふうになっております。ですから、この部分については現金の保有高とは別問題かなととらまえておるところでございます。  そして、先ほどご指摘いただきましたように、仮の話、55年1.8%といたしますと、年間やっぱり十一、二億のお金というものが必要になってこようかと思います。そうした中で、毎年、減価償却費で膨らんでいくのが6億、そしたら後の残、五、六億、資金ショートするじゃないかというご指摘であろうかと思います。そうした場合、今の私どもが抱えております内部留保資金、36億から37億あるわけなんですけれども、それではちょっと不安であろうと。こういったことになるわけなんですけれども、奈良県下の状況を見まして、例えば現金と現在の借金である企業債、こちらを差引きいたしまして、これを純計いたした実際の現金保有高、これを比較いたしますと、プラスに要因が出ておるのが奈良県下では4市、ほかはすべて借金財政で運営がなされているというのが実態でございます。そうした場合、じゃあ、現金がいかほどあれば一番適切なのかというふうなことになっていくかと思いますけれども、奈良県におきましては、郡山、生駒というのは非常に他市町村に比べたら非常に裕福なことでございます。今度は、先ほど申し上げましたように、幾ら持っていればいいのかという部分につきましては、まだ水道ビジョン、議会の方にお示しをする中できちんとした年次計画的な事業が定まっていないというご指摘も受けましたので、その辺につきましては次回、そういったビジョンも併せました中で、明らかにさせていただけたらと思っています。 1014 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1015 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第30号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1016 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第30号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1017 ◯委員長(下村晴意君) 最後に、(11)議案第11号、平成21年度生駒市水道事業会計予算を議題といたします。  それでは、所管の部長から説明を受けます。古川水道局長。 1018 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第11号、平成21年度生駒市水道事業会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  別冊となっております平成21年度生駒市水道事業会計予算書をお願いしたいと思います。こういうやつです。  まず、1ページをお願いいたします。  業務の予定量でございます。(1)の給水戸数は4万5,000戸でございます。(2)の年間総排水量につきましては、昨年度より39万トン減少の1,311万立方メートルを予定させていただいております。また、(4)の1日最大排水量につきましては、夏の一時的な使用料の増加などにも対応できるよう4万7,000立方メートルを見込んでおります。次に、(5)の主要な事業でございます。まず、アの新設改良事業でございます。本年度は、新規事業といたしまして、配水池の耐震診断業務を計画的に行うとともに、配水管布設工事、配水管布設替工事を始め、公共工事に伴います水道管の移設工事を予定しております。次に、イの排水施設整備事業といたしましては、公共工事の河川改修などに伴います配水管の移設工事を予定しております。次に、また、ウの山崎浄水場ろ過設備改良工事につきましては、継続事業で進めておりますろ過設備の更新を図るものでございます。次に、エの固定資産購入費につきましては、水道メーターを始め、移動用水中ポンプなどの購入を予定いたしてございます。
     次に、2ページをお願いいたします。  第3条といたしまして、収益的収入及び支出、第4条の資本的収入及び支出の各予算の予定額につきましては、5ページ以降でございます水道事業会計予算の実施計画のところでご説明をさせていただきますので、その点よろしくお願いしたいと思います。次に、第5条の一時借入金、また第6条の予定支出の各項の経費の金額の流用、第7条の議会の議決を得なければ流用することのできない経費、第8条のたな卸資産購入限度額につきましては、項目や限度額を定めさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、5ページをお願いいたします。  平成21年度生駒市水道事業会計予算実施計画でございます。まず、1の収益的収入及び支出でございます。款1の事業収入につきましては、総額で前年度と比較し1.6%減の29億767万6,000円を予定させていただいております。事業収益の内訳でございます。項1の営業収益のうち、目1、給水収益は水道料金でございまして、27億2,000万円を予定しております。次に、項2の営業外収益につきましては、目1の受取利息といたしまして預金利息などで2,117万6,000円、目2の給水分担金といたしまして収益的収入に給水分担金総額の4分の3を組み入れさせていただき、1億1,777万9,000円を予定しております。  次に、支出でございます。款1、事業費用は、総額29億767万6,000円を予定させていただいております。まず、項1の営業費用でございます。目1の原水及び浄水費につきましては、主に各施設の設備機器及び浄水場設備の運転管理業務の委託料を始め、次のページにございます動力費などを予定するとともに、受水費といたしまして、奈良県営水道から購入する水道水の費用12億9,426万5,000円を合わせまして、16億8,703万8,000円を予定しております。次に、目2の配水及び給水費につきましては、漏水調査に要する経費を始め、配水管の維持管理に要する経費といたしまして修繕費7,419万円、路面復旧費4,455万円などの経費を合わせまして、3億3,918万円を予定しております。次に、目3の受託工事費につきましては、消火栓の修繕などに要する経費といたしまして994万4,000円を予定いたしてございます。次に、目4の総係費につきましては、主に水道料金を徴収するための検針を始め、その他営業活動に要する経費といたしまして2億3,562万7,000円を予定しております。  次に、7ページでございます。  目5の減価償却費につきましては、5億2,510万9,000円を予定しております。  続きまして、8ページをお願いします。  2の資本的収入及び支出でございます。款1の資本的収入につきましては、総額で1億4,297万5,000円を予定させていただいております。内訳でございます。項1の寄附金といたしましては、これは宅地開発などに伴う施設整備協力金で997万5,000円、項2の納付金につきましては、下水道工事による配水管の移設工事などに伴います納付金といたしまして9,183万6,000円を予定しております。次に、項3の負担金につきましては、他会計負担金といたしまして、消火栓の新設改良に伴う負担金190万4,000円を予定いたしております。次に、項4の分担金につきましては、給水分担金の総収入の4分の1相当額といたしまして3,926万円を予定しております。  続きまして、支出でございます。款1の資本的支出につきましては、総額で17億8,484万8,000円を予定させていただいております。まず、項1の建設改良費につきましては、本年度の主要な事業でご説明をさせていただきました事業予算でございます。まず、新設改良費といたしまして3億8,536万5,000円、配水施設費といたしまして313万6,000円、山崎浄水場ろ過設備改良工事費といたしまして4億1,511万6,000円、固定資産購入費といたしまして2,045万3,000円を予定しております。  次に、9ページをお願いいたします。  項2の企業債償還金でございます。本年度も引き続きまして、公的資金補償金免除繰上償還を予定しており、通常の償還元金と合わせ1億1,077万8,000円を予定しております。次に、項3の出資金返還金でございます。出資金の返還金につきましては、水道事業会計の財政的基盤の充実を図るため、過去に出資をしていただいておりました出資金を水道事業の内部に留保されております損益勘定留保資金が順調に蓄積され、また、過去に借り入れました企業債を繰上償還で返還するなど、財政的に安定していることから一般会計に返還をするため、8億3,000万円を予定しております。次に、項4の予備費につきましては、2,000万円でございます。  なお、10ページ以降につきましては、水道事業会計の資金計画などでございますので、ご清覧承りますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 1019 ◯委員長(下村晴意君) 説明は終わりました。  本案についてこれより委員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。井上委員。 1020 ◯委員(井上充生君) 先ほどからこの生駒市水道ビジョンについていろいろ議論されているわけなんですけども、この計画目標年度を平成30年とし、平成21年から30年度の10年間で行うべき方策について定めますと。目先の10年についてのビジョンなんですけども、これに伴う財政計画というのはどういうふうになっているのか。 1021 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1022 ◯水道局長(古川文男君) 私が先ほどの議案のとこで答弁させていただいたように、まず大きな2つの流れを持ってございます。1つは、管路の新設改良等の事業については減価償却費をもって、また施設の分についてはあくまでも内部留保資金、つまり、10年間という分については、主だった管路は今現在は延命以外に、延命を横に置いとけばございません。つまり、現在、手持ち資金36億の中で、10年間に行う施設の改良というのは、一番の大きなものがろ過施設の改良工事、これが11億2,500万円でございます。後は、もし大きなものがあるとすれば、あそこのポンプ場の改修、4億か5億ぐらい。それで、耐震の今調査をやっていきますけども、そういったお金が必要じゃないかなと。その分についても、この36億の、簡単に言えば内部留保資金をもって十二分に資金繰りは可能と判断をさせていただいたところでございます。以上でございます。 1023 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1024 ◯委員(井上充生君) 延命において55年というふうに先ほどから言われているんですけれども、例えば、この管路の老朽度のところで見ると、平成30年度には、昭和53年度以前に整備された管路が整備後40年を経過するため、経年化管路率は34%、急激に増加すると。すなわち、10年後には、その34%が40年を越えた老朽管になるということでしょう。今が年に0.25%改修を行っていると。で、これ、100%先ほどしたら、600億強やと。これ、34%にすると、200億強のが10年間で要るという計算になりますよね。 1025 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1026 ◯水道局長(古川文男君) 計算上そういうふうになります。 1027 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1028 ◯委員(井上充生君) 計算上そうなったら、どうするんですか。 1029 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1030 ◯水道局長(古川文男君) 先ほども申しているように、例えば10年先には34%の管が一遍に悪くなるというような形で書いてございます。その取扱いについて、やはりこれからビジョンがございますので、それを踏まえまして詳細なる資金繰りあるいは整備計画をつくらせてもらったらどうかなという形で思っております。ただ、最初に言いました考え方というのは、管路というのは定常的にそれをやっていかなあかんと。施設については、そのとき一遍にお金が要る。つまり、一遍にお金が要る分については、内部留保資金を中心的に物を考えていく。経常的に要る分については、減価償却費相当額をもってそれをやっぱり回していく。その考え方は、今でもまだ踏襲やってございます。 1031 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1032 ◯委員(井上充生君) ちょっと待って。34%が663キロ。その34%が40年を越すわけでしょう。これは事実なんですよね。今現在0.25%ということは、10年後に2.5%しかその改修ができていないと。計算上なんですけどね。残りの30%という、その辺がどうしても。 1033 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1034 ◯水道局長(古川文男君) すみません。説明不足で申し訳ございません。平成19年、20年までは、2億規模で、0.25%のスピードで来させてもらっていると。それで、平成21年度予算では3億8,000万円、先ほど説明させていただいたように、3億8,000万でございます。これが0.6%ぐらいのスピード。それでもまだまだ追いついていきません。だけども、やはり、先ほど言いましたように、やっぱり掘っていって工事をする分ですので、私どもも未知の世界にまだ入っていきます。その分もある程度考えさせてもらいたいなと。つまり、やっていかなあかんという気持ちはあるんですけども、何分そこも考えながら平成21年度中にはそういういふうな整備計画あるいは資金繰計画をつくらせてもらえたらと考えておりますので、その点、何分よろしくお願いします。 1035 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1036 ◯委員(井上充生君) よく分かるんですよ。来年度から0.6%、0.25から0.6に上げると。これでも普通でいけば、10年間でこれをやろうと思ったら、3.4%やっていかないといけないという。言われていることは分かるんですけども、余りにも差が激しいんで、どうもそれが理解できないと。急激なものに対しては、先ほどあった課長の話の中で、今、不安はあるけども、そのときには生駒市は優良会計でやっているから起債もということも含めて答弁をされたんですけれども。また起債をやるとなると、また資本的な方に多い目に渡さないといけないという。じゃ、今やっていることは何だというふうにもなりかねないと。  で、このビジョンの中には、いいこといっぱいあるんですよね。ソーラーをするとか、ね。それ以外にも、一番冒頭に、地震対策に万全を期す必要があると。これに、例えば有事のときの担保もしとかないといけないと。こういったときに、今、三十数億のお金というのが果たしてそれでもいけるのかなという気が率直にしています。市長は潤沢、潤沢と言われるんですけれども、こういうビジョンを見せられて、じゃ、その金額はどうだと言われたら、はっきり言って不安なんです。で、今回、出資金8億3,000万を戻すと、こっちの方に戻すというんですけども、この8億3,000万、財政基盤安定のためにというんですけども、普通だったら、それ、大まかに考えたら、8億とか10億とか、きちっとした数字なんですけど、この8億3,000万というのはどういうふうに試算されて8億3,000万になったんですか。 1037 ◯委員長(下村晴意君) 大西財政課長。 1038 ◯財政課長(大西清隆君) 水道事業に過去に出資したお金が8億7,500万でございます。そのうち、第5次拡張事業ということで昭和63年度に出させていただいたお金が8億円でございます。後残りの7,500万につきまして、平成9年から13年度まで1,500万円ずつ出資しております。それで、合計8億7,500万円になるわけなんですけども、平成10年度、11年度、12年度に出資させていただいた1,500万円ずつ、それは4,500万になるんですけども、その4,500万円につきましては、出資する際に市がその出資金の財源として出資債、起債をしております。その償還につきまして、地方交付税の基準財政需要額に償還元金の利子が今も算入されておりますので、それを返してもらうとなると、地方交付税の関係でちょっとまたややこしくなることも考えられますので、その4,500万円を引いた8億3,000万円を返していただきたいということ。 1039 ◯委員(井上充生君) もう、そんな細かいことはいいです。 1040 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1041 ◯委員(井上充生君) ちょっとこれ、聞いたんですけども、当時、高山で水銀が出たと。そのときに、高山はその当時は区域外だと。普通は水道を引くときには協力金なりをもらって、それをもとに引くわけなんですけれども、もう高山というのはそんなところじゃなかったですから。挟戸の辺だったと思うんです、飲み水、井戸水で水銀が出たと。そのときに、事業、水道をしていくのに、市の方から8億、名目は出資金だけど、それの事業費として出したということも聞いているんです。もしそれであるならば、それから以後に高山は水道を引いて事業が行われたわけですから、そのときに出した目的は達成したことになり、これは出資金にはならないというふうにも考えられるわけなんです。それについてはどうなんですか。 1042 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1043 ◯水道局長(古川文男君) 昭和63年に8億円を出資を受けたわけでございます。その当時は、今、委員さんがご指摘のあったように、第5次拡張事業、つまり高山の水銀、ちょうど狭戸ですか、ああいった地域も含めましてあそこの水銀対策ということで、あそこのエリアに井戸を掘らせていただいて給水区域に入れていこうという計画があったということは聞いてございます。その事業費をどういうような形で捻出やっていくのかということで、それは一般政策的な考え方もあるということで、一般会計の方から8億円の出資を受けたというのが流れと違うかなと思ってございます。  今、委員さんがご指摘のように、その事業が終わったので、その出資のお金を全部使うたと。だから、使うたもんやから返せないという考え方でございますけども、今、私が冒頭に説明やったんは、出資を受けたという分については、それはあくまでも第5次拡張事業に基づく財政基盤の強化ということで出資を受けましたけども、それがやっぱり10年たったら、清算をしやなあかんわけです。事業ですので。清算をやったならば、出資を受けている金額以上のお金を持っとったというようなのが63年から10年たっていたという分やったかな。特にこうあったわけですよ。本来ならば、そのときにやっぱり一定手続き、返すという手続きもあったかと思うんですけれども、それがずるずるということで今日まで来ているというのが、私が知り得る状況やということです。 1044 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1045 ◯委員(井上充生君) 今回、水道局の方で出資金という扱いで市の方に戻すということを今出されているんですから、そういう考え方になるとは思うんですけども、当時出したその金額の目的はそこできちっと果たされたと。今回あるのは、また別の名目のものだと。これは考え方でいろいろあると思います。したがって、前回のときにはこのビジョンがなかって、このビジョンが出てきた以上は、やはりこの8億3,000万を今、市の方に戻すというのはどうも理解ができない。それだけを言っときます。 1046 ◯委員長(下村晴意君) 中谷委員。 1047 ◯委員(中谷尚敬君) この議案11号の性格上、今日ここで否決するわけにはいきません。そやから、賛成はしますけれど、最終本会議で、今問題になっている8億3,000万のことも含めて、議案30号のときにも資金が不足してくるんじゃないかとかいろんなことがありましたんで、私は修正案を出させてもらいますので、よろしくお願いいたします。 1048 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1049 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございますか。山田議員。 1050 ◯委員外議員(山田正弘君) ちょっと1点だけお聞きいたします。  下水道使用料の徴収受託料。下水道使用料の徴収受託料等ということで、収入で21年度2,305万5,000円入っていますでしょう。それの内訳、事務費が何ぼで人件費が何ぼということを教えていただけますか。 1051 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 1052 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) まず、下水道受託料につきましては、徴収に当たりまして、上下水道1本のメーターで検針しておるということから、二重投資を防ぐために、昭和60年より下水道の方から委託を受けて今日までやってきたわけでございます。一番当初、60年度につきましては、調定額の6.6%をいただいておりました。その後、見直しの中で、平成13年度以降につきましては5.5%、そして今回は3.2%になったわけでございます。大幅に下がった原因といたしましては、検針業務及び水道メーターの取替業務などにつきまして入札を行い、それを長期継続契約に切り替えたがために大幅に単価が下がったこと、また営業関係の担当職員を正職ではなく臨時職員に切り替えて対応させたことが主な原因でございます。 1053 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 1054 ◯委員外議員(山田正弘君) 私が聞いてるのは、事務費が何ぼかかるか、人件費が何ぼかかるかということを聞いてるんですよ。下水道の計量、水量を決定せなあきませんでしょう。使用料の計算、納付書作成、送付、使用料の徴収とか、いろんな業務がありますでしょう。それに対しての事務費は何ぼ、人件費は何ぼということを聞いてるんですよ。 1055 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 1056 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 営業係に係るところの全般の支出額といたしましては、1億3,063万円でございます。それにそれぞれの上下水の調定件数等で割り戻した金額ということで、受託料が決まったわけでございます。 1057 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 1058 ◯委員外議員(山田正弘君) 去年は収入で3,734万5,000円、今年は2,305万5,000円、38%の減になっているわけです。これは、例えば下水道の徴収を水道局が代理でやっているんやから、案分とかいろんなあれがあるんちゃいますの。仕事をほとんどやってるんやから。それ、何で38%も減になっているんかということです。 1059 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1060 ◯水道局長(古川文男君) この決め方が、電算処理でございますので、人件費とか委託金はほとんど変わらないんです。だけれども、決め方が調定金額の5.5%とかこういうような決め方をやっておったわけです。だから、下水道の調定金額の5.5%というのは、下水道というのは、先ほどの話じゃないですけども、毎年増えていくわけですね、量がどんどん。つまり、5.5%という決め方は、毎年毎年、事務費、人件費が変わらないにもかかわらず、委託料だけがどんどん増えてくるんです。つまり、調定額の5.5%、調定額というのは年々増えてきます。その5.5%というのは、金額だけが何ぼでも増えてくるんです。事務費はほとんど変わらないのに金額が増えるというのはおかしいから、だから例えば5年に1回あるいは3年に1回見直しいうのが必要になってきます。それを見直したために、たまたま今、議員さんがおっしゃっているような形で2,200万円が1,300万円下がったと、38%も下がったというような形になりますけども、本来の決め方がそういうような決め方をもって契約やってございますので、そういうような見直しの時期に来れば、ぼんと下がるということがあるということだけ、またよろしくお願いしたいと思います。 1061 ◯委員長(下村晴意君) 山田議員。 1062 ◯委員外議員(山田正弘君) 別会計やから、何も水道の方が下水道の方に利便を図ることは、私はないと思うてるわけ。そやから、何で下がってるんかということを聞いて。下水道の仕事をやったってるんやから、何も値段を負ける必要はないんじゃないかと思ってたわけです。だんだん赤字になってくるのに、何でそういうことをするんかなという、そういう疑問があったんでお聞きしたんです。もう結構です。 1063 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。白本議員。 1064 ◯委員外議員(白本和久君) 1つだけすみません。今年度予算で、水が39万トン、前年比、総配水量が少なくなるという予想なんですけども、県からの受水費は12億9,400万になると思うんですけども、19年度決算から見たら、どのぐらいこの受水費というのは変わっているんですか。それだけ教えてほしいんですけど。 1065 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 1066 ◯委員外議員(白本和久君) 教えてほしいだけですので。受水費は、19年度決算書では12億4,954万ですか。僕、見方が間違うてるのかな。そうそう、12億4,954万で、水が減っているにもかかわらず、県水にお金を払うのが増えてるというのがどういうことか教えてほしいんで。普通は、水は減ってるんやから、県水も減るねんから、お金を払うのは減ると思うんやけど、これについて教えてほしいということです。僕の見方が間違うてるか教えてほしい。(「発言する者多し」) 1067 ◯委員長(下村晴意君) 質問の意味が分かりました。古川局長。 1068 ◯水道局長(古川文男君) ちょっと打合せやってましたんで、すみません。要は、県水と自己水の比率が一緒でしたならば、議員さんのご指摘のように減ればこっちも減ります。だけども、県水と自己水の比率というのがやっぱり今のところちょっとやっぱり県水の方が増えるんではないかなという思いがございます。その思いがある分だけ、だから、全体の分が減るんですけども、金額は一緒。つまり、県水の比率が若干ちょっとだけ見やしてもろうてるというような中身になっております。 1069 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 1070 ◯委員外議員(白本和久君) そしたら、県水の比率が高くなるから、その分が水の来年度見込みの39万トン減るねんけども、金額は、県に金払うやつは19年度よりも5,000万ぐらい増えると、そういう意味ですか。 1071 ◯委員長(下村晴意君) 古川局長。 1072 ◯水道局長(古川文男君) ご指摘のとおりです。39万トン減りますけども、県水の方がやっぱりそれだけのものがやっぱり増える可能性があるというような思いです。 1073 ◯委員長(下村晴意君) 白本議員。 1074 ◯委員外議員(白本和久君) それで結構です。 1075 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。角田議員。 1076 ◯委員外議員(角田晃一君) 簡単に1つだけ教えてください。この5ページの目1、給水収益。これは水道料金というご説明があって、前年対比で1億3,000万ほど増えております。水道料金であるならば、これは料金は下がっているわけですから、後考えられるのは、人口増と言いますか、世帯数の増加であるのかなと思います。もしそうであるならば、その根拠をちょっと教えてください。給水収益を言ってるんだよ。もう一度言いましょうか。 1077 ◯委員長(下村晴意君) 質問は分かっているそうです。(発言する者あり)分かりましたか。北側次長。 1078 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 今のは給水収益が減っているということですね。 1079 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員、そしたら、もう一度。角田議員。 1080 ◯委員外議員(角田晃一君) 20年度決算では、25億9,047万6,000円、今年度の予算では27億2,000万だということですよね、給水収益は。20年度決算の。16ページですね。いやいや、一応見込みとして、添付されているから。16ページに。この比較を。 1081 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 1082 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 分かりました。申し訳ございません。片一方は予算、21年度は予算で、20年度の方は損益計算書を言っておられるということでいいんですね。私、予算と予算かなと思いましたもので。損益計算書ということですね。損益計算書の方は税が入っておりません。予算の方は税込みの予算ということですので。 1083 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 1084 ◯委員外議員(角田晃一君) 税込みのね。分かりました。 1085 ◯委員長(下村晴意君) 角田議員。 1086 ◯委員外議員(角田晃一君) それと、関連するのかどうかちょっとよく分からないんですけども。7ページの目2、営業外費用、項2の営業外費用の1が支払利息で、2番目に消費税及び地方消費税がこの21年度の実施計画書では計上されていると。ところが、先ほどの16ページの20年度の損益計算書では、この4番目の営業外費用の支払利息だけでありまして、これも同じ理由ですか。そういう理解でいいですね。 1087 ◯委員長(下村晴意君) 北側次長。 1088 ◯水道局次長兼総務課長(北側義恭君) 今の7ページの方の営業外費用、2消費税及び地方消費税で4,366万4,000円計上されております。これは、水道料金はお客様から税込みでいただきます。そして、私どもが発注する工事請負費の中には当然ながら税を付けて業者にお支払いすると。これの差額が納税額ということでございます。つきましては、この4,366万4,000円は税額計算した後の税務署へ納める金額であるということでございます。  そして、損益計算書の方は、この消費税額が乗っておりません。これは、あくまでも損益計算書は生駒市水道事業の損益計算書でございます。消費税はあくまでも国税で、預かり金ということでございますので、損益計算書には反映されないということでございます。 1089 ◯委員外議員(角田晃一君) 了解です。 1090 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1091 ◯委員長(下村晴意君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第11号ついては、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり)
    1092 ◯委員長(下村晴意君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第11号については原案のとおり可決いたすことに決しました。  以上で、本会議から付託された案件の審査はすべて終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1093 ◯委員長(下村晴意君) 2調査事項、(1)廃食用油のリサイクル(地球温暖化対策)についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、お手元に配布しております資料を議長に提出し、当委員会の調査結果報告といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 1094 ◯委員長(下村晴意君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配布しております資料を議長に提出いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1095 ◯委員長(下村晴意君) 続きまして、その他でございますが、本件については当委員会の所管事項について委員の発言を受けます。  井上委員。 1096 ◯委員(井上充生君) もう既にご存じだと思いますけども、四條畷と交野市のごみ焼却場の件なんですけれども、地元の北部の11自治会が抗議を申し入れたことはご存じだと思います。1月の終わりごろにようやく四條畷市のホールで説明会がありました。地元から会場が満杯になるぐらいの人が集まって、実際にそこでは何も進まなかったんですけれども、ただ、それだけの多くの方が悲壮感を持って集まっておられるのに、市としてだれも来られていないと。今後この件に関して、説明も、こちらから要求して初めて説明会を持たれたと。その間にも環境アセスの組合議会でもう可決してしまっていると。全く生駒の市民が無視されたような形で今日まで来ているわけなんです。今後こういった事態のときに、市としてはこのことに関してどういうふうに考えておられるのか、とらえられておられるのか、そのまず見解をお聞かせいただきたいと思います。 1097 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 1098 ◯生活環境部長(清家 衛君) 1月19日だったと思うんですが、そのときの説明会の日程調整とか事前の協議はこちらの方でずっとさせていただいておりました。ただ、説明会当日に我々が行かせてもらっていいものなのかどうなのかというとこら辺で、少し私自身、疑問がございました。と言いますのは、いろんな形で我々の方にいろいろご質問が出たときに、答えようによりましたら地元の方に対してご不快なお話をさせていただかなあかん場合もあると思うんです。また、場合によっては、四條畷の方の方にそういうことを印象付けるような話をしていかないかん場合があるんではないかと。というような形で、今回は欠席をさせていただいたということなんですけれども、ただ、いろいろそれ以後お話を聞かせていただいて、当時の説明会の中身なんかを聞かせていただいたときに、やはり地元の思いというものも含めて、直接聞かせていただいた方が良かったのかなというような形でも今思っているところでございます。 1099 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1100 ◯委員(井上充生君) 生駒市の担当部長でしょう。市長に来ていただきたいとは全然思っていないです、そういう場所に。11自治会ですよ。生駒市の環境アセスまでの在り方、土地の取得からずっとこれまでの経緯の中で、きちっと行政として相手側はやってきたんなら、それはそれで今、清家部長の言われることは分かります。全く生駒の住民が無視されてきた経緯があるんです。相手側の顔色を見てどうするんですか。行政としてごみ焼却場が要るというのは、だれかて分かってますよ。だけど、今の場合は全然違うでしょう、そういうことと。 1101 ◯委員長(下村晴意君) 清家生活環境部長。 1102 ◯生活環境部長(清家 衛君) 去年の11月でしたか、初めて四條畷、交野の方からこういうことを計画しておるというふうな話が我々の方にございました。それ以前は、我々の方にも全く何の情報も入ってきておらなかったというのが事実でございます。それをいただいてすぐに、とにかく地元と我々が情報を共有せんといかんのじゃないかということで、地元の方にすぐに、こういうお話がございましたという話をするとともに、四條畷あるいは交野、また施設組合の方に対しまして、よくよく地元へご説明をしていただいて、地元のご理解と協力を得ながら進めてくださいということは強く行政としても申し入れてきたところでございます。 1103 ◯委員長(下村晴意君) 井上委員。 1104 ◯委員(井上充生君) もう皆さんお疲れなので、もうこれ以上このことについてはあれなんですけども、4月にもう一度また説明会が開かれるようなんです。当日は、相手方も資料も何も持って来られず、口だけの説明をしようとされたんで、とんでもない話じゃないかということで、ある意味お流れの状態になってしまったんです。今、部長の話でも、唐突に申入れを受けたと。これはやっぱり、部長もこれは行政としておかしいということをそこで思われたわけなんですよ。そうでしょう、今の答弁でいうと。やっぱりそういうようなときには、きちっとそれはしてほしいということを相手側に言っていただかないと。行政として、例えばごみ焼却場を造ったらだめだとか、そんなことを言えとか言っているんじゃないんですよ。地元住民が困っていると、もし何かあって、環境で困っているときに相談が来るとなれば、やっぱり自分ところの役所なんですよ。その役所の方が説明会の事情も知らないというのではいかがなもんなのかなということを言いたいんです。 1105 ◯委員長(下村晴意君) 山下市長。 1106 ◯市長(山下 真君) 委員の言うことはごもっともだと思います。その説明会について本市の職員を派遣すべきかどうかにつきまして、ちょっと特段私と部長との間で全く協議がなく、私の方も指導不足の点があったと思いますので、今後11自治会の思いを真摯に受け止めて、当然おっしゃるとおり、どういう説明をするかということを聞いておくべきだとは思いますので、おっしゃるとおり今後は11自治会の市民の皆様の気持ちに沿うような形で市として対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 1107 ◯委員長(下村晴意君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 1108 ◯委員長(下村晴意君) ほかにないようでございますので、これにて環境文教委員会を終わります。              午後6時42分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               環境文教委員会委員長   下  村  晴  意 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....